『ココスマイル4〜金星のステージ』 2008年

◆公演時期   2008年8月14日〜19日
◆会場 新宿 シアターサンモール
◆演出/振付 桝川 譲治
◆作曲/編曲 水野 良昭
◆脚本/作詩 長田 育恵
◆振付 羽永共子、かとうゆみこ

あらすじ
オーディションの最終審査で敗れ、帰ろうとして案内されたのは、
劇場の地下にある大道具の倉庫でした。
ここでもう一度だけチャンスを与えられるそうです。
最後のチャンスをつかもうと立ち上がる16人の少女たち。
そして、突然彼女たちのもとに現れる謎の女の子、ココ。
彼女のたちの新しいオーディション、そしてその先には・・・・・
(パンフレットより一部抜粋)
観劇感想
2005年の『ココスマイル4〜金星のステージ』 の再演。
もちろん、すごく楽しみにしていました。
Jバージョン2回、Sバージョン2回、合計4回観劇しました。
好きだなココスマ(汗)

いきなり登場で申し訳ないのですが、
Jバージョンの主役のココ役 澤田樹里亜が観ていて悲しい・・・
いろいろ弁護したいし、フォローもしたい。
それが本当に正直な気持ち。
だが、それをやると、それもまたいろいろあるもので・・・

ココスマイルは初演以外全て観ていますが、
その中でも、いろんな意味で一番厳しいココ。
今回のココの性格は、超〜ど天然な感じだと思います。
雰囲気の読めない、痛いココ。
それが特徴でしょうか?
いつもの不思議系というよりも、痛い系というのはちょっと・・・

演技、ダンス、歌、別に下手でもいいんです。
やる気とか、気合とか、お客様に伝わるものがあれば。
その中でもダンスは良く頑張っていたと思う。
私は彼女の意志がすごく伝わってきました。
もちろん、決して上手というわけではないけれど、
彼女なりのココ、そしダンスを必死に頑張っている姿は心に強く残っています。
歌はかなりつらいですが・・・
ただ、最後のソロはパワー全開で頑張っていたと思います。

とにかく一番残念なのセリフ回し。
早口で、しかも聞き取りづらい口調。
ここはいただけなかった。
何を話しているのかわからない、というのは、
観ている方はかなりつらいんですよ・・・
ここは致命傷。
話の内容が全くわかりませんから。
音楽劇「ガラスの仮面」の新人、姫川亜弓役の奥村佳恵もカツゼツが悪く、
聞き取りにくいところもありましたが、
それとは比べ物になりません。
ここまで聞き取りづらいと流石にフォローできないです。

たしかに不思議系で、大ボケで、
天然な存在感で頑張ってはいるものの、それだけでは・・・
観客のみなさんはどう感じたでしょうか?
私が言うのもここまで。

正直、同年齢の子がどんどんレベルアップしています。
現時点で、セリフのカツゼツでは、おいてかれている状態。
本当にルックスがかわいいし、実力のある子で、未完の大器で、
これからの子だけに次回に期待します。
現時点で小学4年生かな?
今までのココの中でも最年少ですよね。
めちゃくちゃ若いですから。
2年・・・いや1年やるのが早かったかもしれません。

おそらく、このココが歌が弱いということで、
日美野梓、冨岡真理央が、
先輩として、歌唱の部分ではそうとうカバーしています。
途中、今泉舞がからむという感じ。
このあたりは、さすがベテラン。

ココスマイル4は前からそうですが、
敵対するグループ同士の物語ではありません。
そのため、ひとりひとりの個性がイマイチわかりづらいんですね。
出番が多いメンバーと少ないメンバーが顕著。

演出上、棒が倒れて、その棒が当たらなかった時、
今回、「避けた時に足をひねってくじいたかもしれない」
という表現になりました。
これは良い表現。

しかしまぁ〜アニーもそうですが、アンケート用紙に、
「この舞台を観たのは何回目ですか?」
と問われた時、20〜30とか書かれたら、引かれますね(笑)

冨岡真理央と日美野梓、
このふたりの演技のぶつかり合いは、物凄いものがあります。
緊張感あふれますね。
対決みたいなセリフの掛け合いのシーンはじつに見事。

私的に一番好きなナンバーは「見えない敵」
今回はダンス系が多い気がしますね。
Jでは、今泉、森本、日岡、日美野、川田、建畠、平田
Sでは、高木、内藤、加藤、吉永、橋本、苑田、永嶌
で、あっているかな?
ここは見応えありました。
どちらの組も素晴らしいのですが、あえて選ばせてもらうのなら、
Sでしょうか?

気になった役者は・・・
Jバージョン

アスミ役の日美野梓は初めて見ましたが、
超絶的にすばらしい!!
まずは歌唱力。
声量あり、透きとおる歌声。そうとういいでしょう、これは。
演技もじつにしっかりしています。
カツゼツが良く、ひじょうに聞き取りやすいですし、
表情の変化もじつにうまい。
細かく微妙な変化も多いんですよね。
はかなげな表情もいい。
ダンスの実力もあるらしいですが、今回は少なめかな。
ハッキリ言って、
Jバージョンではココよりも彼女がこの舞台の主役と言っても過言ではないほど。

どうやら彼女は舞台女優への道を歩むようです。
今後の活躍が期待されます。
様々な舞台に登場することは予言ではなく、至極当然の流れ。
彼女の舞台女優としての素質を、誰もが見逃すはずはありませんから。
二回目
やはり、 日美野梓は超絶すぎる・・・
全部すごいのですが、やっぱり歌かな〜?
1幕の「まぶしさの向こう」のソロは秀逸。
でも、ダンスの力もあるんですよね。
どれだけバランスがいいのか・・・私があきれるほと素晴らしい。

二回目を観て、やはり澤田樹里亜の演技を受け止めるには、
日美野でないと無理だと思いました。
永嶌愛里も抜群に演技がうまいのですが、
どちらかと言えば優しい雰囲気。
あの破天荒なココを受け止めるには、日美野でないと対抗できません。
それを強く感じました。

つぐみ役の大木梓彩は、じつに成長しました。
2008年1月のラブリーズの時は、
いまいち歌がわかりづらかったのですが、
今回はソロがあったのでわかります。
う〜ん、本当に良くなった。成長の度合いがよくわかります。
演技もよくなってきたし、特にダンスが成長しています。
彼女の体の筋肉を見れば、それがすぐにわかりますから。

ヒロカ役の今泉舞は、全く文句のつけようがない。
表情も演技もダンスも歌も。
もう、普通〜にうまいですから。
やや痩せた印象はあります。
サリーの時がちょっとふくよかだったかな?
ただまぁ〜、どちらにしてもかわいいんですけど。

サク役の平田梢子は、魔法使いサリー2008ではスミレ役でしたが、
今回はまた違う性格の役。
彼女はけっこう体が細いんですね。サリーの時は気づきませんでした。
台詞回しがしっかりしているし、演技の方が印象深いかな?
二回目
平田梢子のダンスは、あらためて観ても素晴らしい。
スタイルがいいのも、ダンスにおいては魅力的かな。
やっぱりみんなを引っ張っている気がします。
ただそれだけでなく、演技もうまいんですよ。
スミレ役の時よりも成長しているのがすぐにわかります。

ミキ役の工藤亜友は、
コケティッシュなルックスでなかなか可愛らしい女の子。
けっこう注目してました。
歌、演技、とりあえずまずまずかな?
ちょっと気になるのは、何もしていない時。
他のメンバーに比べると落ち着かないところがあります。
ここは次回改善してくれると嬉しいな。

まひる役の鹿目聖名
メインキャストのメンバーに比べると、
やや地味な役柄ではありますが、鹿目聖名の実力はかなり目立ちました。
まずなにより歌がうまい。
う〜ん、声がとおっていて聞き応えあります。
それもあってか、声の張りがよく、セリフが聞き取りやすい。
ダンスも意外とうまいんですよ。
2007年ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜では、トーヤ役。
失礼ながら、この時は私の印象には残らなかったのですが、
今回は相当印象に残りました。
有名どころでないメンバーの中ではナンバーワンだと思う。
私はすごく評価してあげたい。
このまひる役は素晴らしかったです。

アリー役の森本祐加
リズミックタウン2007では主役のメイ役(たぶん、主役と言っていいと思います)
この時は初舞台にもかかわらず、ものすごい存在感と演技力でした。
もちろん、今回も注目していました。

ルックスが可愛らしいだけでなく、表情の変化はじつにうまいです。
カツゼツもなかなか良くなりました。
ただ、あくまで私が受けた印象としては、
彼女のパワーが感じられない。
やはり、このココのメンバーに入ると、
彼女らしさを出すのが難しいのかもしれませんね。
前回は子役が、ほぼ彼女と蔦木竜堂だけでしたから、
印象度が高かっただけなのかもしれませんが。
そんな感じを受けてしまいます。
二回目
思っていたよりも、カツゼツがつらかったです。
ちょっと鼻にかかる感じかな?調子が悪かったのかな?
それから気になったのは、去年のリズミックタウンのメイ役と雰囲気が同じ。
やや単調な気がします。
もうちょっと違ったイメージの役も観てみたいかな〜?

ほの役の川田菜々子
う〜ん、歌唱力は素晴らしいです。
「ダンスが一番うまかった・・・・」
みたないセリフを言っていますが、
「それよりも歌の方がうまいんですけど」と、私がツッコミを入れたくなるぐらい(笑)
「ほのはバカじゃないよ」のナンバーは、やっぱり笑えます。
このフレーズ一番好きなんですよね。私の「ツボ」

ちえり役の建畠すみれは、
ココシリーズに何度も出演しているベテラン。
演技、歌唱力、ダンス等のバランスの良さは、安定感あふれます。
今回は特にダンスが印象深いです。

トーコ役の野田紗貴
葉っぱのフレディ−2006ではダニエル役。
2007年ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜 ではまどか役。
全くもってど〜でもいい話しですが、
ものすごく美人になっていてビックリ(爆)
印象深いのはダンスかな。
かなりの実力の持ち主なのですが、
この役だと、彼女の実力は発揮できず・・・
本当はもうちょいメインキャストだといいのですが・・・

カホ役の遠藤優美子
葉っぱのフレディ−2006ではメアリー役。
1幕、全く気づきませんでした・・・
休憩の時パンフレットを見て、よ〜やく気づきました(汗)
それだけちょっと地味な役なんですよね・・・
もともと小芝居がうまく、クセのある演技が得意な彼女がこの役だと、
逆な意味で、ちょっとつらいし、もったいない。

ラムネ役の高橋優衣はおでこ全開で頑張ってくれたが、
イマイチ印象に残らず・・・
二回目
ダンスはもう少しですが、セリフ回しはなかなかいいですね。

あかり役の日岡愛香は、気合とダンスかな?
見る前から、ダンス系だな〜と思ってはいましたが、
その考え通り素晴らしいダンスを見せてくれました。
スピーディーなダンスは印象に残るし、
自分の特徴を良く活かしている気がします。
自分を表現することがうまいのかもしれません。
二回目
日岡愛香はダンス系ではあるものの、
カツゼツもなかなかいいですね。けっこう印象に残ります。

ペコ役の土屋美晴
彼女はダンス。
この子もスピーディーなダンス、しかも足が良く上がる。
なかなかかレベルの高い女の子。
今後も要注目でしょう。
これからさらに相当伸びる予感がします。

Sバージョン
ココ役  伊藤彩夏
ルックスは典型的な美少女系。
どことなく色気・・・というかモデル系な雰囲気を感じるココ。
声質がアニメ声なのにはビックリ。
2007年ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜ではさくら役でしたが、
今回は主役。

この年齢を考えれば、ハッキリ言って完璧に近いと思います。
アニメ声にもかかわらず、すごくセリフが聞き取りやすく、発声がいい。
歌唱力もすばらしい。
演技もしっかりしているし、ダンス力もある。
私としては文句無しのココ。
後述する永島愛里とのコンビは、まさに王道路線という感じです。
ちなみに、澤田樹里亜&日美野梓コンビは覇道な感じですね。
日美野の演技は、そんなに破天荒ではないのですが、
威圧感のある演技ができますから。

一番思ったことは、
彼女のルックスって、ココでも多数出演して、
今でも声優として大活躍している名塚佳織に似ているんですよね。
さらに後述する橋本彩花もそっくり。
う〜ん、なるほどね〜なんて、ひとりで納得。
二回目
言うことなしに素晴らしい。
完璧すぎてツッコミがないほど(汗)
このココは惚れますよ・・・

アスミ役の永嶌愛里
2006年『フレンズ ガラクタ怪獣のなみだ』
ミツル役の時は出番が少なかったため印象が薄いのですが、
今回は完全にメインキャスト。
いい女優になってきたな〜と思う。
もともと私は彼女の実力をかっていましたが、
落ち着いた演技はすばらしいです。
歌唱力も絶品でしょ。
さらに彼女はダンスも素晴らしいんですよね・・・
言うことないな〜
ダブルキャストの日美野梓と比べると、やっぱりきつい役は苦手かな?
すれた言い方とかは、あまりできない感じ。ちょっぴり優しい感じは残りますね。
日美野梓の方が怖い(爆)
二回目
永嶌は演技、歌かな〜と思ったのてすが、
あらためてみると、ダンスも、ものすっごいんですよね。
けっこう筋肉あります。

つぐみ役の佐藤すみれは少し痩せたかな?
葉っぱの時は、すこし女性らしいふくよかな感じになっていたのですが、
私としてはすごく痩せた印象が強いです。
ルックスは言うまでもなくかわいい。
う〜ん、印象としては歌かな?
ソロの曲はとても印象深いです。

ヒロカ役の吉永まりや
ルックスはとても可愛らしく、昔からあまり変わっていません。
これを維持していることも相当な努力だと思います。
ダンスの実力は抜群でしょ。
文句のつけようがありません。
それに歌唱力もバッチリ。
ただ、セリフづかいはな〜
私はど〜しても気になってしまいます。ごめんなさい。

ほの役の高木夏美
ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜 2007年のミク役の時から、
そうとうな実力者。
私も彼女の実力をかっています。

今回もセリフのカツゼツ、演技、ダンスと見どころたくさんなのですが、
一番の驚きは歌唱力。
う〜ん、ほんとに驚き。すばらしい!
これは相当練習しましたね。成長する度合いが高いし早い。

それから、これはど〜でもいいことですが、ほほがややこけている印象。
少し疲れて痩せたのかな?
男目線だから仕方ないのですが、
私的に、女の子は、少しふっくらした方かいいな〜と思います。
というと、完全否定されますが(爆)
まっ、人の好みですけど。
二回目
高木夏美は、すべてにおいて目立つのですが、
今回は瞳。
もともと目は大きい方なので印象に残りますが、それだけではありません。
視線が違うところに向いていても、彼女の熱さを感じます。
目の大きさではなく、威圧感。
これを発揮しているのには驚きました。
前から役者として伸びる伸びると思ってましたが、
またさらに伸びるでしょうね、彼女は。
次世代のココかも。

アリー役の橋本彩花は、
今回のこの舞台では、澤田樹里亜と並んで大抜擢だと思います。
ファミリーミュージカル魔法使いサリー2008ではまき役で、
「かわいい」としか印象がありません(笑)
前述しているとおり、彼女も名塚佳織に雰囲気が似ています。
それはさておき、演技は、うん、まずまず頑張ってるかな?
歌の方もソロがありますが、頑張ってました。
彼女はものすっごく細い華奢な体ながら、ダンス力があるんですよね。
このギャップに驚かされます。
ただ、セリフ回しはまだまだたどたどしい感じ。
カツゼツかな?
次回、ここを頑張ってくれると嬉しいな。

まひる役の内藤もゆのは、超ベテランなのですが、
私が観た回はのどを痛めていたのか、ソロの場面は残念でした。
セリフはなんとか頑張ってましたが、歌はフォローできない。
ただ、おそらくそのぶんダンスに力を入れていたように思えます。
小さい体でものすごいパワー。ここは見どころでしょう。
二回目
ひとつ気づいたのは、足をけっこう大きく開くんですよね。
どちらかというと小柄なタイプなので、
自分を大きく見せようというあらわれなのかな?
細かいところでも、アピールするところはすごい。
小さな体で、あの切れのある激しいダンスは本当にものすごいです。
どれだけ練習してるんだよ・・・とつくづく驚かされます。

ミキ役の石川楓子もルックス抜群の可愛らしい女の子。
今回初めて気づいたのですが、彼女はセリフ回しが独特ですね。 
何かサラッとなる感じ。
喋りというか、セリフの発声が他のメンバーとは違い、
ちょっと違和感を感じました。
魔法使いサリー2008のスミレ役の時はあんまり感じなかったのですが・・・
演技的には決して下手ではないのですが、セリフの発声が少し気になります。
今後はもう少し舞台用の声の張り、発声練習が必要かもしれません。
次回は、そこを頑張ってほしいかな。

サク役の勝田麗美
2007アニーのダフィ役で可愛らしいルックスだな〜と、
当時から思ったのですが、さらに美人になった(笑)
サク役は、ダブルキャストの平田梢子とは印象が違いますね。
平田がけっこう仕切るタイプとしたら、ちょっとおとぼけ系。
表情からそんな感じでした。
柔らかな雰囲気。
二回目
勝田麗美は、このメンバーからするとお姉さん系に位置しますが、
しゃべり方が幼くてかわいい。
けっこう意外なギャップが楽しいです。

ちえり役の苑田麻友
じつのところ、このSバージョンのキャストで今まで観たことがないのは、
加藤梨里香と彼女だけ(笑)
どれだけ、私は観ているのか・・・
それはともかく、
このココズのメンバーの雰囲気に溶け込むことが大変だったことと思いますが、
私が観劇しているかぎり、全く違和感はありませんでした。
演技もしっかりしてるし、カツゼツもいいし、
他の舞台にも出ていることもあり、
実力ある子だな〜というのがすぐにわかりましたから。
ダンスもけっこう頑張ってます。
二回目
じつにバランスがいい。
セリフ回しも、歌も、演技も、そしてダンスも素晴らしい。
彼女は二回目を見ると、うま味が増す感じです(笑)
味わい深い。

トーコ役の斉藤瑛梨寿
うん、彼女は普通にうまいでしょ。
カツゼツ、発声、演技。そしてダンス。
声質が特徴的で、舞台上では響くし、声がとおる。
このときのセリフ回しもうまい。
舞台女優だな〜というのがすぐにわかる感じ。
何か気になっているところをあげたいけれど、
言うところがないんですよね・・・
もうちょい出番があると嬉しかったかな。

カホ役の坂本和香菜
ルックスに関しては、AKB48のメンバーに負けないほどにかわいい。
特にダンスをしている時の笑顔は抜群。
ダンスに関しては、本当にすばらしい素質をもった女の子だと思います。
ただ、正直なところセリフ回しはいまいち。
ここは次回頑張ってほしい。
それから、彼女は演技が芝居がかりすぎ。
ややオーバーアクションで濃過ぎる。
もう少し自然な表現をできるようにしてほしい。
というのも、何か驚く時でもすっごくビックリしてしまう。
いやいや、ちょっと大げさすぎるって・・・と、私がツッコミをいれてしまいそう。
天然なのでどうなるかわかりませんが、そこを頑張ってほしいかな。
二回目
カツゼツが心配しましたが、なんとか改善してました。
やればできる子。

ラムネ役の花房里枝
2007年ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜ではトーヤ役
うん、やっぱり彼女はダンスかな?

あかり役の赤須千夏はやっぱりダンス。
もうちょい演技等も見たかった。

ペコ役の加藤梨里香
けっこいろいろなところで「実力ある女の子」と聞いていたので、
かなり楽しみにしていました。
噂にきいていた、ダンス力は抜群。
足をあげる時の打点の高さもすごく高かったです。
相当ダンスが得意でしょうね。
これからも間違いなく、他の舞台にも出てくるでしょう。

なぎさ役の冨岡真理央は完全にプロなので特に言うことはないのですが、
やはり、冷たく、ライバルっぽい役をやらせると抜群に光ります。
歌唱力も当然のことながら物凄いのですが、
ダンスもすばらしい。
筋肉美もなかなかいいんですよ。

百瀬美世役の山越千歌は、
ミクロコスモス、
「葉っぱフレディ」等、犬石演出作品にも多数出演して、
子役から頑張っているいるベテラン。
完全にプロですので、特にどうこういうことはないのですが、
歌唱力はもとより、なによりダンス。
ここがいいな〜
特に最後の冨岡真理央と一緒に踊るところは最高。
一番思うことは、その筋肉。
凄い鍛え方。
というか、今回の子役メンバーはみなさん細いです。
子役だから仕方ないのですか、細すぎるな〜という印象。
山越千歌のあの筋肉を見習ってほしいくらい。

じつのところ、
池谷充役の星芝克彦がじつにいい!!
ちょっとワルっぽい雰囲気が前回よりもさらに増して、
私的に超大満足。
嫌〜なオーラが出てきていて、好きだな〜

総括
千秋楽を期待して無理やり予定を変更してチケットを取ったにもかかわらず、
その千秋楽の日にちが途中で変わるというのは、ありえない。
コンサート等で追加公演が増えるというのは聞いたことがあるのですが、
舞台関係で千秋楽が変わるのは、少なくとも私は初めてでした。
次回以降、こういったことがないようにお願いしたいです。

主要キャスト的には、
日美野梓、伊藤彩夏、永嶌愛里が観ていて心地良かったです。
澤田樹里亜はかなり厳しいですが、
これからの子だけに、さらなる成長に期待。

今回はダンスレベルがかなり高かったように思えます。
ダンスが得意な子が多いのも特徴。
小さい子でもキレキレのダンスで驚きました。
もちろん、演技や歌も重要ですが。

なんだかんだ言っても、
ジョーズカンパニーのほのぼのした舞台、大好きなんですよね〜
でなければこんなに観ないですから。
最後のダンスレビューは観ていて本当に楽しい。
ファミリーミュージカルとして、
ひとりひとりの役者からパワーをもらえる、夏休みにはかかせない舞台。
(敬称略)


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