公演時期 | 2001年4月4日~8日 8回公演 |
---|---|
会場 | 新国立劇場 小劇場 |
演出・振付 | 桝川譲治 |
作曲 | 水野良昭 |
脚本・作詞 | 堀美千子 |
振付 | ウメダヒサコ・羽永共子 |
照明 | 三田弘明・中山仁 |
音響 | エディス グローヴ |
舞台監督 | 沢麗奈 |
舞台美術 | 南雅之 |
あらすじ
観劇感想去年、大好評で終了した、ココ・スマイル2の再演です。 再演と言っても、随所に新しい場面が散りばめられ、前回1度見た人も、 新鮮な気持ちで舞台を観劇することができます。 個人的に、ココスマイル2は、ベテラン子役さんと、 これから成長が楽しみな未完成の子役さんを見ることができる舞台だと思います。 新しい発見の場という意味合いがあるかも。 舞台全体としては、本当に活気があって楽しい舞台でした! 前回と比べて、かなり話をわかりやすくしたようです。自己紹介があったり、 エルがなぜ嘘をついのか聞いたり。 なにより、女の子の表情がすごく生き生きとしています。 みんなで作り上げた舞台なんだな~と思い知らされますね。 そういう元気な表情を見ていると、見ているこちらは本当に癒されます。 マコトと水浦コーチのダンスシーンは、ちょっとビックリですね。 さすがにちょっと、唐突すぎたかも。 二人のダンスシーンが少ないため、 見せ場を作るという意味合いがあるのかもしれないですけどね。 前回と比べて、笑えるシーンもあり、けっこうハマリました! 「10~年早い!」「20~年早い!」は、かなり爆笑! 千秋楽のCチームは、突然違うことをやったので、 原田さん星芝さん、二人とも焦ってました(笑) 気になった役者飯田美心は、とってもかわいらしいココ!笑顔がとても素敵!なんて笑顔をするのだろうか。語尾が上がるココです。 セリフ回しは、すごくゆっくりでした。 ダンスは特別にすごくうまいというわけではないけど、無難にこなしていました。 歌は、これからの課題ですけど、十分に主役を果たしていたと思います。 アルゴも出られるそうなので、その時もすごく楽しみです! 対するもうひとりのココ、斎藤千晃歌がとても上手です。セリフ回しは、美心ちゃんとうって変わって、早いテンポですね。 笑顔の作り方が、冨田麻帆ちゃんや小山菜穂ちゃんに似ていました。 ダンスはまだまだです。でも、その荒削りなところが、僕は好感持てました。 個人的には、千晃ちゃんのココが好きかな。 もし、次の機会があれば、また見てみたいですね。 冨田麻帆は、あまり言うことない(笑)ダンスシーンもしっかりしてるし、演技もバッチリ。 歌の表現力、そして伸びのある声。流石というしかないです。 マコトのさっばりした役も、麻帆ちゃんに合ってたのかな? すごく自然な演技だったと思います。 勝目雪菜も言うことなし。ベテラン(?)さんだから、演技も歌もダンスもバッチシでした! 特に今回は、か弱いエルの役でしたが、ハマッていたのかどうかはわからないけど、 すっごく演技が上手でした。 安藤盟ちゃんは、う~ん、あんなものかな?頑張っている、という気持ちは伝わってくるけど。 今度は、もう少し歌を頑張ってほしいです。 ベッキーは前回よりも向上!演技は、かなり頑張っていた思います。 歌は、うまいんだけど、もうすこしのびがあってもいいかんじ。 ハヤセ役は前回、酒井亜沙美ちゃんがすごかったから、 その印象が強いため、というのも否定できないけど。 これからに期待してます! 岡崎桂子一見地味だけど、バランスがとれていて、とてもいい。 特徴のある声は、私的に一番好き。 「平気、平気、こんなの平熱~」というフレーズが、頭に残るほど好き。 演技もうまいし、ダンスもセンターで踊れるほどの実力。 こういう子がいると、春野町チーム全体の見栄えが良くなりますよね~ 木地山まみとっても優しそうな雰囲気の演技が秀逸です。 前回と同じ役とあって、無難にこなしていました。 ダンスも、切れがあって、とっても満足です! 歌も、イチコの微妙な感情の表現をとらえた歌い方でステキでした。 途中、舞台の流れが止まった時があったけど、 笑顔でその場をうまくつくろっていました。そのへんのアドリブ力もあります。 名塚佳織ちゃんは、本当の性格はわからないけど、 すごく優しそうなしゃべり方でした。 歌はもう少し声にのびがあると嬉しいなぁ~ ああいう声質だからなのかもしれないですけど。 佳織ちゃんのマコトは、すごく真面目で優しそうな感じでした。 性格的にとても優しい女の子みたいなので、人気が出ますよね。 田中夕衣、清宮愛絵理とのコンビがバッチリお互い背の低い同士ですけど、ダンスにとても切れがあって、 春野町のダンスシーンを引っ張っていました。 演技もすごく上手で、なんか春野町を引っ張ってる感じだった。 長谷川桃すごい迫力! でかい声だし、気合が入ってるのがすぐわかりますね。 表情のつけかたもうまいし、悪役(?)を十分にこなしていました。 ダンスもなかなかうまいですね。切れがあるし、止めるところは止まるし。 彼女もアルゴに出られるので、また楽しみです。 足助美岐子とてもかわらしいルックスなので、イチコ役は当たり役でした。 演技は無難にこなしていたと思います。 ちょっとおどおどしたところなんて、とっても可愛らしかったです。 深谷えりかちゃんも、文句のつけようがない。前回と同じ役ですけど、気の強いコバトは健在! ダンスはバッチシ!基礎がしっかりしているせいか、本当に見応えがありました。 ココ、エル、コバトの三人のシーンでも、かなり目立っていました。 えりかちゃん独特のセリフ回しが、私は好きです! 「もう~すっかり大人・・・」とか、「こ~わくは、な~いよね~」とか。 かなりハマッテます! 長谷川桃ちゃんとのからみは、 すごく気の強い者同士のぶつかりあいって感じでした。 関谷彩花ど~しても深谷えりかちゃんと比べられてしまうかもしれませんけど コバト役、すっごく頑張っていました。 えりかちゃんの気の強いコバトに対し、彩花ちゃんは、とげとげしさがない、 純粋に元気で明るいコバトという感じでした。 ダンスも上手、歌も十分合格点です! 清宮愛絵理今回名前が知られていない役者さんの中で一番ヒットなのは、 やはり清宮愛絵理ちゃんでしょう!! 初舞台とは、とても思えません! 表情の作り方、とっても良いです! すごくインパクトがありました! 大物になるオーラが出ていました(笑) 演技も無難にこなし、ダンスの切れは絶品!凄すぎます! 正直、文句のつけようがないですよ~! 歌の方はマダマダだけど、これはこれからの課題です。 これから伸びることは間違いなし!予言します みなさん、要チェックです!! ※敬称略 |