アニークリスマスコンサート2010

満足度
◆公演時期   2010年12月24日〜25日
◆会場 青山劇場
◆構成・演出 齋藤理恵子
◆音楽監督 栗田 信生
◆振付 ボビー吉野
◆歌唱指導 呉 富美
◆タップ振付 藤井 真梨子
◆ヘアメイク 河野 はるみ
◆舞台監督 深見信生

あらすじ
サンタとサリー、そしてアニーズたちのクリスマスコンサート
観劇感想

クリスマスコンサートは楽しければそれでいいです。

毎回のことながら、これだけ人数が多いと、
自分が座った座席の兼ね合いと、
気になる役者のこともあり、いろいろと戸惑ってしまいます。
バランス良く見るのはほとんど無理。
ということで、気になるところだけを抜粋。

クリスマスコンサートの小冊子を見ると、
どうやら来年のアニーはかなり変わるようですね。
どんな感じになるのかな?
今から賛否両論が出てきそうな予感。
そもそも演出家が変わった時点で賛否両論ありましたし、
そこで区切りをつけて観劇を辞めた人もいましたし、いろいろです。

さて、クリスマスコンサート。
ある意味、本編の「アニー」より楽しいところもたくさんあり、
アニーズ達の、本編では発揮できなかった、
ダンスや歌が観客にも伝わりますからね。
演出、構成はクリコンなので、特に言うことありませんが、
激しいダンスは少なくなったような気がします。
3回公演もありますから、その対応でしょう。
「クリスマス・カウントダウン」が無くなったのは痛いですけど。

気になったのは、ストリートチャイルドの帽子。
かなり深く被っていて、表情が見えにくい。
ひとりぐらいでしょうか、おでこをあげてちゃんと見えたのは。
他の3人は斜がかかっていて、表情が見づらかったです。
本編ならそれでもいいですけど、クリコンで楽しむべきステージですから。
親御さんもガッカリでしょう。
誰か注意してあげる人、直してあげる人、いなかったのかな?
寂しいな。
後半は帽子をとるので、表情がよくわかりますが。

NYCのところはダンス選抜でしょうか?
見応えありました。
堀田夏菜や、宇田千夏のダンスが記憶に残っています。

アニーの4人。
驚くのは、飯塚萌木佐々木李子のアニー。
全く違うベクトルのアニーなっていました。
これはかなり違います。
飯塚萌木は凛としたたたずまい。
じつに落ち着いています。
雰囲気がまさに宝塚。
ダンスも華麗。
美しさ、立ち振る舞い、気品を兼ね備えたダンス。
ターンが高速で、しかも首のスッと回るところまで高速。
これはそっち路線に行くかもしれませんね。

変わって、佐々木李子は柔軟性。
表情がコロコロと変化。
当時そこまで変化したかな〜?と思うぐらい、
物凄い千変万化の表情付け。
コメディチック。
シリアスからコメディまで、どんな舞台でもなんでも対応できる。

バク転も披露。
たしか、今までのアニーの中でバク転したアニーはいなかったはず。

なんとなくですが、
北川理恵が演じた「プリンセス・バレンタイン」を彷彿させる演技。
私的に、めちゃくちゃすばらしい。
大絶賛。
あと色気が備わってくると完璧。
佐々木李子に惚れそうなぐらい、すばらしい出来ばえでした。
彼女のステージを観ることができただけでも、
アニーのクリスマスコンサートを観た甲斐がありました。

中原櫻乃
めちゃくちゃ元気爆発。
気合が入っているのが、物凄くわかります。
ダンスも切れ切れ。
ただ、私は歌。
相当トレーニングを積んだことでしょう。
ソロの歌、すごく良かったです。

澤田真里愛
あくまで私の見方。
決して下手ではない。
それは大前提。
ただ、不思議と今回、目が泳いでいることがけっこうありました。
妙に落ち着きが無い。
ダンスも他の3人と比べると何かパワーが足りない。
私が観た回は、ちょっと調子が悪かったのかもしれませんね。
アニー本編では全く感じませんでしたから。

佐々木琴美は前と表情全く変わってないですね。
のほほんとした表情のまま。
なんだか安心する。

石井日菜も、久々に見ましたが、昔と変わっていません。
笑顔とダンスかな〜印象的なのは。

最近、宇田千夏はメキメキ実力をつけてきていますが、
今回もダンスはすばらしいし、表情の付け方がじつにうまい。
特に「ハード・ノック・ライフ」の、
苦々しい表情、悔しい表情、怖いぐらいによくできています。

宇山玲加は大人になったな〜という印象。
歌声が私のいる席まで良く聞こえました。
声はすごく透る。

大森未来衣はあいかわず面白いモリーだし、
清水詩音は、王道のモリーでダンスも表情も本当に見応えあります。

田中瞳
エンディング、ほぼセンターで踊るところがあるのですが、
ここのダンスがじつに色っぽい。
妖艶。
この年齢であんなダンスをするのかって感じ。
さすがダンスの田中瞳。

工藤万実は何かと観劇する舞台にいたりするのですが、
今回のペパー役もすばらしい。
演技、ダンス、表情、どれをとっても素晴らしい。
ひとつ思ったのは、彼女は本当にずっとペパーの役を演じ続けていること。
皮肉った表情をしたり、
姐御肌っぽく、仲間の肩に両手を回したりしています。

演じる役のままでクリスマスコンサートをする。
その当たり前のことを忘れがち。
クリスマスコンサート自体が楽しいですから、
なんとなく地が出てしまうんですよね、役の演技を忘れて。
それを工藤万実は、きちんと演じたまま続けている。
それを観客の私に「ハッ」と気付かせてくれました。
工藤万実にそのことを思い知らされる私も、下の下ですね。

タップキッズ
ほんと、全員のレベルが高い。
タップキッズに合格するのは大変。
この高い技術についていかなければなりませんから。

私の場合は「ココスマイル」や「葉っぱのフレディ」でもよく見かけるため、
ど〜しても野田紗貴に目がいってしまうのは申し訳ない。
全体を見渡したいのですが、視線がいってしまうんですよね。
華があるもの。

さらに気になるのが神谷玲花
美人すぎる。
ここまで目立つと、ちょっとバランスまずいのではないか?
なんて思ってしまうほどの美人。
当時全く気付いてなかったのですが、
今回のクリコンでは目立ちに目立つ。
人気出るでしょうね。
モデル系にいくかもしれません。

太田彩乃はサリー役でした。
リリィとはまた違った演技を見るのは、じつに嬉しい。
タップは、超超超一流ですから。
見応えありますよ。
桜井美紀との、かけ合いタップがまた観たくなります。
本当はソロも聞きたいんですけどね〜

総括
気になったのは、
「We wish you a merry christmas」を、
観客全員で歌わなかったこと。
今回からやめたのでしょうか?
私が観た回だけかな?
正直、これがないと、観客との一体感が生まれない気がします。
ただ、舞台でクリスマスコンサートをしているだけ。
観ている観客としては、クリスマスを楽しむ?という感じには浸れない。
そちら側で提供したのものを受け取るだけに思えました。
やっぱり、クリスマスは特別なイベントですから、
観客とアニーズとの一体感がほしい。
アニーズと一緒に歌えることを楽しみにしていた子供たちも、
たくさんいたことでしょう。

できましたら、ささやかながら復活を望みます。
できないのであれば、
また違った形で観客も参加できる演出を考えてほしいです。

ミュージカルアニー過去の観劇感想
1993 1994 1995 1996 1997
2000クリスマスコンサート
2001 クリスマスコンサート
2002年1回目 2回目 東京千秋楽 クリスマスコンサート
2003 クリスマスコンサート
2004 クリスマスコンサート
2005 クリスマスコンサート
2006 クリスマスコンサート
2007 クリスマスコンサート
2008 クリスマスコンサート
2009 クリスマスコンサート
2010
(敬称略)
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