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ココスマイル5~明日へのロックンロール~ 2007年観劇感想

満足度星星星星半星
公演時期 2007年8月22日(水)~26日(日)
会場 全労災ホール・スペースゼロ
演出 桝川譲治
脚本・作詞 長田育恵
振付 ラッキィ池田/羽永共子/WAKAKO
歌唱指導 阿方智恵

あらすじ

夏の間ある森のなかの研修所に集まった、居場所を無くした少女たち・・・ 誰もがみんな何かしらの不安、心の闇を抱え、それを奥底にしまっています。 そんな悩みを抱えるメンバーの前に現れたのが、不思議な少女ココ。 純粋で真っ直ぐな性格のココ。しだいに彼女たちの心にも変化が・・・・・・ (パンフレットより一部引用)

感想

ココスマイルもついに5ですか~! 本当にすごいですね。 ちなみに私は初演のココ・スマイルは見逃しましたが、ココスマイル再演から全部観てます。 まぁ~フレンズもありますけど。 ココスマイルは子供たちが憧れる舞台のひとつ。 ということでオーディションを勝ち抜いたメンバーに下手な子はひとりもいません。 特に今回はほぼ全員でダンスをするシーンがありますから、とても見応えがありました。

まず全部を観終わって思ったことは、今までよりも構成を変えたな~ということでした。 ほぼ全員でダンスするシーンが多いし、全員で歌のシーンも多い。 また、2幕前半あたりである意味大団円になり、 後半は命の重さ、イジメについて、人と人とのつながりなど、 誰もが考えさせられる問題をみんなで考える・・・みたいな感じです。 今までのグループ対立だけで終わるのではなく、その後にみんなで考えようという構成は、 ある意味、一石を投じたように思えます。 私にとってはすごく新鮮で心地良かったです。 最後の各々の画はとても心が温まるものでした。

内容は、 携帯→初めてくるチームと研修所にいるメンバーが合流→ひとりがターゲットにされる →ボクシング→負傷→重要なことをみんなの前でばらす→仲直り→命、イジメについてみんなで考える こんな感じですね。

最初の携帯のナンバーが長いというのは、おそらく物語の起承転結である「起」を重要視したと思える。 「問題提起」ということでしょう。 もちろん、どのナンバーも重要であることにかわりはありませんが、 その中でもこの携帯のところは、一番言いたかったところのような気がします。 ひとりひとりのソロもあるし、セリフもあるしで、私はすごく好きです。

振付ラッキィ池田氏ということで楽しみにしていたのですが、 「大冒険のコロンブス」のところだけか~もっと他のナンバーも振付をするのかと思いました(汗)

ワン・ツー・ファイトのナンバーのボクシングですが、 すごく体力が消耗するダンスですね。 これはたいへんだ。でも観ている方はとっても楽しいです。 ボクシング練習の効果あり。 このナンバーが終わった後に、セリフとして「休憩なしか~」というのがあるのですか、 ある意味「激しいダンスをしたんだから休ませて~」というふうにもとらえることができます(笑) ちなみにここの高木夏美は面白い。

ボクシングで直接対決のシーンがあるのですが、 ここはヘッドギアをしてほしかったな。 ノーマルで撃ち合いはありえないので・・・まぁ~舞台の中のお話ではあるんですけど。

いまさらすごくど~でもいい話なのですが、 たしかオーディションでは「楽器を使える方は」・・・なんて項目あったような・・・ すでに黒歴史でしょうね(汗) まぁ~よくある話です。 それとロックンロールということで、もっと激しいロックを想像していたのですが、 こ、こんな感じなんでしょうか? ココが「ロックンロール」と言ってるのだから、それに従わないといけません(涙) ココには逆らえないよ・・・・・

麦ふみのところのエピソードはなかなか良かったです。 「はだしのゲン」を思い出しました(笑) 蛇足ながら、麦は環境や病気には強いのですが、すぐには食べられません。加工をしないと。 その点、お米の場合は精米をする作業は必要ですが、水で炊きこめばすぐに食べることができます。 ただし、環境や病気に弱い部分があります。 これって飢餓の時はどっちがいいのかな~?なんて、子供の時からずっと思ってました。蛇足終了。

しっかし、出演する女の子たち、みんな手足が細くて長い。 みんな正座しないんでしょうか?(爆) なぜって、ちょっと噂の域は出ないのですが、 成長期に正座をすると足を刺激して足が伸びなくなるということを聞いたことがあるもので・・・ 本当かどうかはわかりませんけど。

じつのところ、今回はココの印象が薄い。 そのぶん、イズミ、ナツメ、さくらが目立つ感じです。 意外と高原慧、飯野涼子も出番が多く目立ちました。 思うに、今回のココはメンバーにとって「きっかけ」のひとつなんじゃないんでしょうか? たしかに今までもココは「きっかけ」だったのですが、今回は特に淡白。 たぶんですけど、ココ+特定メンバーのユニットナンバーが少ないためかな~? ココスマだと「始まる素敵なフェスティバル」(正式名称は違うかな?) ココスマ2だと「走るってこと」や「森へ行こう」 ココスマ3の「でたらめメソング」「ピカピカの歌」 ココスマ4は・・・覚えてない(爆) 今回はメンバー全員でのナンバーが多いので、それが影響しているのかも。

気になった役者

イズミ役の大谷瑠奈

ちなみに、私は2006年の「フレンズ~ガラクタ怪獣のなみだ~」の観劇感想で、 ちょっぴり辛目に書いています。 私の戯れ言など読んでいないとは思いますが、 あえていいます。

大谷瑠奈は私に対しリベンジを果たしました!

いやっ、本当にすごい。 私が心配していた、自分を抑える演技がしっかりとできています! 回りの演者に合わせているし、自分だけの空間を取り払いましたね。 か弱い表情、いじめに対してはきつい表情、素晴らしいです。 はかなげで薄幸感のある演技もいい。 セリフまわし、声のトーンは独特ですが、この役にすごくマッチしています。 ずっと彼女の演技を観ていたい感じ。 去年だったらありえない(爆) イズミという役を理解し、まさに彼女のための役という感じに仕上げました。

さらに、彼女は歌も良くなっています。 あくまで私が受けた印象ですが、落ち着いてしっとりした歌い方。 ただ声を張るのてはなく、自分の想いを歌に託し、抑えた歌い方はすごい。 これは相当練習したでしょう?彼女の努力が垣間見得ます。 去年とは比べものにならないほどの成長。 ここまでしてくれると私も感想の書き甲斐があります。

ココ役 奥ノ矢佳奈

ルックス抜群でジュニア・アイドルとしても有名。 テレビでの活躍も多いですが、舞台はど~なるかな~?とかなり楽しみにしていました。 う~ん、なるほど、後述する生田絵梨花もそうですが、 おそらく、ココの雰囲気にあった子を選んだような気がします。 演技、歌、ダンスとか、そういうレベルのものではなく、 ココの明るく真っ直ぐで、何事にもとらわれない純粋な雰囲気を持った子。 歌、ダンス、演技とともに平均的で、特にとりたてて特徴はないです。 でも、後先考えずにガンガン行動するココ役は好感。 彼女の本当の性格は知らないのですが、なんとなく地のような(笑) 主役としての重責は果たしたと思います。 ただ、この次に彼女が舞台に立つ時は、また違った演技が必要になるでしょうね。

同じく生田絵梨花

どちらかというとドタバタな感じ(爆) 特に初登場シーンは面白い。 パンフレットを読むと 「一見ふざけているように見えますが・・・」 と書かれているので、これも演技なのでしょうね。だとしたらすごい。 彼女は雰囲気的に、今泉舞のココに似ているかな? 瞳パッチリで、髪の毛をアップにしていたので、なんとなくキューピー人形のような(爆) もちろん、それだけ可愛らしいということ。 また、来年の成長が見てみたい。

イズミ役の今泉舞

今回のメンバーからいうと、やっぱり彼女と大谷がこの役に適任かな? あくまで私の印象ですが、去年より痩せましたね。 再び昔のイメージに戻った感じ。 今ココをやっても全然問題ない(爆) それはともかく、演技はやっぱりうまいです。 おどおどした、か弱い演技はすごくいい。 はかなげな表情もなかなか。

ナツメ役の山本愛星

まぁ~この役は彼女に任せておけば安心と言える(爆) 気が強く攻撃的な役は抜群にうまいですから。 もちろん、その裏に隠されている家庭内の問題、それ対する友人、妹へのあてつけ等、 心の演技もうまいです。 ただ、心が打ち解けた後と前ではあまり雰囲気は変わりませんでした。 サラサラ~と変わった感じ。これはわざとそうしたのかな?

ひとつ気になったのは、彼女の歌声。 ソロがありますが、イマイチ印象に残りませんでした。 彼女はもっと歌えると思ったのですが、こんな感じでしょうか? 自分の中で過大評価しすぎたかな? もしかしたら、曲のキーが低いのかな?ハモリもあるので、低いパートを歌っていたのかも。 ちなみに、最後のダンスシーンは迫力ありすぎで面白い(笑)

同じくナツメ役の大木梓彩

じつは彼女を観たとき、あるデジャヴにかられました。 どこかでこの雰囲気の演技を見たことあるんですよ。 何かな~?と考えていたのですが、 思い出しました。 テレビで放映されていた「新・キッズ・ウォー」です。 井上真央がやっていた方ではなく、加地千尋の方。 加地千尋のインタビュー動画を見たことがあるのですが、 あくまであの動画を見るかぎり、けっこう静かでおとなしく真面目な印象を受けました。 それが「新・キッズ・ウォー」では不良役ですからね。 もちろん演技ができていればいいのですが、 とてもそうは見えない無理な演技で、見ているこちらがつらい感じでした。 ちなみにこの番組は「2」も作られたんですよ。大人の事情なんでしょう。

大木梓彩の本当の性格を知っているわけではありませんが、 今までの舞台、雰囲気、テレビでの活躍を見るかぎり、けっこう天然で真面目系な感じです。 それが今回の役は、気が強く攻撃的な不良の役。上記の印象がかぶるわけです。 これは本人相当悩んだと思います。つらかったんじゃないかな~? パンフレットにも自己紹介のところで書かれていますが、 死にものぐるいでこの役を演じようとしているのが伝わってきます。 なんと言っても山本愛星と同じ役ですからね。普通に考えてありえない(汗) 本人の演技の幅を広げるためにもこの役を演じさせたのだと私は思います。 最初に山本愛星のナツメを見てしまったので、 これが逆であったらまたイメージが変わったのかもしれません。

たまたま、エリシャ・カスバート(24シリーズ、ジャック・バウアーの娘役)の インタビュー記事を読んだのですが、 「女優として、全然違うタイプの存在を演じわけるのって、おもしろいのよ。 ある作品を見た人は 『ああ、エリシャってこういう子なんだ』って思うかもしれない。 けど、それは本当の私じゃないんだから!(笑)」 ちなみに彼女は韓国のヒット映画「猟奇的な彼女」のハリウッド・リメイク版でヒロインを演じるのですが、 韓国版の作品は撮影終了後まで見なかったとのこと。 韓国版は韓国で主演した女優さんの作品なのだから、演技をコピーしたりしたくないため、 脚本だけ読んで自分の演技をしたかったらしいです。

話しずれましたが、大木の演技は悩んだ甲斐もあってかなり頑張ったと思います。 でもごめん。無理しているな~というのが私には見えちゃう。 天然で優しい子だから、彼女が不良になるわけがないんですよね、少なくとも私の頭の中では。 ちなみに大木梓彩と澤田樹里亜が姉妹というのは、天然コンビという意味なのかな?(笑)

はるき役の平塚あみ

面白い。 携帯のナンバーが終わって、暗幕があって、 最初にほうきを持って登場しただけで面白い(笑) 瞳パッチリで可愛らしいルックスなのですが、どちらかというとお母さんって感じ(爆) たしかにみんなを穏やかにまとめる、はるき役にピッタリ。 本当の性格は知りませんが、けっこう天然でのんびりな雰囲気。 「レ・ミゼラブル」のリトルコゼット役で有名ですが、演技は独特。 彼女自身の個を強く持っている感じ。 落ち着いたしっかりとした瞳で、観客の視線も引きつける。 歌唱力は、すっごくうまいというわけではないけれど、 こちらも彼女の性格をあらわしてか落ち着いた歌声。 走り方もけっこう独特かな?

同じく藤井玲奈

パンフレットのコメントに『ココスマ4よりもパワーアップした玲奈に注目!』 みたいなことが書かれていますが、それに嘘偽り無し!! たしかにすごいパワーアップで私も驚きました。 彼女はジュニアアイドルとしてもいろいろ活躍していますが、 それだけでなく、演技も、歌も、ダンスも、すごく成長している。 演技としては平塚あみとはまた雰囲気が違うはるき役。 平塚あみがお母さんなのに対し、藤井玲奈は柔軟性のある生徒会長という感じかな? 演技の幅もすごくひろくなって小芝居もいい。 表情のつけ方はすごくかわいい。 ダンスでは上半身を躍動させるところが柔らかいし、ダンス全体のレベルも高い。 どれもみんな印象的なのだけれど、歌もすごくいい。 ソロがあったのですが、ここまでうまいとは思いませんでした。再確認。 彼女の努力した成果が顕著に見られました。すばらしい!!!!!

ミク役の高木夏美

基本はダンスの子でしょうね。 かなりキビキビとしたスピーディーなダンス。 小さくてダンスがうまいとすごく目立ちます。 ただあまりにも早過ぎて、他の人より早過ぎるダンスは微妙ですが(汗) 彼女はカツゼツもしっかりしていて聞き取りやすい。演技もよくやっています。 今回のココスマメンバーの新人の中ではピカイチですね。 あえてひとつ突っ込むなら、表情が良い時と良くない時の差がある。 自分が何もしていない時の表情付けをこれから気をつけてくれると嬉しいな。 ダンスの時の表情なんて、とっても楽しそうですから。

同じく澤田樹里亜

2006「フレンズ」の演技がとても楽しく、 今回彼女のさらなる成長ぶりに、ものすごく期待していました。 う~ん、正直あまり変わった印象は受けませんでした。 下手ではないんですけど、去年のイメージのまま。変わってる印象がない。 ひとつだけ気になったのは、ナツメ役の大木梓彩が「他人になるんだよ」と言われ、 驚いて他の子に抱きつく時。 全然悲しんでないんですけど・・・ あれはちょっとまずいと思う。話し理解してるんでしょうか? ふてくされた表情のダンスはけっこう面白かったけど、そこだけかな? 期待していただけに、かなり残念。

さくら役の内藤もゆの

小さくて、手足も長くて細いし、本当にかよわい感じ。 この年齢にして演技力抜群なので、言うことなさすぎてつまらない(笑) いろいろうまいんですけど、一番印象的なのはやっぱりダンスかな~? 小さな体ですごいダンスなんですよ。 ダンスの時の明るい表情もすっごくいい。 言うことなさすぎるので・・・こういう役は得意だと思うので、次回は違った感じの役が見たい。 ど派手な悪女がいい(笑)

同じく伊藤彩夏

ルックスはかわいらしく、瞳もパッチリ。 今回はおでこ全開でしたが、前髪をおろしてもかわいいです。 彼女は喋り方もかわいい。 歌もうまいし、演技もしっかりしているし、カツゼツもいい。 これから人気でるでしょ。なんだかブレイクする予感。

あきな役の中原知南

久々ですが・・・ビックリ!最初どこにいるのかわかりませんでした。 ずいぶん大きくなりましたね。 今までのイメージだと、どちからというとか弱いイメージがあったのですが、 今回はイジメ役。 うん、なかなかいいです。両極端の演技をできるのはすばらしい。 ちなみに、Kチームのイジメチームは全員うまいです。 彼女は歌もいいんですよね。最初の携帯のナンバーでも印象的でした。

同じく稲葉美月

おでこ全開で頑張ってくれました。すごく嬉しいな。 前半の携帯のナンバーでソロがありましたが、かなり頑張ってました。 元々の雰囲気がそんなに怖くはないので、イジメ役の怖さはあまり感じませんでしたが、 演技そのものは良かったと思います。 去年よりも成長した姿を見せてくれました。

シオン役の相原えみり

2006の「フレンズ」の印象で基本はダンスの女の子だと思っていたのですが、 今回はかなりすごい。 演技、セリフ、歌、すごいパワーアップしてくれました。 これは相当努力したでしょう。 ダンスだけというイメージを完全に払拭しましたね。 去年のイメージはかよわい印象がありましたが、今回はいじめ役。 物凄く怖い(笑) 特に目つきがすごい。かなり研究したことと思います。 内藤もゆのをいじめるのでむかつきました(笑) それだけ舞台上では役になりきっていたということ。

ダンスは抜群のセンスで、当然ながらほぼセンター。 見応えないわけがない。かっこいいですね~ ただ今回は歌も頑張ったので、ダンスよりも歌の方が印象的かな? とにかく彼女の成長度はすばらしい。

同じく荒瀬眞依

相原えみりの怖さには負けますが、イジメ役頑張ってました。 それに彼女のソロもいいですね。

のりか役の平田梢子

基本はダンスの子かな? センター付近で頑張ってくれました。

同じく建畠すみれ

彼女はEチームの要。 2006年の「フレンズ」でも素晴らしかったのですが、今回もさらにいい。 演技、カツゼツ、表情付け、ダンス、歌、すべてにおいてバランスがとれてます。 ここまで安定した力を保つのはたいへんでしょう。 観る人が観ればすぐに彼女の実力がわかりますから。 実力のある子が、当たり前のように安定した演技、ダンス、歌を披露してくれるのは、 それだけたゆまぬ努力があるんですよね。 パンフレットのコメントに書いてありますが、Eチームの母的存在のようです。 これはすごく納得。 私的に超大満足!!

まどか役の野田紗貴

彼女は2006年「葉っぱのフレディ」のダニエル役で好演しました。 かなりの実力者。 目元パッチリで印象に残ります。 演技は申し分ないし、カツゼツもいいし、歌もいい! 彼女もバランスががとれていました。 もう少し出番が多いとさらに輝いたと思う。

同じくまどか役の鈴木美穂

彼女はカツゼツの良さ、歌が印象に残っています。

ユウ役の植草ゆりこ

やはり彼女はこのくらい出番がないと輝かない。 ミュージカル「CHANCE2007」の役は、ちょっと出番が少なかったですから・・・ 今回はいじめ役。 2006年の「フレンズ」では、不安な心に揺れる少女の気持ちを演じましたが、今回は真逆。 うん、なかなかいい! か弱い演技もいじめる役もできるというのは、演技が幅広いです。 相原えみりに続いて怖かった(笑) 体の線も細いし、ダンスシーンはすごく見応えあります。

同じく伴美幸

ジュニアアイドルとしても有名。 ど~して、ど~して、演技もけっこうよくやっています。 アイドル的ルックス+表情付けがいいのでかなり目立ちました。 さらにはその表情をいかしてのダンスがかなりいい! 意外と言っては本当に失礼なのですが、けっこう印象に残りました。

エイミ役の坂本和香菜

彼女はとにかくルックスがかわいい。すごく美人。 スタイルもいいし、これからモデルコースに行くことも考えられる。 それはともかく、笑顔がとても魅力的。 特にダンスをしている時の表情がいい。 すごく舞台映えする。 演技もまずまず良くできてるし、出番はそれほど多くはないもののかなり印象に残ります。 今後の活躍が期待される新人。 これから大化けする可能性大でしょう。

おなじく飯嶋あやめ

ココスマメンバーになるとは驚き。 彼女は実力ありますからね。 ただ、この役は正直目立つ役ではないのでアピールできないのは残念。 印象的にはダンスかな?

ナギ役の石井晶子

どちらかというと地味な印象がありますが、ダンスメンバーでは主力。 レベルも高いダンスです。

同じく五味汐梨

地味な存在ですが、いいダンスをしている。 特にターンかな?首の動きはスムーズでスピーディー。

ユッキー役の松下莉子

ドラゴンファンタジーでも活躍していたので、彼女にも注目していました。 表情のつけ方はさすがにうまい。 目立つ役ではないけれど、 舞台中心より端でも微妙な表情の変化で小さな芝居をしていました。

トーヤの花房里枝

パンフレットの写真はいただけない。 実物の方が遥かにかわいいのに。 どちからというとダンスかな?足もよく上がります。

ナナ役の田中美織

役のポジション的には、往年の(爆)関谷彩花の位置でしょう。 彼女は体は成長しましたが、雰囲気は全然変わらないです。 すごく穏やかな演技を好演していました。

高原慧役の右手愛美

初めて観たのですが、ここまで演技できるなんて予想できませんでした(爆) イズミを守るために精一杯なところがじつにいい。 しかも彼女、歌の実力もあるんですよ。 さすがにCDデビューしているだけのことはあります。 高音響かせる歌い方は聞き応えあるし、冨岡真理央とのハモリもいい。 失礼ながら、あまり期待しなかっただけに予想外の実力にビックリでした。 大人キャストではありますが、子供メンバーのひとりというところにもビックリ(汗) 出番が多いことから、印象度も高い。

飯野涼子役の冨岡真理央

彼女は完全にプロなので、言うことありません。 演技は抜群だし、歌のレベルも半端ではありません。 一番面白かったのは、ココメンバーとともにダンスをしたところかな(笑) ラストで踊ることはあっても、 通常のナンバーで子供たちと一緒に踊ることはあまり無かったと思います。

総括

私的にすっごく楽しかったです。 全員のダンス、歌と、盛りだくさんで、これぞココスマ!という感じでした。 諸事情で各一回ずつしか観られなかったのですが、何度も観たい衝動にかられました。 それだけ内容も演者もすごく魅力的な舞台。 新しい構成も新鮮で見応えありました。

※敬称略
キャスト表