◆  『Kiddy2003 不思議なアメ玉』

◆公演時期   2003年4月3日〜4月6日
◆会場 東京 銀座博品館劇場
◆演出、振付 桝川譲治
◆レビュー(構成、振付) 幸なづみ
◆脚本、作詩 ハマナカトオル
◆作曲、編曲 船津恵一
◆振付 紀元由有
◆脚色、作詞 長田育恵
◆レビュー振付 水嶋ぽー、島田松男、住川むつ美、滝園子
◆タップ振付 穴田英明
◆チラシ原画 千葉勇佑
◆kiddyテーマ曲 作詞・作曲 佐田玲子

あらすじ

・・・もしもこの世の中に、
願いを叶えてくれる不思議な宝物が本当にあったら、
探しに出かけよう、世界の果てまで・・・

学校にやってきた問題児、かずやに、エリナ、あずさ、ジロウたち。
さらに魔法?が使える不思議なエムおじさん。
そしてドラマが始まった!・・・
(パンフレットより抜粋)

観劇感想

自分は、『Kiddy2001』『2002』と観劇していたので、
だいたいの予想はついていました。
観劇していない初見の人は、多少驚いたかもしれません。
ある程度、免疫があったほうがいいと思います(汗)
基本は発表会ですから。

気になったのは、かずやの好きな子がエリナだということ。
転校してそうそう・・・一目惚れをしたのでしょうか?
ちょっと強引かな〜と思いました。

科学室か標本室のセットはすごく凝っていました。
かなりお金をかけたと思います。

自分的には、音楽がすごく良かったです。
全編、ほぼ、ずぅ〜っと聞こえていた気がします。

気になった役者さんは・・・

かずや役の鈴木祐真くん。
NHKドラマ『焼け跡のホームランボール』で好演していたので、
その実力は折り紙付きです。
淡々とした演技ですが、渋いかんじで結構好きですね。
しかも驚くのは歌唱力!
かなりいいです!こんなに上手いとは思いませんでした。
ただ、これが変声期前なのか後なのかはわかりません。

エリナ役の関谷彩花ちゃん。
メインキャストの中では、一番地味かもしれません。
役柄的にちょっと残念。
正直、実里ちゃんがやっていた『あづさ』役を見たかったです。
演技力はさすがベテラン(笑)
特に問題無しですね。

アイドルアイドルして、歌うところがあるのですが、
そこは思う存分、たかを外して歌っていました(笑)

あづさ役の松田実里ちゃん。
新聞部で、ちょっとひねくれた役です。
でもおそらく、一番美味しい役でしょう。
ひとりで演技する場面が多いし、ソロも目立ちますから。
実里ちゃんは、オドオドしたか弱い演技も上手いですが、
こういった、ひとくせふたくせあるような役の方が、
彼女の真価を発揮できるような気がします。

彼女は発音がしっかりしています。
そしてセリフがひじょうに聞き取りやすいです。
声に張りがある感じ。
私的に不敵な表情が好き(笑)

歌唱力もいいです。
声量があるし、しっかりと詩を理解しながら慎重に歌っている・・・
という感じを受けました。
観客の心にも、思いをつめた歌声が届きました。
ただ、自分の意見を言わせてもらうと、
もうひとつ何か+アルファがほしいところ。
歌に深みがほしいという感じかな?
こればっかりは経験が左右するので、
これからどんどん成長してほしいですね。

ジュン役の伊藤未希ちゃん。
映画『たそがれ清兵衛』で娘役で、各関係者から評価が高く、
私も彼女の演技を楽しみにしていました。

歌唱力ですが、どうやら喉を痛めているのではなく、
元々かすれた声のようですね。
斎藤彩夏ちゃんっぽい声質です。
これは好き嫌い別れるでしょう。
私的にはあまり好きじゃないです。
でも、ああいう歌い方がいい、という方もいらっしゃるので、
やはり好みでしょうね。

演技は、まずまず良かったと思います。
とりたててここがすごい!というのはないのですが、
表情やその雰囲気に『華』があることは認めざるをえないです。
もうひとつ気になったのは集中力。
意外と舞台の演技に集中せず、
ボヤッとしたところも見受けられました。
関谷彩花ちゃん、松田実里ちゃん、鈴木祐真くんが、
集中力を続けていただけに、ちょっと残念でした。

シロウ役の加賀谷真聡くん。
う〜ん、さすがに一肇くんと比べるとかなり見劣りします。
演技はマダマダでしょう。
それにセリフはただ喋っているだけ。
ダンスの実力はとても秀でているので、
演技関係は次回に期待します。

はつみ役の浅野琴ちゃん。
今まで見た琴ちゃんの中で一番いいですね。
表情も笑顔で明るいし、声にも張りがあります。
セリフもしっかりしていました。
成長したあとを見ることができて嬉しいです。

まい役の荒井渚ちゃん。
ルックスに関してはトップクラスでしょう。可愛い女の子です。
ただ演技は・・・まだまだ演技と呼べるものではないです。
でも、これからかなり成長しそうなので、有望株でしょう。
間違いなくチェックは必要です!

ヒナコ役の土橋加奈ちゃん。
彼女の笑顔には毎回癒されます(笑)
自分が前に書いていた上目づかいですが、
今回見る限りにおいては直ってました。素直に嬉しいですね。
演技の方も今回はかなり頑張っていたと思います。

ダンスシーンは秀逸!彼女を見ているだけで楽しい。
ちょっぴりハプニングもありましたが(笑)
成長した後が見れて嬉しいです!

メグ役の堀内夏海ちゃん。
ちょっと気合入りすぎな気がしないでもない(笑)
悪くはないんですけど。

ゆっぴ役の塚田真依ちゃん。
アルゴで有名な塚田唯依ちゃんの妹ということで、
かなり期待していました・・・・・が、正直まだまだですね。
自分の中で過大評価しすぎました。これから頑張ってほしいです。
でも2003年の『レミゼ』のリトルコゼットなんですよね、ビックリ!
いろいろと考えさせられます・・・・・

モモ役の服部杏奈ちゃん。
すました表情付けは天下一品でしょう。
見ていて、ひじょうに惹かれるものがあります。
ただ、すました時以外の表情の柔軟性はまだまだなので、
これからそこを頑張ってほしいです。
近くで聞きましたが、歌唱力はかなり高いですよ!

ナナミ役の森山千菜美ちゃん。
今回、一番のヒットは彼女かもしれません。
まず表情がいい!なかなか喜怒哀楽の表現がうまい子です。
さらには声質も聞き取りやすく、セリフもハッキリ聞こえます。
ダンスの方もまずまず良かったんじゃないでしょうか?
笑顔でダンスしてくれるので、見ていて好感がもてます。
これからどんな成長を遂げるのか、期待したいですね。

レビューメンバー

関谷愛里紗ちゃん。
レビュー中、歌があったのは彼女だけでした。
そのため、ひじょうに目立ちましたね。
愛里紗ちゃんのコンサートかと思う場面も(笑)
ダンスもなかなか良かったです。

加賀谷一肇くん。
やはりダンスはうまいです。存在感もすごい。言うことないでしょう。
彼の真価はアルゴで発揮してくれることと思います。

山沖勇輝くん。
自分的に見て、加賀谷一肇くんと同等とまではいかなくても、
かなり近いところまでダンスレベルはいってると思います。
かなり良かったです!

池田沙耶伽ちゃん。
まずなにより表情がすばらしい!
明るく楽しくダンスしているのが観客からもわかります。
ダンスにも切れがあります。
前々から注目はしていましたが、すごい成長をとげています。
今回の池田沙耶伽ちゃんはすごかった!

けっこう好きなタイプなんですけど・・・
ただ、ちょっぴりふくよかになった・・・

外山実璃杏ちゃん。
彼女は抜群にうまいです。
表情付けもダンスレベルも完璧。
他の子と比べても差がありすぎ。今度は演技が観たいな〜!

福田絢乃ちゃん。
ルックスはとてもかわいらしい女の子です。
ただ、もうすこしダンスを頑張ってほしい。

総括
レビューにダンスを重視したぶん、
『アメ玉』の舞台はあまりダンスが観られなかったのが残念です。
歌重視ということでしょうか?
メインキャスト4人の歌唱力はとても素晴らしかったと思います。
『Kiddy』独特の舞台・・・という感じかな?


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