◆  『フレンズ 〜ガラクタ怪獣のなみだ〜』(A&K総評 2004年)

◆公演時期   2003年12月29日〜2004年1月5日
◆会場 新宿 シアターサンモール
◆演出 桝川 譲治
◆脚本/作詩 長田 育恵
◆作曲 水野 良昭
◆振付 紀元 由有
◆舞台美術 南 雅之
◆照明 中山 仁
◆音響 戸田 雄樹、相川 幸恵
◆舞台監督 沢、麗奈、櫻岡 史行
◆制作 加藤 伸子

あらすじ

そらは、お母さんと一緒にこの町にやってきました。
でも、新しい学校になじめず、塾でもイジメにあってしまいます。
そんな時、そらは町外れの工場に迷いこみました。
そこで出会ったのは怖そうなおじさんと、個性あふれる仲間たち。
おじさんは、そらに仕事を与えます。
「この工場のどこかに眠る、オモチャの怪獣を修理してくれ」
そらは怪獣を探し始めます…

怪獣を見つけることによって、今、そらの心の歯車が動き出しました…
(パンフレットより一部抜粋)

観劇感想

千秋楽を含めた、総評です。
過去の感想と同じ部分もございますが、ご了承ください。

ジョーズカンパニーの新作!すっっっごく楽しみにしていました!
ココスマシリーズとは一区切りをつけての新作。
演出等、いろいろな部分でココスマとは変わっています。

まず思ったのはセリフの長さ。
主役の女の子や一部の子ではありますが、
かなり長いセリフがありました。
これは覚える方たいへんだな〜と率直に思いました。
ココスマでは、ここまでの長ゼリフ、無かったと思います。

次に内容の深さ。
深い、話が深いです!
単純に「イジメは良くない!」と一言でいうのではなく、
そこに至るまでの布石、過程、派生、飛び火など、
充分にねられた脚本だと思います。

さらには両親の離婚、
しかも父親の愛する女性が、知り合いの子の母親。
うわっ、深い!昼メロのような感じです(笑)
今の子は昔と違って情報に富んでますから、
こういった内容もすぐに自分の中で消化できるのでしょうね。
ちなみに、この後、ノゾミとそらは姉妹になったのかすごく気になる〜!

イジメの伏線が多数あり、ちょっと混乱しそうになりました。
誰と誰が仲良しで、この子とこの子は微妙な関係…
慣れると大丈夫ですけどね。

全体的に照明は暗かったです。
工場を意識しているため当然なのですが、
遠くから舞台を見ると顔が暗く、ちょっと判別が難しかったです。
そんなこともあり、私としては、1幕は誰が誰やらわかりませんでした。
2幕があがって、ようやく、パンフレットの写真と名前が一致した感じ。

今回は、演技、歌、重要視でしょうか?
ダンスシーンが少なかったのは残念です。
譲治さんの出番も少なかった(涙)
他のお仕事とか忙しいこととは思います。
でも、久々に最初から善人役ですよね(笑)

ノゾミの命令で、そらが無理やりアキラを嫌いになるところ。
かなり無理やり〜な感じがしますが、
もえこちゃんがやっていると、それもアリかなと思えます(笑)
これはもえこちゃんワールドのせいなのか!(爆)

そらの服に残った煙の匂い…
陽一先生!
工場なので、たぶん、油くささもあったと思うけど、どうかな?(笑)


あとは、香水のビンが、いきなりそらのカバンから見つかってしまうところ。
まぁ、細かく分析すると、犯人が『持ってる〜!』なんて言うわけないですよ・・・
あ・く・ま・で、お伽話だから、ここはこれでOKです。

『君のアジト、私のアジト』のナンバーでは、
譲治さんが持っている小道具が毎回変わってました。
バズーカに似たガラクタや、換気扇のようなガラクタなど…
細かい演出です。まっ、そんな深い意味はないですけど。


気になった役者さんは・・・

主役、そら役の小泉もえこちゃん。
本当の性格はわかりませんが、このそら役にピッタリでした!
素朴な雰囲気がとってもいいです!
ちょっとおどおどしたところなんて、
こちらがむずがゆくなってしまいます(笑)
やや演技的に大げさな部分もありますが、
私的には全然OKですね。それがもえこちゃんらしさだと思います。
演技が上手い下手という部分ではなく、
役柄としてピッタリなのが好印象でした。

そら役は、長い台詞が本当にたくさんありました。
たいへんだったことでしょう。
たぶん、初日は噛まなかったと思います。
立派です!
最初に観た時は、少し口調が早いかな〜と思いましたが、
後半は慣れたせいか、特に違和感は感じませんでした。
というか、もえこちゃんにハマった(笑)
ただ、1月4日のできはあまり良くなかったと思います。
セリフが早く、聞き取れない部分がかなりありました。
某所属メンバーが来ていたため緊張した…というわけでもないと思いますが。
千秋楽は、普通に聞きとれました。
すごく生き生きとした印象を受けました。


歌唱力はまずまずでしょう。
おそらく、1幕はパワーおさえてますね。
2幕のセリフもあるし、1幕で声量を使ってしまうとたいへんですから。
2幕の歌唱力は、1幕とは別人(汗)

ダンス、そしてリズム感は抜群です。
最後のダンスシーンになって、その能力を発揮します。
本当は、もっと早めに観たかったけど(笑)

そうそう。蛇足ながら、
当サイトの児玉まりなちゃんに雰囲気似てます(笑)
喋り方とかそっくりなんですよ!
その部分でちょっと笑った(爆)

私的には、『ぱくぱく』と言っている時のもえこちゃんの表情が好き!

初めてのミュージカルだそうですが、十二分に大役を果たしました。

同じく、そら役の安島丹希ちゃん。
真面目で正統派アイドルという感じですね。
最初は、ちょっと声がかすれているところもありました。
歌はうまいと思います。
もえこちゃんと同じように、1幕よりも2幕の方がパワーあります。
歌唱力に関しては、小泉もえこちゃんより上でしょう。
ただ、安藤聖ちゃんと一緒に歌うナンバーでは、
聖ちゃんに対抗しようと、
歌唱力をパワーアップさせているのが感じられました(笑)
安藤聖ちゃんの歌唱力につられて、
「私も負けないぞ〜!」なんて思ったんでしょうか?
歌唱力は、観るたびにどんとん良くなったように思えます。
抜群にのびがありました。バイオリズムの調子が良かったのかな?


演技的には真面目ですね。すごく無難な感じ。
安心して観られるし、言葉づかいもしっかりしています。
ただ、ぜいたくな意見ですが、ちょっと物足りない。
もえこちゃんの方が荒削りで個性的な分、
丹希ちゃんは面白味には欠けます。
もちろん、好みの問題ですが。

イジメを受けて、ベンチで落ち込むそら。
この場面は、もえこちゃんと比べると、
丹希ちゃんの方が落ち込み度、高い気がします。
もえこちゃんの方が、やや前向きですね。


またまた蛇足ですが、あのおだんご頭の髪形、
あれは小川亜美ちゃんだけにして!(笑)

ノゾミ役の長屋光紗さん。
私が考えるに、この舞台の中で一番難しい役でしょう。
仕掛け人、いわゆるラスボスです(ちょっと、変な言い方ですが)
真面目な優等生と、影でコソコソと意地悪なことをする性格最悪女の、
二面性を持ち合わせる役です。
両親が離婚、等のいろいろ複雑な背景があるゆえの、
性格の変化ではありますが。

演技的に頑張ってはいます。
後半の冷淡で淡々としたセリフも聞きごたえありました。
ただ、やはり演技の部分においては、他の子にはやや劣るでしょう。
他の子の演技力に押されるところも見受けられます。
他の子の演技のパワーに負けないで、打ち返してほしいですね!
公演を続けていくにつれて、自分の役にハマッていったのか、
どんどん良くなってきました。
冷たい女が似合う女性になります(笑)


歌は・・・・まずまずかな?
歌うナンバーが多いので気になるところではありますが…
彼女の場合、高音パートが多いので、たいへんですね。
しっとりとした歌い方です。


おなじく、ノゾミ役の名塚佳織ちゃん。
う〜ん、ごめんなさい、最初に謝っておきます。
あくまで、私、聖橋流の好みなんですが、
名塚佳織ちゃんの歌い方は合わないんですよ〜
あのちょっと甲高い歌い方は…
自分の友人は彼女の歌が大好きなので、本当に好みの問題です。
ただ、千秋楽の歌唱力はもうひとつだったかな?

少し落ち着いた歌い方もあって、
「あっ!前よりいい感じ〜!」
と思ったのも束の間、違うナンバーではまた甲高い感じになってたり…

演技はなかなかいいんじゃないでしょうか?
もともとは真面目な優等生の性格(?)なので、
意地悪役は合わないのですが、きつい表情とかも頑張ってました。

ミニライブでは、MCが抜群にうまいですね。
やはり声優のトークイベント等でいろいろ経験されていることと思います。
話のふくらませ方とか、ツッコミやボケをうまく多用していました。

アキラ役の石井香澄ちゃん。
もう、すばらしいと言うしかないです。
歌はあいかわらず抜群にうまいです。
昔に比べると透明感は無くなったものの、
詩を理解した歌い方が、じつに丁寧。
聞いていて安心する歌声です。癒し系の歌声。
ずぅ〜と香澄ちゃんの歌を聞いていたい(笑)

声はハッキリしていて、じつに聞こえやすいし、
セリフ回しも完璧。背筋がピン!と立っているのも印象的。
現時点で、ジュニアを卒業している気がします。
大人の人と舞台をやっても、まったく違和感ないでしょう。
すごく存在感あるし、オーラもあるし、
正直言うと、丹希ちゃんがかすむ(汗)

香澄ちゃんは、か弱い演技だけでなく、気の強い演技もできるんですよね。
本当に演技の幅がひろいです。

私はラッキーなことにミニライブを拝見することができました。
譲治さんも推薦していましたが、
ココスマ2の『素直になりたくて』
これは香澄ちゃんでしょう。譲治さんと意見一緒でした。
なんとなく一体感(笑)
この歌は、本当に泣きます・・・いい歌ですよね〜!
香澄ちゃんが歌うと、その気持ちもさらに倍増。

蛇足ですが、ライブでは香澄ちゃんのボケキャラぶりが発揮されました(爆)
台本に書かれた計算でなく、まったくの地です(笑)
これで香澄ちゃんファンが増えることでしょう・・・
ボケキャラにもかかわらず(失礼!)
舞台上では性格を一変させる香澄ちゃん。
このギャップがまたいいんですよ。
とにかくも、今回の香澄ちゃんは凄かったです!!

同じく、アキラ役の斎藤彩夏ちゃん。
前も彼女を観劇した時、風邪をひいてたんですよね。
で、今回も風邪をひいていました。
途中でどうしても我慢できなくなり、咳を出してしまうほどですから、
相当苦しかったことと思います。
なにより、斎藤彩夏ちゃんは、いろいろなお仕事をされていて、
本当に大変だと思います。
風邪を引くなと言われても、
いろいろなお付き合いもあって難しいでしょう。
ご苦労、お察しします。
ハスキーボイスにさらにハスキーが加わっているため、
歌唱力は微妙だな〜

正月明けの3日は声の状態が回復していました。
風邪がどこまで治ったかはわかりませんが、
観ているかぎりでは、風邪の徴候はみられません。
ハスキーボイスの歌声ですが、正月明けての3日間はバッチリ!
香澄ちゃんとはまた違った、味わいのある歌声です。
このハスキーボイスなら、私も好き(笑)

演技は、うまいです。かなりこなれている感じ。
アキラという役は、性格も漠然としていて、
どう演じるのか難しかったことと思いますが、
彩夏ちゃん独自のアキラ役が演じられました。

気になった(?)点をひとつ。
彩夏ちゃんは、笑う時『イヒヒヒ〜』と笑うんですよね。
普通は、そんな笑い方はしませんが、
声優さんということもあり、アニメの台本にも書かれている可能性もあります。
それで癖になってしまったのでしょうか?
普段から、笑う時はそれが出るそうです(爆)


初日だけ観劇した方は、彩夏ちゃんの真価を見ることができなくて、
残念だったことと思います。


イクミ役の西島来美ちゃん。
う〜ん、かなりいい!
ココスマ3の時もかなり良かったのですが、
今回久々に見て、ダンス、歌、演技、セリフ回し等、
すべてにおいてパワーアップしている感じが見てとれました。
ルックスは元々可愛いのですが(笑)
特に演技、セリフ回しがしっかりしています。
演技をこれだけしっかりしていると、何をやらせても安心な感じ。
ただ、初日はマイクの不備があって残念でした。
にしても、すごく印象に残りましたよ、今回の彼女は。

ただ、たまにですけど、ツン!とすました表情に戻る時がありました。
ほんとに、ちょっとだけですけどね。
全公演を通しても、彼女の実力は安定していて素晴らしかったです。


同じく、イクミ役の松田ひかるちゃん。
当サイトで動画メッセージをいただいたこともあるので、
厳しく書きたくないのですが、
自分に嘘はつけないので、正直に思ったことを書きます。

セリフ回しはうまいし、ダンス、リズム感もあります。
歌もなかなかうまいですよ。声量ありますね。
ただ…正直、少し地味かな〜と思います。
通常、そら、イクミ、ひなの三人でメンバーが構成されますが、
別にイクミじゃなくても、他の工場チームのひとりでもいい感じ。
それだけ、ちょっと印象薄いんですよね。
たぶん、背のバランスや、
ダンスの出来る子を選択したのが最もな理由でしょう。

もう少し、大げさな演技をしてもいいんじゃないかな〜と感じました。
彼女の本当の性格はわかりませんが、
真面目な印象が強いです。
もっともっと前に出て、自分をアピールしてほしいと思います。
まだまだ彼女はこれからですから、頑張ってほしいです。

2回目以降の観劇にて。
歌唱力はかなり良かったです!
澄んだ、透明感ある優しい歌声ですね。
ダンスもうまいです!足を上げる打点位置も高かったです。
思うに、彼女の良さをわかるには1回の観劇だとまだ難しいですね。
2回観てもらうと、その味わいがわかる感じ。
玄人好みかな?
当然、いずれは1回で彼女の良さを知ってもらわなければならないので、
これからの頑張りに期待しています。


ひな役の池松亜美ちゃん。
全然知らない女の子ですが、うん、しっかりしていますね。
まだ小さいので、演技演技しすぎるのですが、
それほど違和感はありません。
喋りや発声もすごくいいです。
かなり重要な役ですが、頑張りました!
ダンス良く見なかった!今度ちゃんと見ま〜す!

2回目以降の観劇にて。
ダンスうまかったですよ〜!
ただ、他の人もたくさんうまい人がいるので、
これからもどんどん頑張ってほしいです。


同じく、ひな役の板倉美穂ちゃん。
基本は、やっぱりダンスの女の子ですよね。
慎吾ママ等で活躍していたのは有名です。
演技はまだまだです。
でも、別に悪くはないですよ。
あの甘ったるいセリフ回しはわざとなのかな?
それとも地?どうやら地らしいのですが…
いずれにせよ、今回の役としては、ああいうセリフ回しもOKだと思います。
歌もまだまだかな?でも彼女はこれからどんどん伸びそうです。

ダンス、リズム感はすばらしいの一言。
特にリズム感に関しては抜群でしょう。
ただ、あまりにもリズム感が良すぎて、他の子の流れと合わないこともあります。
そのために独りだけ浮くこともあるので、回りに合わせることも大切だと思います。
まっ、いずれ本人が気付くことでしょう。

千秋楽にて。
最後のレバーの場面。3、2、1で降ろすはずが、
手が届かなかったため、ワンテンポずれました(笑)
でも、なかなか微笑ましい光景です。


りんこ役の田中みいやちゃん。
私は良く知らないのですが、あるところでは有名みたいですね。
気の強いお喋り役ですが、
セリフがしっかりしていて聞き取りやすく、演技も上手でした。
ダンスは・・・・・微妙かな?
歌も、もうちょっとほしいかな・・・

同じく、りんこ役、堀内夏海ちゃん。
正直、それほど演技はうまくないでしょう(爆)
ただ、彼女の場合、ひじょうに勢いがあります。
やや大げさな感もあり、荒削りです。
しかしながら、彼女の魅力はそこなんですよ。
たぶん、堀内夏海ちゃんと同じキャラの人・・・ってことを考えると、
なかなかすぐには思いつきません。
それだけ個性が確立されているということです。

いずれ、『堀内夏海じゃないと、この役できないよ』
な〜んて舞台が出てくるかもしれません。
彼女も今後が凄く楽しみです!
そうそう。ダンス、もう少し頑張ってくれると嬉しいです。

マキ役の石井海帆ちゃん。
意外といい!
表情もいろいろ変化するし、リズム感もあります。
面白い存在ですね。
不思議と存在感ある子です。
彼女、ダンスかなりいいですよ!切れがあってスピーディーで、
すっごく目立ってました。
演技も無難にこなしていたし、舞台上で映えますね。


同じく、マキ役の志村理恵ちゃん。
初めて見る女の子ですが、意外にいいです!
特にダンスは秀逸。
腰を使う部分とか、ひじょうに目立ちました。
表情もコロコロ変わるし、演技も頑張っていました。
大きな口が特徴(?)のため
後方の席からでも、けっこう目立ってました。

演技やセリフが、ちょっと固いかな〜と思うところもありました。
もう少し柔軟的に、肩肘はらない感じで喋ってくれると嬉しいです。
公演通しても、ダンスの場面ではひじょうに目立ちました。
スタイルが良く、セクシーさも売りでしょう(爆)


スモモ役の近藤亜紀ちゃん。
この子も小さいのにすごくしっかりしています。
演技も良かったです!
ダンスもうまいし、声に張りがあって、聞き取りやすいです。
表情付けも、なかなかうまいと思います。
おそらく、彼女なら、善人、悪人、両方のタイプに適応できる感じ。
イジメ役だとしても、演技をうまくこなしていたでしょうね。
今後の有望株…になるかもしれません。

同じく、スモモ役の小林夏実ちゃん。
ルックスはかなり可愛い(笑)
さらには声質も良く、聞き取りやすいです。
ダンスも他のメンバーと大差なく頑張っていたと思います。
笑顔の可愛さはかなり高い(笑)
この子は化ける可能性大でしょう。

カヤ役の遠野花林ちゃん。
ハッキリ言って、主役以外では一番美味しい役がこれでしょう(笑)
一番悩んだりしてますから。
で、花林ちゃんですが、抜群にいい!
セリフはすごくしっかりしていて聞き取りやすいし、
演技力もかなりあります。
特筆すべきは、歌唱力。これは誰が聞いても満点ですね。
素晴らしいです。
歌唱力という点においては、聖ちゃん、彩花ちゃん、直子ちゃん、
そして花林ちゃんが印象に残ってます。
彼女はこれからまだまだ伸びるでしょう。

ダブルの裕香里ちゃんと比べると、気の強いカヤです。
イジメたり悩んだりという難しい役を、とても丁寧に演じていました。
公演中、歌唱力は常に高レベルをキープ。
かなり印象度高かったです。


同じく、カヤ役、中村裕香里ちゃん。
K.ヴァージョンでも述べましたが、カヤ役は美味しいです(笑)
で、こちらは中村裕香里ちゃん。
おおっ!かなりいいです!
雰囲気や、喋り方、ちょっとした上目遣いが、
足助美岐子ちゃんに似てます。

ルックスはすごく可愛らしいです。
声は少しハスキーな感じ。それとも風邪かな?
やや甘ったるい声ですが、逆にそれがそそります(笑)
歌唱力は普通でしょう。特に違和感はないです。
演技の方、なかなか頑張ってました。
表情もいろいろと変化していて楽しいです。
友達との友情に心ゆれる難しい役ですが、
その心の動きをうまくとられられていたと思います。
これはこれから、かなり楽しみな逸材ですね!
石井香澄ちゃんの次に印象深かったです。

笑顔が、めちゃくちゃかわいい(笑)
表情がコロコロ変わって楽しいし、とんがったアヒルのような口も素敵(爆)
ルックスだけでなく、ダンスレベルも高いですね!ちょっと驚き!
ダンスを踊っている時の表情は抜群!
観ているこちらは本当に楽しい!
演技的にはどうでしょう?
セリフは、たまにぶっきらぼうな感じがします。
なによりも、彼女は性格がかなり優しいため、
いじめる演技はちょっと弱かったですね。
(悩んだ末のイジメという後付けは出来ますが…)
気の強い、ダブルのカヤ役、花林ちゃんとはイメージがちがって、
裕香里ちゃんは、かなりか弱いかんじ。
そうそう、声は元々ハスキーボイスのようです。


たまき役の池内菜々美ちゃん。
ごめんなさい。まず、菜々美ちゃんがどこにいるか気付かなかった(涙)
『リボンの騎士』のチンク役をイメージしていたので、
あんなに大きくなったんて思わなかったんです!
気付いたのは、2幕からでした。今度はちゃんと見ます!
でも演技力については抜群。セリフ回しもバッチリでした!
もう一回、見直します!

ダンスレベルは、やはり高かったです!
後方へ足を上げるところもかなり高い!
彼女は特徴ある喋り方です。
私的に好きなセリフは「また、テストテストじゃ〜ん」(笑)
ここのイントネーション。リボンの騎士のチンク役が彷彿されます。


同じく、たまき役の佐々茉亜弥ちゃん。
この子もなかなかヒット!
声質がいいし、セリフが聞き取りやすいです。
演技力もかなりあります。
歌は悪くはないけど、伸びがもう少しあるといいな〜と思いました。
存在感、けっこうあります。舞台上でも映えてました。
不思議と印象に残る女の子です。

ダブルのたまき役がベテランの(笑)池内菜々美ちゃんなので、
どうかな〜とちょっと心配しましたが、まったく気にすることは無かったです。
表情はすごく豊かだし、セリフが本当に聞き取りやすいです。
ダンスレベルも高く、スラッとしたスタイルも加わって、見栄えがいいです!
歌唱力もまずまずなので、充分に三拍子そろっていると言っていいでしょう。
『フレンズ』の舞台、そらとの接点はあまりありませんが、
意外とキーポイントですね、たまき役は。


ミツル役の荒居直子ちゃん。
直子ちゃん、ミツル役だったの〜!彼女も2幕から気づきました。
ごめんなさい。
ちょっとだけ印象変わりましたね。
ジョーズカンパニーではベテランです。
演技もしっかりしているし、セリフ回しは秀逸。
彼女は声もハッキリしていて、とても聞き取りやすいです。
流れるような口調ですね。
歌唱力も抜群!前よりも、さらにうまくなりました。

ミツル役は、A、K、まったく印象が異なります。
荒居直子ちゃんはかなり気が強く、
ダブルの山本みのりちゃんはほんわか穏やかな感じ。
直子ちゃんの気の強いミツル役は、かなり印象度高かったです。
演技力が抜群だし、さらには美声の歌唱力。
もっともっと歌を聞きたかったな〜!


同じく、ミツル役の山本みのりちゃん。
今回は彼女のマイクが不備でしたね。残念。
でも、歌唱力があることは、そんなのがなくてもわかります。
とても良かったです!
演技も頑張ってました。
ただ、Kヴァージョンの荒居直子ちゃんと比べると、
印象はやや薄いです。
もう少し、自分をアピールするような演技してもいいかな〜と思います。
パンフレットのコメント等を見ると真面目な感じがするので、
少しくらい弾けても大丈夫でしょう!
ルックスは穏やかで優しい感じなので、これから人気が出そうですね。

山本みのりちゃんのミツル役ですが、ほんわかで優しい感じです。
ただ、ノゾミとの確執を決定付ける場面では、急に演技が変わっちゃいました。
(先生に質問をしたら明日にしてと言われた場面)
ええっ〜!今まで優しかったのに〜!という感じでした。
まぁ、二面性を持っていた、という後付けはできますが…
演技は下手ではないですよ。落ち着いた感じです。
ただ、なぜかパワーを感じないんですよ。
あまり覇気がないです。セリフは聞き取りやすいのに、声が小さいのでしょうか?
たぶん、マイクのせいではないでしょう。
歌もかなりうまいのに、ちょっともったいないな〜と思いました。
ルックスはとても可愛らしいし、真面目で優しい女の子・・・という気がするので、
冷たくあたる演技は難しかったのかな?
次回に期待します。


ユウカ役の斉藤世菜ちゃん。
ごめんなさ〜い。世菜ちゃんも気付いたの2幕からでした。
彼女をふくめて、三井麻由ちゃん、田中満里菜ちゃんのいじめ役、
これはかなり上手かったと思います。
すごく嫌な感じがでていました。
イジメ役だと、
どこかしらに、自分たちの優しい部分が残ることもありますが、
この3人においては後半の誤解がとけるまでは、
ずっと悪人のイメージがありました(笑)
でもこれって、重要なことだと思いますよ。

世菜ちゃんは、とりたててセリフが多いわけではありませんが、
セリフ回しもしっかりしていたし、いじめ役の演技も頑張ってました。

足が長いし細い!これはけっこう印象に残りました。
それから、彼女は近くで見たほうが可愛い(笑)
遠くだと良くわからんです。

世菜ちゃん、歌、うまいですね!
すごく可愛らしく優しい歌い方。
ダンスもうまいです。というか、もともとダンス得意ですけどね。
足をあげる打点の位置が高かったのが印象的。
イジメ役なので、笑顔は最後の方しかでてきませんが、
すっごくいい表情をしています!
やはり、私的には明るい役をやらせてあげたかった(笑)

同じく、ユウカ役の中谷千波ちゃん。
彼女は意外に目立ちます。不思議と存在感あるんですよ。
演技はまずまずだけど、歌がいいですね!
聞きごたえありますよ〜!
もう少し声量があると嬉しいな〜!

彼女はダンスレベルも高いです!
背が高いこともあって、ダイナミック…とはいかないまでも、
舞台上でじつに映えてました。


みなみ役の三井麻由ちゃん。
ルックスはとても可愛らしいですが、今回はイジメ役。
イジメ役のリーダーではないけれど、
ノゾミの次に、憎たらしい演技ができてました(笑)
迫力ありましたよ!
セリフもしっかりしているし、見応えありました。

白いTシャツ姿が、かなりセクシー(爆)
笑顔の可愛さが出るのは、イジメ役ということもあり、
後半だけなので、そこはちょっと残念。
ダンスでの生き生きした表情はとても良かったです。


同じく、みなみ役の浅野琴ちゃん。
今まで、けっこう琴ちゃんの舞台は観てきましたが、
今回はかなり成長していてビックリです!
まずは、背が高い(笑)
冗談は置いといて、
なによりも歌唱力が抜群に良くなりました!
これは本当に驚きです。
今まで観劇感想で厳しいことを書いたこともありましたが、
そのイメージは一新されますね。
怖いイジメ役もすごく上手でした。
怖い怖いオーラが出てましたよ〜!
ダンスも昔に比べると本当にうまくなっています。
過去に厳しい評価をした子が良い方向に成長すると、なんだか嬉しいです!
今回の浅野琴ちゃんは本当に素晴らしかったです!

ふうこ役の田中満里菜ちゃん。
小さいけれど、イジメ役しっかりできていました!
これからも悪役狙えます(笑)
それだけ演技がしっかりしていました。
セリフも聞き取りやすかったです。

彼女、ダンスうまいですよ!というか、かなりレベル高い。
柔らかいタッチで、
後方を足を上げる場面でも、かなり高く上がっていました。


同じく、ふうこ役の澤井杏奈ちゃん。
えっと・・・ミドルネームがジャクリーン?ジャクリーヌ?
どちからはわかりませんが、どうやらハーフのようですね。

で、言わずとしれた2004年アニーです。
笑顔が明るく可愛いです。でもイジメ役の時は怖い顔にもなります。
スタイルいいですね〜!かなり細い感じでした。
ちょっと甘ったるい声質ですが、悪くはないです。
ダンスは小さいながらも切れがあります。
アニーに選ばれて当然の実力者でした。
これからアニーの稽古で、さらに成長することは間違いありません。

あえて弱点を言うと・・・笑うとなくなる目かな(笑)
アニーが本当に楽しみです。


ワカ役の関谷彩花ちゃん。

彼女もジョーズカンパニーではベテランです。
ココスマシリーズに続いての、フレンズの舞台、
どんな感じになるのかとても楽しみでした。

う〜ん、あえてひとつ、突っ込むいけどいいかな?
なぜシングルなのか?!
一応、工場にいるメンバーの中のリーダーではあるけれど、
シングルでやるほどのものではない気がします。
だったら、カヤ役やらせてあげたかった(笑)
おそらく、功労の意味合いも含まれているのでしょうね。

演技的には問題無し。うまいですよ、彼女は。
一番印象に残ったの歌唱力!
ビックリ!かなりうまくなっています!
しかも、やや低音の響き!ここが驚き!
これは相当練習したでしょう。
前はここまでうまくなかった(爆)
女性が低音で歌うと、本当に胸に響きます。
心に残る感じ。
まっ、もちろん、高音には高音の魅力があるのですが…
彩花ちゃんの歌声には、ほんと驚きました。
一所懸命努力したんだろうな〜と思ってたのですが、
本人に聞くと、『特に何もしてない』とのこと(爆)
・・・・・えてして、そういうこともあります。

名塚佳織ちゃん、石井香澄ちゃんのライブでもこっそり登場しました(笑)
どうやら次回は彼女のライブかもしれません(汗)

ダンスは言うに及ばず、ピカ1です。
足を上げる打点も高いし、
サラサラな黒髪をなびかせて小さな体で踊るダイナミックのダンスは、
本当に見応えあります。


梢役の安藤聖ちゃん。
凄すぎ!
まっ、プロですからね。
低音の魅力ある歌声はすばらしいの一言。

歌とはちょっと関係ありませんが、
新人のアナウンサーは、喋りの時、高音で喋ることが多いんです。
それがベテランになるにしたがって低音になるのです。
小宮悦子さんしかり、安藤優子さんしかり。
そういった低音の魅力を、今回、聖ちゃんが発揮してくれました。
関谷彩花ちゃんも低音の響く歌声でビックリでしたが。

演技はプロなのであまりいうことないです。
自然で、地かも〜?というところも多々あります(笑)
ただ、あんまり出すぎると、
聖ちゃんが主役になってしまうので危険です(爆)
でも、彼女の演技を見るだけで、不思議と幸せになります。
そういった魅力を持っているんですよね〜聖ちゃんは。

で、ちょっぴり失敗談(笑)
本当に失敗したのか、わざとやった確信犯なのかは微妙なところです。
そらとアキラの名前を間違えた場面と、
携帯どこだっけ〜とお巡りさんどこだっけ〜を間違えたちゃいました〜!
本当に間違えたのか、わざとか・・・・・う〜ん、どうなんでしょう?!


陽一役の星芝克彦さん、幸造役の桝川譲治さん。
うわ〜ん!二人とも今回出番少なすぎ!
でも、星芝さんの何回も恋人に振られるってところは面白いです(笑)
譲治さんは、良い人役でしたが、出番が少なくてちょっぴり残念です。

総括

ココスマシリーズとは一線を画す新作でしたが、
すごく楽しめました。
もう一回観てみよう〜という気が起こります。
なかには、
「脈絡もなく、ちょっと、ひとりゼリフ長すぎるんじゃないの〜?」
という部分もありましたが、まぁ、いろいろとあるのかなと…

Aヴァージョン、Kヴァージョン、比べるのはたいへん失礼ですが、
印象として、Aは真面目な優等生、
Kは荒削りな個性派集団…のような感じでしょうか。

ひとつ思ったことは、今回、印象深いナンバーが無いこと。
いつも気軽に口ずさむことのできるナンバーがないんですよ〜!
『こんな気持ち〜初めてだよ〜』
『ずっと前を見つめて〜!』
『真夜中は〜お化けの時間〜!』
と今までのココスマ関係は、すぐに思い出せるのですが、
今回は全く思い出せない・・・記憶に無いです。
そこが少し残念でした。

Wキャストで、各メンバーごとに思い思いの役作り、
ひじょ〜に見応えある舞台でした。
私的には、演技、歌が好きなので、大満足です。
ただ、ダンスが好きな人には物足りないかもしれません。

次回作は、新作?それとも再演作品でしょうか?
いずれにしても、今から本当に楽しみです!


トップ     観劇一覧     キャスト     女優