◆ 「ラブリーズ2〜ひなごころバージョン〜」「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」


満足度
◆公演時期   2010年12月29日〜2011年1月10日
◆会場 下北沢 小劇場 楽園
◆構成・演出・作曲 桝川譲治
◆脚本・作詞 熊手菜津子(ひなごころ)/長田育恵(君にささげるハーモニー)
◆振付 日美野梓/他

あらすじ
放課後になると集まってくる、学年も制服も性格もバラバラな4人の女の子。
いろんな依頼に応えて駆けつける、4人だけの応援チーム、ラブリーズ。
今回の依頼は・・・・・
(パンフレットより抜粋)
観劇感想

前回とはまたメンバーが異なります。
「ラブリーズ2〜ひなごころ〜」は新作。
「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」は前回と同じ作品。

まず一番思うことは、過去に○○が演じたから・・・
という固定概念は捨てた方が良さそうですね。
全部が全部、新しい役どころという感じです。
基本の性格付けはそのままですが、独自解釈の役になっています。

これだけの情熱、クオリティの高さをもった少女たちが演じる舞台。
生の演技、ダンス、歌、すべてが本物。
偽物は偽物で、熱狂する人がいるのですから、
それはそれでいいけれど、
そういったものは、飽きるし、いずれ淘汰されると思います。
必ず原点回帰になる。
この本物を、もっともっと世に知らしめたい。
エターナルファンタジーの公演情報、
掲載、告知だけでは、全く足りません。
さらにたくさんの方に知ってほしいと強く感じました。

新しい内容の「ひなごころ」
なかなか深い脚本。
観客的には、こちらの方が入り込みしやすいです。
前半はずっと楽しいですし。
途中から出演する、
シングルキャストの藤井真世も十分にピックアップされますから。
ただ、彼女が受けた今までの本当の現状のつらさは、
あの場で表現できないのはつらいところ。
さらにどんよりするので、あれはあれでいいと思う。
悲壮感漂わせる舞台は、それはまた大人がやればいいこと。

「チーム虹」

前回、森本祐加はあげ葉役でしたが、
今回は小雪役。
抜群すぎる。
物凄くあってるもの。
コケティッシュなルックス、演技はうまいし、声はハッキリしているし、
歌もいいし、ダンスもできる。
町内会の練習をするところとか、ものすごくかわいい。
舞台観劇が趣味でなかったら、
森本祐加の単独のファンになりそうなぐらい。
それぐらい素晴らしい。
観ていて全く飽きない。
ものすごい逸材だと、改めて認識。
主演の舞台、もっともっと観てみたい。

あげ葉の中原穏乃は前に比べると抑えた演技。
私としてはちょうどいい感じ。
ダンスもよく弾けます。
気になったのは、ちょっと声質変わったかな?
気のせいかな?
虹と2時か・・・なるほど。

里沙子役の日岡愛香
正直、この4人の中だと一番難しい役だと思います。
とりたてて、そんなに個性は無いし、マミーナさんキャラ付がメイン。
日岡愛香というと、ダンスの実力は言うまでもないのですが、
演技はというと、けっこうクエスチョンがつきました。
ということで、今回バッチリ観たわけですが、
難しい里沙子役、よく頑張ってると思う。
基本、穏やかな性格で、
マミーナさんとのことになるとムキになる。
ただ、途中、雰囲気的にあげ葉と似た性格になるんですよね。
もしかしたら、キャラ的にはあげ葉に近いのかも。
この舞台、あげ葉タイプがふたりいると大混乱しますから(笑)
もうちょい自重してくれると嬉しいかな。
ただ、突発の起用だし、そこは本当に頑張っている。

守口翼役の宮島麻利菜
過去に舞台を観たこともあるのですが、
これだけメインキャラの役どころは初めて。
私も観劇をものすごく楽しみにしていました。
う〜ん。
なるほど。
ハッキリ言いますが、言葉の覇気という点においては、
他の三人には劣る。
舞台特有のハッキリした声ではない。
口もあまり開かないタイプですよね?
これは個性だから仕方ありません。

で、この役が彼女の地なのか、
試行錯誤しての演技なのか、ちょっとわからないのですが、
この役、雰囲気が似た人がいるんですよね。
青春舞台1996 最優秀校 浜松海の星高等学校「風愁(かぜ)〜遠い約束〜」
の主役の子。小杉友恵。
この子そっくり。
ものすごく覚えています。今でも鮮明に。

天然で、ややおっとりしていて、目つきが独特。
思うに、この残りのメンバーは有名子役で、
他の舞台にも数々上がっている女優たち。
声のキーが高く、じつにハキハキしています。
変わって、宮島麻利菜は低音。
だから、目立つんですよね。
だとしたら、それを活かせばいいと思う。
女子アナは、高音よりも低音重視ですから、
そういうことも含めて、低音としての声質をいかすべき。

さらには演技。
こういうおっとりした演技、子役としてはあまりいません。
派手で目立つ演技ではないですし。
だからこそ逆に目立つ。
そういった路線もアリだと思う。
けっこう大衆演劇の女優としては重宝されるタイプ。

このチームはたまたま時間の都合で2回観劇。
森本祐加はあいかわらず、かわいいし、華あるし、
演技も歌もよしで、ほんと言うことない。
で、宮島麻利菜はかなり力が抜けてきて、柔軟性が出てきました。
喋りもしっかりしてきて、他の3人にやっと近づきつつある。
ちょっと独特のテンションで弾けているところもいい。
思うに、彼女はスルメ。
噛めば噛むほど味がでる。
仮に2回見た人がいれば、
宮島麻利菜の独特な魅力に惹かれると思います。

今の子役って、みんなうまい。
演技も、歌も、ダンスも、セリフまわしも、声量も。
それだけ稽古、練習をしている。
ただ、あんまりそればかりだと、
みんなアニーっぽくなってしまう。
ひとりひとりの個性はあるけれど、
まず「アニー」を目指すためのレッスン、みたいな流れがあるから、
そこが基準になってしまう。
そのために、似通った部分がど〜しても出てくる。
別に悪いことではないし、「アニー」を目指すのであれば、
当然の稽古だと思います。

ただ、その流れにのらない子がストレートプレイに登場すると、
じつに新鮮。
その新鮮味、個性あふれる演技を表現できるひとりが、宮島麻利菜だと思う。
子役の流れというよりも、
すでに大人の舞台女優独特の雰囲気、感性を持っています。
ある意味、異質。
でも、それがいい。
日美野梓も、そんなに子役ってわけでもないですし、
堀江聖夏も独特。
女優としての個性はやっぱり大事。
みんな同じではつまらない。

仁木ひなた役の藤井真世は久々に観ましたが、
完全に大人の雰囲気ですね。
演技もうまい。
彼女がメンバーを写真で撮るところ。
何か物事にたとえたりするのですが、そこはアドリブでしょう。
それにしても、彼女の笑顔は、めちゃくちゃかわいい。
というか、こっちが元気でる笑顔。
癒されます。

「チーム愛」
このチーム、とにかく一番驚くのは花房里枝
小雪役がいい!
というか、
前のココスマイルでは、
ナツ役でちょっと気が強い役だったのですが、
今回小雪ということでおとなしめの役。
うまい。
こんなにおとなしい役もできるなんて驚き。
そもそも、顔の雰囲気も変わりました。
過去のパンフレットの写真とはどんどん変わっていく。
女の子は変わりますよね。
メイクのせいか、髪形のせいかわかりませんが、
ものすごくかわいい。
喋り方も演技でしょうか?地なのかな?
ものすごくやわらかな喋り。
女優として、ここまで役にのめりこんでいたとしたら、
本当にすごいと思う。
ちょっとビックリ。
花房里枝の実力に驚きました。

あげ葉役の高木夏美
ま〜こういう感じになるな、とは予想つきました。
だってうまいもの、彼女はこういう演技。
もちろん、あげ葉は独特すぎるほど独特の役で難しいけれど、
高木夏美ならやってくれるだろうな〜と思うそのままを演じてくれる。
やっぱりすごいよ、高木夏美は。
ただ一点、じつのところ、演技が綺麗でまとまりすぎる。
完璧にコメディを演じるから、
「あ〜規定の演技だな」という、計算ずくな演技が見えてしまう。
欲を言えば、ちょっとだれた、ぬるくてゆるい部分があっていいと思う。
清廉潔白すぎるあげ葉なんですよね。演技がうますぎて。
そんなこと高木夏美に言うのも失礼な話しですが。

翼役の小谷野咲季
かつては「花やしき少女歌劇団」
そして最近では、
「メリッサのゆりかご ジルの監獄」のナターシャ役を観劇しました。
雰囲気変わりますね。
こんなに大人の雰囲気とは、ちょっと驚き。
セリフ回しという点においては、他の3人と違います。
宮島麻利菜ともまた違う。
もっとおっとり系かと思いましたら、どっしりした演技でした。

里沙子役の宮島小百合
宮島小百合はけっこうベテラン。
アルゴミュージカル 『新かぐやの浦島モモタロウ』から観ています。
小4から観ているんですね、私も。
しかし〜昔と比べると、かなり可愛くなりました。
なんというか、子供から大人への成長の伸び方がいい感じ。
喋りもハキハキとしていいし、
ワンピースの服もじつに似合っている。
あえていうのであれば、ちょっとセリフが軽いかな?
重い感じがない。
マミーナさんにやや嫌悪の部分があるにもかかわらず、
彼女のセリフの口調は厳しいながら優しい。
あまり怒らない、穏やかな里沙子って感じでしょうか。

岡本美歌の勝目雪菜は本当に超久々。
おそらくあまり派手で元気な美歌にしたくない為、
ちょっと落ち着いた感じにしましたね。
あと、あげ葉や翼にいろいろ聞くところは、アドリブっぽい。
マニア的で面白い。

「チーム夢」
先に言っておきますが、
守口翼役に日美野梓が戻ってくると、
それは嬉しい。
めちゃくちゃ嬉しい。
華あるもの。
やっぱり何をやらせてもうまい。
こんなに可愛くて、演技ができて、歌もできる子なんだから、
もっともっと他の舞台でも観てみたい。

「あんなのは悪質な迷信ですから」は面白過ぎる。
あそこのセリフ好きだな〜

AKB48のような上辺だけのアイドルじゃなくて、
本物がまさにここにいる。
それがなかなか世にでない、わかってもらえないのがつらいところ。
だからま〜、私が取り上げるわけですが。

アイドルという言葉で動揺・・・
それすらネタにするから、本当に彼女はすごいと思う。

あげ葉に堀江聖夏
初めて観た時の衝撃は忘れられません。
ものすごく独特なあげ葉でしたから。
今回もその当時のあげ葉が登場。
天然ボケ満載。
セリフとか、カツゼツはそんなに良くはないけれど、
持ち前の天然ボケパワーは相変わらず強烈でした。
「バキューン」多いですが。
いろいろ面白いのだけれど、
やっぱり「かき氷からの雪合戦」でしたっけ?
笑いました。

ものすごく天然ボケで観ていて楽しい。
ただ、この天然さ、
彼女の独走を他の3人がうまく受け止めないといけませんからね。
それが大変。
暴走気味になることもあるので、
うまくかみ合わないと4人の呼吸がバラバラになる。

ただ、ちょっと全く別件ですが、
彼女は黒目が大きい。
コンタクトなのか、元々なのか、けっこう印象に残ります。
それからネイル。
私が観た回ではキラキラ光っていて、
ちょっと気になりました。
透明なものだとは思いますが。
塗ったものなのか、ただ単に磨いただけなのかはわかりません。
磨いただけでも、キラキラ光りますから。
他の3人はしてなかったと思います。
あげ葉が、そういうのを好むという設定であれば、
別にいいですけど。
けっこう私はそういうことに敏感。

里沙子役に本橋舞衣
本橋舞衣は2010年、けっこう観ました。
何か私が観劇する時、不思議と良く見かけます。
ミュージカル ドラゴンファンタジー2009
ではコアラ役でしたからね。
その時からは、何十倍もレベルアップしています。
本橋舞衣の里沙子はほんわか系。
今回は、役の性格にそれほどあまりこだわっていないので、
(規定の性格付けはありますが)
演じる役者の独自解釈で演じていますが、
本当の流れとしては、ほんわか里沙子が良かったりします。

「ラブリーズα〜ありがとうの詩〜」「ラブリーズ〜君に捧げるハーモニー〜」
を今読むとアニメ声とか書いてありますが、
今回観た印象だと、その印象がなくなっていました。
なんでだろう?声質変わったのかな?
演技も断然うまくなりました。
前回よりも、かなりレベルアップ。
というか、彼女はいろいろな舞台にたって、
経験を積んでいるゆえんかもしれませんが。
それが確実に糧になっている感じ。
今回の里沙子役、かなりハマッてきた感じがします。
ちなみにエターナルファンタジー演劇大賞2010の敢闘賞に選ばれています。

小雪役には、澤田樹里亜
まだ小学生という事実に驚愕。
それはおいといて。
役柄としては、やっぱり小雪。
キャラ的にも合っている気がします。
声があまり出ないというのは、それはそれでネタなのだろうか・・・
正直、たくさんのセリフを覚えて、
他のメンバーについていくのがやっとだったと思います。
淡々とした演技。
比較なんてすることはないけれど、森本祐加とは全然違う。
それはそれでいいと思う。
彼女の個性なんだから。
ただ、「良くできました」「頑張りました」
「小学生なのに、あんなにたくさんセリフ覚えてすごい」
なんてのは私は書きません。

与えられた情報のみを鵜呑みにして、それで満足、安心、安堵。
情報操作、洗脳されていることにも気づかず、
思考停止をして、批判も批評もできない人にはなりたくない。
それでいい、騙されていい、
そういう考え方の人には何も言いませんし、否定もしません。
ただ、私はそうはなりたくないだけ。
芸能界にいる以上、感想を書かれたり、批判されるのが当たり前。
それが嫌ならやらなければいい。それだけの話。

大谷瑠奈なんて、
私はかなり気になりましたが、
物凄く変わりましたし。
みんな成長する。
それはともかくとして、澤田樹里亜。
正直、今までの観劇感想ではかなり厳しめに書いています。
でも、今回の舞台を観て、ひと皮むけたな〜と思いました。
他の3人に比べたら、たしかに演技はまだまだ。
ただ、小雪キャラとして観た場合、味わいが出てきた。
派手さは無いし、地味だけれど、彼女なりの小雪が見える。
もっとも、今は吸収。
他のメンバーからいろいろなことを学べばいいもの。
教えてもくれるでしょう。
堀江聖夏の真似をするのは困るけど(笑)
あれは堀江聖夏だからできる天然ボケ。
あとはそろそろ、弾けた感じの澤田樹里亜も観てみたい。
真面目一辺倒ではなく、少し言い方が変ですが、馬鹿になっていいと思う。
自分を馬鹿に見せるって、すごく難しいことだもの。

「チーム空」
このチームは、私にとってみると全員が新鮮。
ココスマや他の舞台で活躍する子もいるけれど、
こうやって少ない人数で改めてみると、本当に初々しい感じ。
全体的にコメディチックで、
「ツカミ」のお笑いをけっこう入れていました。
テレビ大好き人間の人はいいのですが、
私は最近、テレビはニュースが主体なので、
ついていくのがやっと。
バラエティーは、企業とベッタリしすぎがあからさまで、
私は疲れるんですよね・・・
大事なスポンサーですけれど。

久野里沙子役の輿石あかね
ファミリーミュージカル ココスマイル6〜夏色のキャンバス〜
の時にひじょうによく覚えています。
ハキハキした喋り方は強烈な印象。

今回はメインということで、とても楽しみしていました。
セリフのカツゼツの良さは素晴らしい。
とどこおることなく、声が良くとおる。
雰囲気的に、演技か地かはわかりませんが、
私の印象として里沙子の感じが物凄くでています。
正直、やや固い演技も観られるけれど、
ここは回数を重ねるごとに、役にも入っていくことでしょう。
セリフの印象が強すぎるため、
今後は顔の表情とかを作り上げていくと、さらに良くなると思います。
輿石あかねと似た個性は意外と少ないので、
そこも大事にしてほしいな。

あげ葉役の中庭ひなこ
彼女は初めて観ました。
うん、面白い。
あげ葉役というのは特殊で、
過去にいろいろな女優が苦労して、
それぞれのあげ葉を作り上げてきました。
中庭ひなこもまた新しいあげ葉。
一番思うことは、嫌味がない。
観客が受け入れやすいあげ葉だと思います。
めちゃくちゃ弾けているか?と言われると、
そこまでではないし、
なんというか、
本当にこのぐらいのテンションの女の子が身近にいるな〜という感じ。
舞台ですから、多少過剰にしてもいいんですけどね。
はしゃぎすぎても、観客は引く。
難しいんですよ、あげ葉は。

中庭ひなこはどことなくルックスの雰囲気が、
石丸椎菜っぽいです。
表情は物凄く豊か。
目がクリッとしていて、表情がコロコロとよく変わります。
演技もうまい。
ここまでうまいとは思いませんでした。
間違いなく、今後人気が出てくるでしょう。
パンフレットはセミロングでしたが
あげ葉役の時はポニーテール。
このポニーテールも不思議と印象深かったです。

守口翼役 速見里菜
彼女は、最近メキメキと演技の力をつけている女の子。
「メリッサのゆりかご ジルの監獄」のニーナ役も印象深い。
翼はリーダー役ということで、一応無難な役。
リーダーでありながら、ちょっと趣向が微妙な・・・みたいな感じですね。
瞳パッチリで黒髪で、正統派?な翼としては安心感あります。
とりたてて派手な役ではないから、
速見里菜も演技的に素直に演じられたかもしれません。
演技も安定感あってしっかりしているし、
セリフ回しも違和感無し。
女優として堅実なタイプ。
身代金のところで、「私、払えるかも〜」は面白い。

森田小雪役 土屋美晴
前述していますが、
もう過去の女優がやった役のイメージを残しておく必要はありません。
みんな独自解釈の役柄になっています。

たまたま今回、舞台開始前にメイキング映像が流れたのですが、
そこで弾けた雰囲気を観た後に、
土屋美晴の演技を見ると・・・ちょっとま〜微妙ではありますね。
やっぱり、おとなしくかよわい役の女の子が、
メイキングで弾けた映像を観てしまうと・・・イメージ的に。
そこを一度リセット、修正して舞台を観劇しないといけませんから。

小雪は、ラブリーズのメンバーの中では、
大人しく、か弱いイメージ。
その中にも強い意志がある・・・という感じです。
土屋美晴は顔も小さく、手足も細く、
はかない小雪のイメージにはピッタリ。
ただ、どちらかというと、か弱いながらも、
芯の強さを押し出す方が強いタイプ。
積極的に思えました。

演技的にもか弱い雰囲気を出しているし、
セリフ回しも穏やかでやわらか。
ただ、声質ハッキリ、発声良過ぎて、
か弱さよりも先に、前に出る強さを感じます。

歌は、「エターナルファンタジー演劇大賞2010」の歌唱賞を取ったこともあり、
ほんとうによく響きます。
歌がうまいと、私も感情移入しやすい。
それだけではなく、彼女はダンスもうまいですからね。
あくまで、今後ですが、
アイプチやマスカラ等のメイクも重要になるでしょう。

総括
何度も前述していますが、
こんなにかわいいメンバーたちが、
これだけクオリティの高い舞台をしているのに、
マスコミに取り上げられないのは寂しい。
アイドルばっかりですから。
お金にならないことは取り上げないのかな?

だからこそ、私はネットを使って告知するのですが、
もっともっとたくさんの人に知ってほしい、
お客様にも来てほしい。
アピールがまだまだ足らないのかもしれない。
私も告知は頑張らないと。
真剣に演技をしている子たちの助けはしたいもの。

必ず報われる時が来る。

2008年1月公演観劇感想
2009年1月公演観劇感想
2010年1月公演観劇感想

(敬称略)
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