公演時期 | 2000年8月3日・8月9日~13日 9回公演 |
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会場 | 村松町さくらんど会館・新国立劇場 小劇場 |
演出・振付 | 桝川譲治 |
作曲 | 水野良昭 |
脚本・作詞 | 堀美千子 |
振付 | 三村みどり・羽永共子 |
宣伝美術 | 新倉晃 |
照明 | 三田弘明・中山仁 |
コスチューム | 馬渕紀子 |
音響 | 斎藤英士・木谷晶代 |
舞台監督 | 斎木伸太朗 |
舞台美術 | 斎木伸太朗 |
監修 | 長澄修 |
あらすじ
観劇感想大好評だったココスマイルが帰ってきました! ただし、初演の舞台とは基本的につながりはありません。 ココという女の子が出るというのは同じです。 新・国立劇場小ホールということもあり、舞台と観客との距離が近く、 とても観やすかったです。 気になった役者主役、ココ役の小川亜美本当は、もうとひとりのココ、冨田麻帆さんに注目していたのですが、 私的には、こっちのココの方が好きです!(麻帆ちゃん申し訳ない) まず、なによりもルックス!すごく可愛らしいです。 アイドルアイドルしたルックスは、観客を釘付けにしていました。 か細い体に、さらに細くて長い手足。 こんな体でダンスは大丈夫なのかな~と思いましたが、 まったく問題ありませんでした。 また、声もいいですね。ハキハキした声がココに合ってます!! 小川亜美さんを発見しただけで、ココスマ2見た甲斐がありました(笑) もうひとり主役、ココ役の冨田麻帆演技力という点では、さすがに冨田麻帆さんの方が上です。 笑顔の時の三日月の瞳、とても印象的です。 でも、不思議とこれぐらいやってくれる予感があったせいか、 強く印象に残っていません。 やはり新鮮味あふれる、小川亜美さんを見たせいかな? マコト役の米澤史織写真と実物では、すごくイメージが違います。 実物のほうがボーイッシュ的かな? 演技や歌など、私的には彼女のマコトの方が好きです。 そういえば、ココからバトンをもらう時、 米澤さんの場合は驚いた表情を見せたけど、 倉沢桃子さんは特に表情を浮かべませんでした。 なにか意味があるのかな? もうひとりのマコト役、倉沢桃子アルゴミュージカルや「おはスタ」で大活躍。 で、どんな感じかな~と思いましたが、正直イマイチ。 かなり、あっさり系なんですね。 ぶっきらぼうな表情とかはいいけど、もうひと工夫ほしいところ。 印象が、ちょっと希薄です。 舌をペロッとする癖があるみたい。 ダンスを始める時とか、それが気になりました。 ハヤセ役のベッキー彼女も「おはスタ」等で人気が出て、 今では普通のバラエティー番組にも出演しています。 演技的にはまずまず良かったと思います。 ただ、歌に関しては、やはりカラオケっぽい歌い方。 ダブルの亜沙美ちゃんと比べると、う~んって感じです。 もうひとりのハヤセ役の酒井亜沙美いいですね~! 敵役というのも、さまになっています。 私的には、前回のアオイ役の方が好き。 なんと言っても 彼女の場合、やはり歌でしょ! 声量感ある歌声はさっすがって感じ! これをベッキーにやれって言っても、それは無理です。 彼女の迫力ある歌声が聞けて最高でした! エル役の石井香澄彼女は元アニーズです。 はかなげな演技がとてもいい。 そして、同じくはかなげな歌も最高! ただ、喉の使いすぎかな? 途中途中、かすれ声になることもありました。 エル役の雰囲気、バッチリ出てました。 コバト役の深谷えりか元気で、すばっしこくて、気の強いイメージ、それがコバトです。 えりかちゃんのハマリ役かな? 彼女の声質、本当に好きなんですよ! 今回も、その独特の台詞回しがあっていいですね~! 歌い方に、ちょっと特徴ありますね。私は好きですけど。 彼女の敏捷性あふれるダンスを見る事もできたし、大満足でした。 ムツキ役の刑部飛鳥めっちゃ可愛いかった! だが、正直なところ、このときの台詞はたどたどしい。 演技と呼べるものでなかったですね。 本来はダブルだったのですが、諸事情により、シングルキャストです。 クルミ役の長谷川桃演技はマズマズ。まだ喋り方に、たどたどしいところが残っています。 どちらかというと、ダンス系の女の子です。 ダンスシーンでは、背が高いこともプラスして大きな表現ができます。 春野町チームはダンスシーンが多いので、 彼女のダンスの冴えを何度も見ることができます。 もうひとりのクルミ役、白数美里ルックスは申し分ないです。とっても美形! 見た感じの印象ですけど、真面目な感じがします。 演技的にもその印象が強く、優しいお姉さんタイプに感じました。 チカ役の西川智優彼女の「私はレギュラー目指して頑張るもん!」の表情がいい(笑) 彼女独特な表情があり、そこが見応えありますね。 ダンスもいいです。 もうひとりのチカ役、田島千愛智優ちゃんに比べると、ちょっと印象薄い。 口が半開きになることがあるのは、注意してほしいところ。 チャッピ役の赤松由貴イメージ的に、チャッピ役は敏捷性に優れてるって感じがありますが、 由貴ちゃんは、そこまでいかないかな? 表情、強張っていることが多いです。 笑顔で頑張っているのはわかるけど、気を抜いたりしてると、 ボッ~とした表情にもなります。そこを注意してくれると嬉しい。 もうひとりのチャッピ役、松田実里由貴ちゃんチャッピに比べると、背が大きいです。 演技的には良かったと思います。でも、意外と印象薄い。 サコ役の岡崎桂子彼女はなんと言っても声。 あの、ちょっと甲高くハッキリとした声質が大好き! 演技的にも本当にうまいです。玄人好みって感じかな? さらに、ダンスもしっかりしています。 ちょっと地味な存在ではあるけど、彼女の実力、わかる人にはわかります。 おなじくサコ役の林みどり清純そうなイメージと、清潔感があふれています。 そこからかもしだされるルックスもすばらしい。 ヴィジュアル的には問題無しです。 声の張り、演技のほうでも、岡崎桂子ちゃんに負けていません。 好演でした。 イチコ役の高松いくイチコ役は、ダブルのふたりともに素晴らしい。。 いくちゃんの方は、どちらかというとしっかり者のタイプかな? なんとなく、真面目っぽい女の子が恋するって感じ。 もうひとりのイチコ、木地山まみ表情が、やわらかな女の子です。 どちらかというと、彼女のイチコの方が好きです。 ルックスは、アイドルアイドルしていてグッド! 性格は、さておき(笑) 特に、悲しげな表情がうまいんですよ。 ナル役の茨木亜由美いじめっ子役、意外に良かったですね。 本当の性格とは違うもので(笑) たしかに、初めて見る人にしてみれば、 嫌な奴って感じにうつるかもしれせまん。 ある意味、役者としては成功です。 ふてぶてしい態度もいいですね。 夏川町は、あまりダンスらしいダンスがなかったので、 ダンスシーンの印象は薄いです。 もうひとりのナル役、中野璃奈ルックスは最高!かわいいです! 演技的にもマズマズかな? やはり前述しましたが、夏川町はダンスシーン少ないので、 彼女のダンスの切れを見る事が少なかったです。 ちょっと残念。 総括すごく楽しい舞台でした。小川亜美、冨田麻帆、ふたりのココともに最強にして最高。 他の出演者も演技レベルが高く、安心して観られます。 ココスマ2の中では、この回が一番好き。 ※敬称略 |