ファミリーミュージカル ココスマイル7〜夏色のマイソング〜2014

N組M組ともに満足度
公演時期 2014年8月15日→24日
会場 吉祥寺シアター
構成・演出・音楽 桝川譲治
脚本・作詞 田村綾子
振付 羽永共子/かとうゆみこ、他

あらすじ
大人たちが企てた冒険の旅。
向かうは「夢がかなう島」
ココと少女たちの思いを乗せ、
船はある島へと辿り着く・・・
観劇感想
ジョーズカンパニーとして20年目、
初演のココスマイルから16年目、
前回のココスマイルから4年目、
そして、ココシリーズ、待望の新作。
いろいろ思いが駆けめぐります。

ちなみに私の場合ですと、
1995年の「Call me Dancer〜時のはざまで〜」 を観てます。

ココスマイル初演は観られなかったのですが、
次のココスマイル(再演)は観劇。
今回出演していた、長谷川桃、宮沢なおも。
今でも鮮明に記憶に残っています。

新しいココスマイル(2010年)で復活をし、
これから新しいシリーズが作られるか?と思っていたのですが、
あの大震災の影響でいろいろと・・・
そしてようやくの新作。
楽しみにしないわけがありません。

今回は公演場所を吉祥寺シアターへ。
私の想像ながら、かなり頑張ったと思います。
今までは小劇場の箱。
そこを吉祥寺シアター。

別件ながら、
ココスマイル新聞。
ココスマイル(2010年)にも復活してましたが、
今回も本当によくできています。
特に4コママンガ。
「ハナが高くなりたーい!」
これ描いた人は天才。
この笑いのセンス、なかなかない。
シュールだ。
私は大好き。

本編。
両組1回ずつのみ観劇。

素直に「ココスマ、楽しい〜!」って思いました。
私は超変人で、ドス黒いすさんだ闇を抱え、
あらゆる事象に懐疑的、批判的に物事を考える人間。
ひとつの情報を純粋に素直に受け止めることができず、
あらゆる角度から思考してまう。

であるからこそ、ココの仕種、発言、行動には心洗われる。
「ココ・スマイル」だもの。
ココの笑顔が偽物とわかったら、その時点で舞台が成立しない。
今回の両ココともに笑顔が素晴らしい。
純粋で、すごく素直。
これだけで成功。
ドス黒い私が言うんだから、間違いない。

社会派、現実的な路線もいいけれど、
不確定要素のココがいる、
少しファンタジックな作品は観ていて楽しいもの。
社会的な舞台、特にメッセージ性も無い舞台、
エンターテイメントの舞台、いろいろと観ていますが、
ファミリーミュージカルと銘打つと、
やっぱりエンターテイメントをメインに考えてしまいます。
私としては。
その楽しさの部分の中に、
リアリティがある、深刻な部分を組み込んでいます。
(自分が住んでいた場所)のお話しを入れてきました。
そこでバランスをとっている感じでしょうか?

とにかく両ココ(内田夏音御子柴凛々子)と両なぎさ(金光歩乃佳佐藤恵璃佳)
これが効いた。
抜群に効いた。
遠回しに回りくどい言い方が嫌だから言いますけど、
「見栄え」がある。「華」がある。「輝き」がある。
観客としても凄く集中できる。
ファミリーミュージカルのエンターテイメント性、
必要か不必要かは別として、この配役は抜群すぎるほど抜群でした。

船のデッキをイメージしていることから、
手すりが舞台の一番前にあるのが、ちょっと残念。
1幕だけですが。
あと気になるのは、この劇場は舞台の奥行がけっこうあり、
おそらく、いろいろと広く使いたかったのでしょうね。
そのためか、出演者が舞台奥にいることが多い。
全員の表情を読み取る必要なんてないのだけれど、
たまたま前の席で観ていた私でさえちょっと気になったので、
後方座席の人はさらに気になったと思う。
舞台が広いと、何かと広く使いたくなるのもわかるけれど。

久しぶりにグループ分けされ、勉強大好きの真面目な「ビクトリー」
ボランティア(じつは「つぼみの家」)という「キズナ」
そして、船で仕事をするバイトチーム。
ハッキリ言ってしまうと、このバイトチーム、
扱いをどうするか、脚本等、相当悩んだという印象を受ける。
本編にほとんど関わってきませんから。
その為の、疑似楽器?(バトンのでっかいバージョン)での、
ミュージカルナンバーを入れた感じ。
「ファミリーミュージカル シュガー2〜いくつものツバサ〜」2013年
で主要級のメンバーがここにいるというのは、どうしてもそう考えざるをえない。
いかにも何か仕掛けてきそうで、全くない。
仮に再演があったら、間違いなく修正、加筆してくれるでしょう。

じつは今回、音楽が桝川譲治氏。
うろ覚えですが、ココスマシリーズというか、全体を通して初じゃないでしょうか?
ここに気づくと、今までの雰囲気、感覚とは違う印象を受ける。
ココとなぎさの「でしょ!でしょ!」のところとか。

冒頭、なぎさがストーリーテラーに。
この導入部分は凄くいい。
船の上という設定も珍しい。
アルゴミュージカルの『招待状は101才』なんて思い出します。

話しの流れとしては、
ココとなぎさが出会う。
→船でとある島へ出発。
→船には「どんな夢でも叶う」というイベントに応募し、
抽選で選ばれた子供たちが乗船。
→勉強好きグループと、「つぼみの家」から来たグループ。
→「つぼみの家」とは、学校になじめない子たちが寄り添う場所(ちびっこハウス的?)
→「夢」を叶えるためには、船が向かう先のとある島で、
先に宝を発見しなければならない。その為に争う両グループ。
→お互いの夢とは?そして、その島の真実とは?

こんな、流れですね。
じつのところ、1回だと話の流れが理解できませんでした。
2回観て、ようやく理解。

基本は、ココとなぎさ、ここにカンナとふみなが関わってきます。
前述していますが、ココとなぎさのコンビが両チームとも素晴らしく、
冒頭の導入部分で観客を魅了し、舞台へ引き込むことに成功しています。

ココのファンタジックな部分とはまた別に、リアリティな深刻な話も加えてきます。
かつて自分たちが住んでいた島が災害にあい、
家が、街が、故郷が無くなってしまった。
その記憶、記録、忘れることの出来ない大切な思い出。
(ココが見つけた時計も大切な先人のもの)
この部分をからめてきました。
子供たち同士の悩みではなく、災害というかなり大きなテーマが含まれています。

ココとなぎさのやりとりも面白いけれど、
もうひとつの関係である、カンナとふみな。
この二つの役はかなり難しい。
1幕、2幕、心の変化。そして真相がわかってからの二人のやりとり。
相手をどう意識するのか?戸惑いから喜びへ。
様々な葛藤がこの二人にはあります。
演じた、吉田ひより、黒木璃七、吉池鈴舞、飯嶋すみれには、
素直に拍手を送りたい。
いや、本当に難しい役だもの。

最後に金星のステージですか。
ココスマイル4ですよね。この曲も感慨深い。
毎回この曲登場しますけど、イメージソングになったのかな?

気になった役者は・・・
全員は見きれないので、申し訳ない。

内田夏音 主役ココ役
後からネットで確認すると有名な子のようですが、
当時はそういった情報を知ることもなく、まっさらな素の状態で観劇。
瞳パッチリの可愛らしい女の子。
おだんご頭も良く似合う。
演技はこれからの子だとは思うけれど、全然悪くない。
ココの純粋さが全身からあふれだしている。
歌は、少し本人調整しているかな?
最初に聞いたときは、そうでもなかったけれど、
後半は盛り返す。
もしかしたら、後半の為にパワーを残していたのかもしれません。
ただ、歌い方はひじょうに丁寧な印象。

で、それはそれとして、彼女のココって、
林清羅に似ている気がします。
顔だちが似てるというのではなくて、雰囲気というか、かもしだし方、思考が。
今後どういう方向に進んでいくのか、いろんな意味で興味深い。

御子柴凛々子 主役ココ役
率直に言って素晴らしい。
過去のココと比べても全く見劣りしない。
不思議なココ。
素直で純粋で、不快な気持ちがいっさいない。
歌唱力も十分。
特に私が一番思ったのは、演技がじつに自然。
演技演技してないもの。
ここが彼女の魅力だと思う。
私的には相当いい。

長谷川桃 星野珠美役
まさかの長谷川桃登場でビックリ。
ココスマイル(再演)から見ており、
アルゴミュージカル等、私はかなり長い期間見てます。
経歴等はこちらで。
歌もダンスも演技も、まープロなので、
語る必要もないほど。
みんなを引っ張っていく雰囲気は、なんとなく彼女っぽい。

宮沢なお 星野珠美役
ココスマイル(再演)から観ていますが、
彼女は本当に昔と雰囲気が変わっていない。
恐ろしいぐらい。
今回はメイクのせいか、役柄のせいかわからないけれど、
今まで以上に美人な雰囲気。
女優なので、いろいろな役をやることが当たり前ではあるけれど、
年長で、真面目でリーダー的な役柄は彼女はうまいし、彼女自身も引き立つ。
ベテランなので割愛。

武田めぐみ 佐久間玲子役
大人キャストなので、特に言うことないな〜

田中美織 佐久間玲子役
久々に田中美織を観ましたが、当たり前ですけど大きくなった。
完全にお姉さん。

金光歩乃佳 一条なぎさ役
あいかわらずの可愛らしさ。
なぎさ役は、観ている方とすればココの次に注目を浴びる存在だし、
印象度は高い。
そこに今回の両なぎさ役は、舞台映えするから安心感がある。
「置き」と言う表現は失礼だけれど、集客力のことを考えると、この配役は見事だった。
子役だけれど、彼女は舞台歴も長いベテラン子役。
いじわるな役とか、気の強い役もできるし、
今回のストレートで真面目な役もできる。
あくまで私の印象として、彼女のこの役はハマリ役だった。抜群。
私はかなり好き。
しかも、彼女は前回からもそうだけれど、
歌唱力がどんどん成長しているのがわかる。
今回のナンバーも素晴らしい。
子役の域をそろそろ脱しつつあるかな?
って、この時点でまだ14歳。
となると、まだまだ山ほど成長できる。

佐藤恵璃佳 一条なぎさ役
舞台はキャストが全てでないことは言うまでもない。
そんなことはわかっていても、今回のMバージョンでは、
佐藤恵璃佳が、かなりキーになっていたのは間違いないと思う。
「ファミリーミュージカル シュガー2〜いくつものツバサ〜」2013で初めて観た時は、
美少女ではあったけれど、体の線はまだ細く、演技はまずまずと言ったところ。
ドギマギしている部分も見受けられました。
お世辞にも「うまい!」ってわけでもない。
これが今回「大化け」した。
前回よりも少しふっくらしたのが幸いとして、さらに美少女度が増しました。
今が一番いい感じなのかもしれない。
舞台映えするもの。
なんて、キラキラした瞳の女の子かと。
アイドル的ルックスというものは、
良きにしても、悪きにしても、観客の目を引く急先鋒。
そこに演技等の実力がともなっていくと、さらに輝きを増していく。
セリフ回しも良くなっているし、歌唱力もついてきている。
私は事務所関係者でもなんでもないけれど、
有名事務所がほっとかないと思う。
逆に事務所に振り回されるのが嫌で、フリーでいる子もたくさんいますけど。
それは各々の判断。
しっかし、佐藤恵璃佳、本当に素晴らしかった。

吉田ひより 山瀬カンナ役
Kバーションでは、吉田ひよりがかなり効いた。
ミュージカル・シュガー2014でもそうなのだけれど、
彼女の存在は全体のバランスとして大きい。
派手さはないのだけれど(失礼)地味に効く。
まず、演技がじつに丁寧。
そして歌唱力、さらにダンスもできる。
安定感抜群すぎるでしょ。
ふみなとのやりとりも、感情の込め方が素晴らしい。
前回「喋り方が少し独特」なんて感想で書いてあったけれど、
今回観たら全く気になりませんでした。
声質が綺麗だし、微妙な表情の表現力も。
彼女のか弱い表情は好きだな。
秀逸なのは、カンナ、ふみな、なぎさの3人で歌う曲。
競うわけではなけいれど、私の感性はこちらの方が好き。
私の予想通り、彼女は着実にレベルアップしていて、ひじょうに嬉しい。
Kバージョンの裏のMVP。

黒木璃七 山瀬カンナ役
正直言いますけど、私の印象度は薄かった。
1回しか観ていないので申し訳ない。
おそらく彼女のようなタイプは、何回も観た方が味が出ると思う。
カンナはメインな役どころで、ソロで歌う場面もあります。
歌唱力はある。
あるのだけれど、表情の変化が淡白に思えて、
私はちょっと気になってしまった。
そう演じた、またはそれが個性と言われると仕方ありませんが。
感情表現豊かに喜怒哀楽をするのが演技、
ってわけではないのは十分にわかるのだけれど、
少しは極端にしてもいいかな〜?なんて思います。
か弱さよりも、気の強さが前に出る感じ。

吉池鈴舞 本山ふみな役
彼女は「葉っぱのフレディ〜いのちの旅〜」のペティ役でしたか。
ペティはなかなかチェックしづらいもので・・・
独特な雰囲気ですね。
目に力強さがあるので怖かった・・・
少し意地悪で気の強い役ということで、私にそう感じさせたってことは、
演技力はあると思う。
後半、心を開いていくのだけれど、前半のイメージが強過ぎて、まだ怖い(汗)
メリハリ、強弱のつけ方が激しいせいかな?
彼女は歌の印象も強い。
カンナ、ふみな、なぎさの3人で歌う曲の時は、
彼女は高音パートを担当。
本当に良くやっている。
ダンスもしっかりしていて、
ミュージカル女優としては、ひじょうにバランスがいい。
次の役柄が、気が強い役になるのか、柔和な役になるのか、
それもまた興味深い。

飯嶋すみれ 本山ふみな役
ミュージカル 葉っぱのフレディ〜いのちの旅〜 2013では、
主役のフレディ役。これも素晴らしかった。
それもあり、私自身、物凄く楽しみにしていました。

まず第一印象は、髪の毛あると印象違いますね(笑)
フレディ、髪の毛ありませんから。
そしてこのふみな役は、ちょっと気の強い役。
こんな演技もできるか、と驚きました。
純粋なイメージが強いですからね。さすが女優。
当たり前だけれど、フレディの時よりも演技が成長しているのがわかる。
これは言わずにはいられない。
瞳パッチリで、表情も良く変化する。
ダンスの時の脚を上げる高さも目につきました。
ただ、じつはひとつ気になることがある。
これは本人も気づいていることでしょう。
「葉っぱのフレディ」の時は気づかなかったのだけれど、
次回、もう一度観てみたいところ。
修正してくるでしょう。

布川玲菜 津久井ちい役
話しそれますが「ちい」という名前、どういう意味合いで、親御さんはつけたのかな?
なんて深読みしてしまいました。
何かを短くして「ちい」ならわかるのですが、しかも平仮名だし。
そういう自分の名前の意味合いを考えて演技してるのかな?

話し戻ります。
「フラッパーズ〜私たちにできること〜」2013年でも注目していましたが、
この1年で完全に化けた。
ダンスシーンでの表情の可憐さときたら、吸い込まれそうになった。
「えええ〜〜」と、普通に感嘆の声が出そうになるほど。
なんて表情をするのかと。
スタイルもいいし、それでまたヘソ出し衣装が似合うこと似合うこと。
どこのハロプロメンバーかと思った(笑)
私が事務所関係者だったら、まずほっとかない。
それだけ私の目には魅力的に映りました。
しかもまだ若いですよね?
まだまだのびしろがある。

川村咲季 津久井ちい役
初めて観た時、「あれ?布川玲菜が出てるのかな?」
なんて思うほど雰囲気が似た感じ。
大きなお世話だけれど、パンフレットの写真より断然かわいい。
表情付けもいいし、ダンスもいい。
背丈もあるし、今後ひじょうに楽しみな存在。

佐々木優芽 竹内美園役
小さい体ながら、歌唱力もある。
ソロがある役に選ばれるのもうなずける。
彼女はダンスも印象深い。

黒川桃花 竹内美園役
えっと、パンフレットの写真、あってますよね?
そうだな〜もしかしたら、照明の影響等で目の印象が変わるのかもしれない。
この役は、なぜかソロがありますからね。じつのところかなり意外。
それはそれとして、歌唱力は相当ありますね。
選ばれるのもわかる。

辻友里香 戸塚陽子役
彼女は観るたびに美人になっていく。
しかも雰囲気は昔のままで。
本当の性格は全く知らないけれど、
個人的にこういうキャラは凄く好き。
マニア受けする。

松村百花 澤野涼役
可愛らしいルックスだけでなく、ダンスの時の脚も、
よく上がっていたと思う。

浜田桃菜 澤野涼役
「ファミリーミュージカル シュガー2〜いくつものツバサ〜」2013での、
佐倉美由紀役が印象的。
そして、今回の役。
う〜む。
もったいないの一言。
たぶん、相当悩んだでしょ、脚本。バイトチームの関わりをどうするかで。
全ての役に意味がある。
それは百も承知なのだけれど、素人の私が考えて、彼女がこの役だけだなんて、
もったいなさすぎる。
まっ、大人の舞台ですと、本当に一瞬しか登場しない役柄もありますから、
それと比べたら天と地。
ただ、もったいない。

堀寛奈 藤本ひさえ役
雰囲気はひじょうに穏やか。
セリフ回しがハッキリしていて綺麗。
耳に心地よかった。本当によく声がとおる。

松崎れいみ 藤本ひさえ役
松崎れいみも、ついにはグループのリーダーになる年頃になるとは感慨深い。
イメージ的にはおっとり系な感じかな?
関係ないけど、あだ名「れいみ氏」は、後輩からも呼ばれたのか?

吉原ゆめか 広井久美子役
体が小さく、地味な存在ながらも、ダンスは見応えありました。

金子結稀 高城のぞみ役
山川愛未 高城のぞみ役
両のぞみともに、コメディチックな役は印象に残りました。
印象度としては金子の方が強いけれど、
山川の表情付けの方が記憶、インパクトとして強い。
今でもすぐに思い出せるほど。

隅田梨花 新井まさよ役
花房有里 新井まさよ役
申し訳ないけれど、ツインテールだった、
というぐらいの印象しかない。

大類ひなた 有馬さくら役
彼女はダンスの場面が印象的。
かなり印象に残りました。
脚を上げるレッスンの打点も高い。

今中千尋 外浦奈緒子役
ルックスからして美少女。
というか現時点で、なんというか、
インストラクターの先生のような雰囲気。
表情がじつに大人びている。
このまんま大人になりそう。
おそらく、基本はダンスの子かな?
脚もよく上がっている。
しかも、観ればすぐにわかりますが、物凄い筋肉質。
いかに練習をしているのか、鍛えているのかがわかる。
背筋は一番綺麗かも。

伊藤果南 東まゆこ役
彼女は、間違いなく、これからの子でしょ。
表情の付け方とか、落ち着き方とか、
今後の課題は山ほどあるけど、あって当然。
まだ若いですから。

喜多見思叶 東まゆこ役
表情豊かで笑顔も印象的で、観ていてかなり楽しい。
最年少?かはわからないけれど、只者ではない雰囲気と演技力。
ダンスの部分も印象深い。
このぐらいの年齢だと、目が泳いだり、ドギマギしたり、
もっと落ち着かなくても全く問題ないのだけれど、
落ち着きがあって、舞台の流れをよく見ている。
またとんでもない逸材が出てきた。

総括
いわゆる歴代のココ的要素満載で、楽しかったです。
両ココともにタイプは違うけれど、歴代ココに比べても遜色ありませんでした。
あくまで、私の感じですと。

私のようにドス黒い心の持ち主には、
ココのような清々しい清廉さ、純粋さを感じ観るだけで、
心が洗われます。
素直に「ココ、ありがとう」と言えます。
まっ、全ての汚れを落とすことはできませんが、

ジョーズカンパニー20周年ということで、
私が観劇したものを。

『Call me Dancer』 〜時のはざまで〜(1995年)
ココスマイル再演(1999年)
ココ・スマイル2 〜約束の金メダル〜(2000年)
ココ・スマイル2(2001年・春)
ココ・スマイル2(2001年・冬)
Kiddy2002
ココスマイル3 〜虹色のメロディー〜』(2002年)
『ココスマイル コンサート』(2003年)
Kiddy2003 不思議なアメ玉
『フレンズ ガラクタ怪獣のなみだ』Kヴァージョン 2003年
『フレンズ ガラクタ怪獣のなみだ』Aヴァージョン 2004年
『フレンズ ガラクタ怪獣のなみだ』A&K総評 2004年
『ココスマイル3』 再演 2004年
Kiddy2004 見えない扉
ハローグッバイ 2005年
『ココスマイル4〜金星のステージ』 2005年
『ココ・スマイル ファミリーコンサート VOL,2 〜Legend〜』 2006年
『フレンズ ガラクタ怪獣のなみだ』2006年
ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜 2007年
ラブリーズ 〜君に捧げるハーモニー〜2008年
ファミリーミュージカル魔法使いサリー2008
『ココスマイル4〜金星のステージ』 2008年
ラブリーズ 〜君に捧げるハーモニー〜2009年
ファミリーミュージカル ココスマイル6〜夏色のキャンバス〜 2009年
「ラブリーズα〜ありがとうの詩〜」「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」2010年
「ファミリーミュージカル ココスマイル」2010年
「ラブリーズ2〜ひなごころバージョン〜」「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」2011年
「フラッパーズ〜私たちにできること〜」2011年
「ラブリーズ2〜ひなごころ〜」「ラブリーズ3〜きみの迷い道〜」」2012年
ミュージカル シュガー〜空色のプールサイド〜2012年
「フラッパーズ〜私たちにできること〜」2013年
「ファミリーミュージカル シュガー2〜いくつものツバサ〜」2013年
ミュージカル シュガー〜空色のプールサイド〜2014年
(敬称略)
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