◆  ココスマイル(再演)
◆公演時期   1999年12月23日〜26日
◆会場 シアターサンモール
◆演出・振付 桝川 譲治
◆作曲・編曲 島田 浩志
◆脚本・作詞 堀 美千子
◆振付 三村 みどり・羽永 共子
◆宣伝美術 新倉 晃
◆照明 三田 弘明
◆コスチューム 馬渕 紀子
◆音響 戸田 雄樹・深田将文
◆舞台監督 沢 麗奈
◆舞台美術 南 雅之
◆監修 犬石 隆
◆主題歌・作詞・作曲 (友情参加) 松崎 しげる

あらすじ

母の顔を見たことがない少女、サヤ。
自分が小さい頃に両親が離婚をし、父親の手で育てられたからでした。
サヤはひょんなことから、父親が大切にしている箱を見つけます。
なんの箱かはわかりませんが、とにかく重要なもののようです。

公園では、運動好きの少女たちと、勉強好きの少女たちが、
公園の利用について意見を対立させていました。
そこに現れたのが、不思議な少女ココ。

ココは、この公園でフェスティバルが開かれるということで、
なんとか二つのグループの対立を防ごうとします。
しかし、そこに思わぬ障害が発生。
この公園自体が無くなるみたいなのです。
しかも公園を予備校にしようと考えているのがサヤの父親でした。
ココ、サヤ、そしてみんなの気持ちがひとつなって・・・・・
そして、箱の中身とは・・・・・


観劇感想

ココスマイル初演を観る事ができなくて本当に残念なのですが、
なんとか再演は観ることができました。
そして、ここで・・・いろいろな出会いがあったんですよね〜

役者さんたちの弾ける演技、そしてパワーを感じました。
舞台もけっこう近かったため、その迫力がビンビン伝わってきました。
率直に言って面白いです。
もちろん、子供ミュージカルではあるのだけれど、
十分に楽しむことができました。

正直、サヤがずっと持っていたカバンの意味が、
ちょっとわかりませんでした。
最後に一応秘密が明かされるんですけど、だから何って感じ?
サヤがずっと持ちだすほど、重要なものではないような気がする。

大人キャストのダンスシーンが多く、とても見応えがありました。
本当に圧倒されるって感じ。
そのためか、子供たちのダンスシーンが軽く感じてしまうんですけど・・・
まぁ、それほどココスマイルはダンスシーン多くは無かったのですが。

ハッキリ言って私の主観ですが、深谷えりかちゃんの舞台だった(笑)
それほど印象深いです。

気になった役者さんは・・・

ココ役の深谷えりかちゃん。

初演を観ていないので、
冨岡真理央ちゃんと比較することはできないのですが、
私個人的には最強にして最高ココだと勝手に思っています。

ココは、冨岡真理央ちゃん、本田有花ちゃん、飯田美心ちゃん、
斎藤千晃ちゃん、川田志織ちゃんがいますが、
どのココが一番良かった〜?なんて聞かれると、
本田有花ちゃん、冨岡真理央ちゃんが良かったって話、
けっこう聞かれますね。

でも、私は絶対に深谷えりかちゃんです!
私の心にググッときました!
性格的に、一番積極的なココじゃないかな?

えりかちゃんと言ったら、やはりダンス。
敏捷性が高く、軽やかでそしてパワフルなダンス、とても素敵です。
それに手足が長いこともかさなって、
小さな身長ながら舞台ではとても大きく見えます!
オーラがありますよ、彼女には!まぶしすぎます(笑)
ムチャクチャ舞台映えする女の子ですね。

歌の方は、ダンスよりは劣りますが、それでも十分に合格ラインでしょう。
えりかちゃんの独特な声質も大好きです。

『よろしくね!』とか『○○だよ〜!』という表現がいいな〜!
ダブルキャストのココは本田有花ちゃんで、
回りの友達は有花ちゃんの評価が高かったです。
でも僕は断然、深谷えりかちゃんですね。
ダンスの素晴らしさは秀逸ですよ〜!

もうひとりのココ、本田有花ちゃん。

三日月瞳の、表情が豊かなココです。
たしかに微妙な表情の変化では、
えりかちゃんより有花ちゃんの方が上だったかもしれません。
不思議なココという印象的には、やはり有花ちゃんの方が強いんでしょうか?

しかし、ダンスはやはりイマイチ・・・
いや、というより、もしかしたらえりかちゃんが良すぎるために、
そう見えてしまったのかもしれないですね。
実力的に、そんなにヘタな子ではないですから。
どうしても見栄え的には、えりかちゃんに比べると見劣りしました。

演技の方では、有花ちゃん独特の世界で頑張ってました。
この時点でかなりベテラン(笑)なので、安心して観ることができました。
ただ、どーしてもミュージカルナンバーがかかると、
えりかちゃんココを思い出してしまい、ダンスの差を感じてしまいます。

サヤ、リコ役の長谷川桃ちゃん。

この時、歌はまだ厳しいですね。
声が大きいのはいいんだけど、ただ一生懸命に歌っているって感じ。
基本的にはダンスの女の子ですからね。

ただ、その見せ場のダンスシーンがサヤ役では発揮されなくて残念でした。
リコの時はまだダンスシーンあったけれど、
勉強チームはもともとダンス、それほど多くなかったから・・・
演技の方は、良かったと思います。

ダブルキャストの木地山まみちゃんと比べると、
前向きに考える性格のサヤだと思います。
全体的に暗い雰囲気なサヤですが、
最後の自分の殻をやぶったところの表情はいいですね。
ココがいなくなる直前の雪菜ちゃんとのかけあいも、
表情、演技ともに、とても良かったです。

もうひとりのサヤ、リコ役の木地山まみちゃん。

長谷川桃ちゃんのサヤに比べると、消極的な性格のサヤですね。
演技は、か弱い感じをかもしだしてとても良かったです。
これでファン拡大したとか(笑)
歌、ダンスは、この当時、もうちょっとかな〜って感じでした。

リン役の勝目雪菜ちゃん。
どちらかというと、か弱い役が多い雪菜ちゃんですが、
リンはけっこう強気な役でした。

演技は、やっぱりしっかりしてますね。安心して観られます。
歌は、まぁ上手いとは思うけど、すごい!ってほどではないですね。
でも、やはり彼女がいないと舞台が締まらないですから。
絶対に必要ですよ。

アオイ役の酒井亜沙美ちゃん。

雪菜ちゃんのところでも話ましたが、
彼女もまたこの舞台では絶対に必要ですね。
顔の表現がいいんですけど、今回のアオイ役はその典型。
客席の笑いをとってました。

演技の幅が大きく、本当にいいんですよね〜
亜沙美ちゃんと言えばでかい声(笑)
冗談はともかくとして、やはり歌声は素晴らしいです。
清水彩花ちゃんとは、また違った意味で聴き惚れます。

ナツ役の名塚佳織ちゃん。

真面目な女の子だから、ちょっと気の強い役っていうのは苦手かな〜
元々優しい性格の女の子なので、
どこかその部分がナツに残ってるんですよ。
ちょっと徹しきれないって印象を受けました。
演技的にはそれほど悪くはないのですが・・・

ダンス、意外と良かったですよ。歌は・・・これは好き嫌いわかれるかな?
ああいう歌いかたの評価は、正直難しいと思います。

ハナ役の本田有希ちゃん。

有花ちゃんのお姉さんです。
ハナという役どころが、いまいちわからないんですよね〜。
勉強チーム?と運動チーム?(表現が違ってたら、ごめんなさい)の間で、
なんとか二つのチームのケンカをやめさせよとする役なんですけど、
なんか曖昧でした。
まぁ、これは有希ちゃんのせいではないんですけどね。

演技はまずまずでしたけど、歌がちょっとイマイチでした。
ソロの部分があるだけに残念です。

ルカ役の関谷彩花ちゃん。

喋りかたも良いし、ダンスもいいですね。
特にダンス。足の上がるところとか、
他のお姉さん方と比べても見劣りしません。

小ささや敏捷性も手伝ってか、とても目立っていました。
可愛らしい演技もいいですね。
滑らかなセリフ回しにビックリです。

ツバキ役の古賀久美子ちゃん。
演技的にはポーイッシュで気の強い役どころ。
演技はかなりベテランさんなので、うまいです。
勉強チームと対立しているところなんて、迫力満点。
発声がとてもよく、セリフが聞き取りやすいです。
意外とダンスもうまいんですよ。ここにも注目ですね。

ミサト役の渡部瑞貴ちゃん。
う〜ん、この当時はまだ緊張していて、
けっこう視線があやふやしてましたね。
おどおどしてるって感じ。
声に、はりがないのかな〜?
セリフも、ちょっと投げやりっぽく感じました。
でもダンスはこの当時から秀逸です。
足を上げる高さも高かったです。

瑞貴ちゃんは、この経験を経て、アルゴでは大活躍しています。
やはり練習の賜物でしょう。

カラス役の高瀬友規奈ちゃん。
この当時、かなり細いです。
服装も地味なためか、ちょっと印象薄いですね。

でもダンスはやはり、とてもうまいです。
背が高くても、印象に残る動きって感じかな?
セリフがあまり多くなかったのが残念。演技をもっと観てみたかった。

キンタ役の伊藤将太くん。
たくさん女の子の中で、ただひとりの男の子です。
演技的には暗い感じの役どころ、頑張っていたと思います。

歌も変声期付近の男の子としては、とっても良かったです。
高音ではないですけど、
低音(?)でも十分にその魅力を引き出していました。

総括


今、思い出して見ると、この当時より、
ココスマ2の方がダンスシーン多いような気がします。
役者さんたちのレベルも、まちがいないく年々上がっています。
ここでは、まだ荒削りな女の子が多かったですね。
でも、僕にとってこのミュージカルは本当に重要でした。
これからに期待できる役者さんたちを、たくさん発見できたのですから・・・

ここからココスマイルが伝説が始まったんですね〜
(ちょっと言い過ぎだけど)



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