◆  『Musical Kiddy2002 星からの招待状』
◆公演時期   2002年4月2日〜5日
◆会場 銀座 博品館劇場
◆演出 桝川 譲治
◆構成・演出 幸 なづみ
◆脚本・作詞 浅井 さやか
◆作曲 水野 良昭
◆歌唱指導 阿方 智恵
◆舞台監督 沢 麗奈
◆振付 水嶋 ぽー/穴田 英明
Shimada Matuo
◆音響 藤原 寛
◆照明 木原 立春

あらすじ

将来有望なダンサーの卵だったヒカル。
彼女に突如スランプが訪れます。
そして・・・・・彼女は光を失いました。

元気ない姉を思う、妹のシホ。
その願いが星に届いた時、二人の星が地上に舞い降りました。

(パンフレットより一部抜粋)

観劇感想

前半部分が、ミュージカル、後半がレビューという構成です。
私的にはとても楽しめた舞台です。
たしかに後半、舞台というイメージとは、かけはなれたかもしれませんが、
特に違和感はなかったですね。
まぁ、去年が去年だっただけに、
今回のが遥かに良かったという意味合いもありますが・・・

ダンスメインのため、正直、歌は厳しいですね。
印象的に残っているのは、高瀬友規奈ちゃんと深谷えりかちゃんぐらい。
あとは・・・マズマズかな?

シホとアヤ、ちょっと顔だちが似ているので、
遠くのお客さんは判断しにくいかもしれないです。
だから、髪形とかで特徴つけてほしかったですね。
二人ともセミロングなので・・・
どうせなら、帰国子女ということで、
髪の毛、金髪なり緑なりにした方がインパクトあったかも。

それから、ちょっと音楽が気になりましたね。今回は失敗も多かったし・・・
それに音が大きすぎて、タップの音や歌声が聞こえないシーンもありました。
低音も強すぎる・・・・・
もうすこし配慮してほしかったです。

ピーナッツ(?)のナンバー・・・・・物をもらって初めて気づきました(笑)
最初、何言ってるのかわかりませんでした。

それから『マンボジャンボ』のナンバー、
出演する3人が帽子をかぶっているのですが、
照明の関係もあってひさしが影になり、表情が見えにくかったです。
せっかく3人とも可愛らしい女の子なんだから、表情を見せてもらわないと・・・
その後、解消してくれて良かったです。

また、ヒカルが痛いっ!というから、足でも痛めたと思ったけど・・・
基本は交通事故だったんですね。すぐには理解できませんでした。

気になった役者さんは・・・・・

主役、ヒカル役の高瀬友規奈ちゃん。

最高ですね!
目が見えなくなって落ち込んでいる時の鬱な性格、すごく良かった。
そして明るくなった時の表情。う〜ん、すばらしい!

演技的には、いうことないでしょう!
目の見えない演技もいいし、明るかった時の演技もいい。
褒めすぎか?(笑)
でも、ほんといいんですよね〜友規奈ちゃん。

受話器を置くところがありますが、目が見えてない状態で置きます。
細かいところですけど、その雰囲気が伝わってきます。

そして叫び声!
いいですね〜!見ているこちらの体に悪寒が走りました!マジです!
それほど真剣味あふれる叫び声でした!

歌は、まずまずかな?
メチャクチャ声量があるというわけではないけど、彼女の歌い方、好きです。
観客にも十分伝わったと思います。

そして、お得意のダンス・・・
凄すぎ!もぉ〜本当に惚れ惚れするほどの素晴らしいダンスでした。
背は高いけど、俊敏性があり、キビキビとしたダンス、足の打点も高く、
見栄えがすごくいいですね。
彼女見てるだけで幸せですよ(笑)

ナツキ役の深谷えりかちゃん。

もう、メチャクチャ最高〜!!
やってくれるとは思ったけど、素晴らしすぎる×100です!
前半部分、地味〜な役柄で、どうなることかと思ったけど、
後半部分は大満足ですね。

演技も堂々としているし、発声もじつにすばらしく、会場内に響き渡ります。
歌もあったら良かったけど、残念ながらちょっとでした。もっと聞きたかったな。

そしてダンス!
いい!超ウルトラいい!!
正直言うけど、彼女と友規奈ちゃんだけで、舞台やってほしいくらい(笑)
足を上げる打点も、当然のことながら高いし、
ピシッ!ピシッ!としたダンスの切れは、
文句のつけようがないほどすばらしいです。
一番印象に残っているのは、回転(ターン?)
体を回す時に、首も瞬間的に素早く回すのですが、
えりかちゃんは、ここがビシッ!としていて、すごくかっこよく見えるんですよ!
たぶん、基本中の基本だとは思うけど、そこをピッチリやるところが凄い!

男装も似合ってました。あの髪形、そのためもあったのかな?
タップシーンも合ったし、えりかちゃんファンの私としては、大大大満足ですね!

シホ役の酒井翔子ちゃん。

う〜ん悪いというわけではないけど、あまり印象ないです。
ヒカルの妹ということで、わざと印象を消してたのかもしれないけど、
あまり目立ったことはしてませんでした。

問題は、やはり歌。
ソロが多いんですけど・・・ちょっと厳しいですね。
なかなか感情移入できませんでした。
特にオーバーザ・レインボーのところは、見てて悲しくなってしまいます。
あまりにも歌唱力が・・・・・
次回に期待します。

アヤ役の澤本華世子ちゃん。

彼女もとりたてて悪いとは思わないけど、正直、華がない。
やはり、帰国子女で、ヒカルと互角というのだから、
そのぐらいのインパクトがほしい。
ダンスはマズマズだけど、歌はイマイチですね。ちょっと見てて苦痛でした。

タイム役の遠藤瑠香ちゃん。

ルックスは可愛らしいです。
ただ、ダンスの人ではないですよね?
ダンスしてなかったし。
さらには歌もイマイチ・・・・・ちょっと残念。
演技は・・・あれは演技だったのかな?
そうだとしたらけっこう上手です。
ただ、あれが地だった場合は、イマイチかも。判断しかねます。

ミント役の外山実璃杏ちゃん。

表情は抜群。この年齢でああいう表情をつけられるのは本当に凄いです。
ちょっと大津綾香ちゃん入ってますね(笑)
演技もすばらしい。存在感あるし、無難にこなしました。
舞台上同様、タイムを引っ張ってましたね(笑)えらいです。

ただ、問題は声質と歌ですね。
たまに、舌が回らないのか、聞きとりずらいところがあります。
自分だけではなく、他の観客からもそういう意見があるので、
ぜひ次回は改善してほしいと思います。
歌はマダマダ・・・これからに期待しましょう。

メープル役の高橋愛子ちゃん。

悪くはないです。この年齢で演技もダンスもタップできるんですから・・・
すごい!といいたいのだけれど、ちょっと刺々しさを感じるんですよね、彼女には。
もう少し柔和な感じがほしい。
時間がたってから、また彼女の演技をみたいです。

ヒロエ役の関谷愛里紗ちゃん。

マジ凄い!
まさかここまでダンスが成長するとは思いませんでした。
去年なんて、お尻フリフリと、フィナーレのジャンプぐらいでしたから・・・
それに比べると雲泥の差。すごいです!
あの俊敏な動き、相当練習したんでしょうね。頭下がります・・・
これはお姉さんの彩花ちゃんもウカウカしてられませんね。

ただ、自分がセンターのナンバー『エブリィバディ・ダンスナウ』以外のところは、
気がぬけたのか、ちょっとダンスの切れがないように思いました。
それともあえて、センターでないことを考えて地味にしたのかな?

コハル役の斎藤千晶ちゃん。

男装、なかなかいいですね〜!
彼女もやっぱりダンスでしょう。素晴らしいし、カッイイです!
印象的に華はないけれど、サブ的な役割で右に出るものは数少ないでしょう。
地味ではあるけど、かかせない存在ですね。
ただ、演技はちょっとイマイチ。そこを頑張ってほしいです。

ミオ役の土橋加奈ちゃん。

今回で、一番気になった子かな?
とにかく、ルックスは最強でしょう(笑)
ダンスシーン、その魅力あふれる笑顔に釘付けでした。
メチャクチャ舞台での華がありました。
なら、妹役をやればとも思うのですが、
演技、セリフ回しはまだまだなんで、ちょっとシホ役は厳しいです。
本当に次回期待したいです。

ミア役の福田絢子ちゃん。

ちょっと吉永まりやちゃん入ってますね(笑)
それだけ可愛らしいルックスということです。
もちろんダンスもなかなかいい!
特に好きなのは、マンボジャンボの3人のところですね。
とても良かったです!

ハツミ役の杉浦麻未ちゃん。

彼女も表情がいいですね!
福田絢子ちゃんと同じく、マンボジャンボのところは、とても見応えありました。

ホップ役の粟井詩織ちゃん。

ダンスシーンとかいいですね。
特にフランキーのところのダンスや表情は抜群!
意外と目立っていました。
ただ、表情の付け方は良い時と悪い時があるので、
次回それを改善してくれると嬉しいです。

アカネ役の杉田真帆ちゃん。

ルックスだけなら、今回の中でも1、2を争います。
演技とかはマダマダですけど、これからに期待です。
声の張りはいいですよ。聞き取りやすかったです。

オリーブ役の服部杏奈ちゃん。

ちっちゃい子の中では、けっこう目立っていた方です。
発音というか、発声はいいですね。

サチ役の比田井彩歌ちゃん。

ちょっと表情、強張ってたかな?
でも、フィナーレの羽でのダンス、本当にお疲れです。
おそらく、そうとう重かったことでしょう。

他に気になった子は、星奈々ちゃん、堀内夏海ちゃんぐらいかな?

総括

十分に楽しめる内容でした。
部分部分にツッコミはあるけど、なんか後半部分のレビューのパワーで、
その屈折した気持ちが排除されてしまいます(笑)
魅力あふれる、ダンスメインの舞台でした。



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