あらすじ
1933年、ニューヨーク。
孤児院で暮らす、赤毛の少女アニー。
孤児院には父親や母親を亡くした子供たちが、たくさんいます。
ただ、アニーの両親だけは、まだわかりません。
『すぐに引き取りにまいります』という、
自分が赤ん坊の頃に書かれた両親の手紙。
その言葉を信じて、アニーは11年間支えにしてきました。
しかし、いつまでたっても両親は迎えに来てくれません。
ついに、アニーは孤児院を出る決心をします。
観劇感想
気になった役者
主役、アニーの安藤由紀
全体的に、すっごく可愛らしいというのが印象的でした。
一番注目されるのが、その声質ですよね。
聞いただけでかわいらしい雰囲気をかもしだします。
その声質もあってか、歌の方も良かったです。
モリー役の皆本麻帆
このモリー、すっごく印象に残りました。
なによりもダンス。これがすごかった!
最後の場面で客席に降りて来た時、自分の前で踊ってくれたのですが、
体の小ささからは想像できないほどの軽やかで俊敏なダンス。
私の回りの客席からも、どよめきが起こってました。
それほど強い印象が残りましたね。
2001年のアニーになるってのも、うなずけます。
グレイス役の瀧本瞳
「GANg」の舞台から注目していたのですが、
彼女がグレイス役と聞いて本当に驚きました。
声の張りは抜群にいいですね!
そして歌声!
もう~最高でしょう!
あの歌声にハマッタ人は数知れず。
小柄で年齢が低いので、
ウォーバックスとの絡みはちょっと微妙でした。
恋愛関係というのは複雑な感じ。
オリバー・ウォーバックス役の岡田眞澄
う~ん、かなりイマイチ。
アニーとのかけあいのナンバーも、
音程がずれること、数多かったです。
どちらが悪いのかわかりませんけど、
なんとかオーケストラさんが対応してました。
今までの平野さんや大和田さんに比べると迫力ないし、
優しさ前面に押し出した、足長おじさんみたいな感じでした。
※敬称略 |