公演時期 | 1995年4月28日~5月21日 |
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会場 | 青山劇場 |
脚本・演出 | 篠崎光正 |
翻訳・訳詞・歌唱指導 | 片桐和子 |
振付 | 名倉加代子 |
音楽監督 | 篠崎正嗣 |
タップ振付 | 佐々木隆子 |
美術デザイナー | 島川とおる |
照明プランナー | 沢田祐二 |
音響プランナー | 百々喜久 |
舞台監督 | 深見信生 |
タップ指導 | 佐藤昇 |
ミュージカル「アニー」の原作者 | |
脚本 | トーマス・ミーハン |
作曲 | チャールズ・ストラウス |
作詞 | マーティン・チャーニン |
あらすじ1933年、ニューヨーク。 孤児院で暮らす、赤毛の少女アニー。 孤児院には父親や母親を亡くした子供たちが、たくさんいます。 ただ、アニーの両親だけは、まだわかりません。 『すぐに引き取りにまいります』という、 自分が赤ん坊の頃に書かれた両親の手紙。 その言葉を信じて、アニーは11年間支えにしてきました。 しかし、いつまでたっても両親は迎えに来てくれません。 ついに、アニーは孤児院を出る決心をします。 観劇感想う~ん、感想覚えてるかな? 気になった役者主役、アニーの前田織里奈元々実力は折り紙つきなので、それほど心配する要素はありませんでした。 印象的なのは、声かな? 普段の声は、ダブルの水野貴以ちゃんと比べると低いんですけど、 歌唱力に関しては彼女の方が上でしょう。 とても聞きやすい歌声でした。 歌い尻がうまいっていうのかな? 演技的には、優しい系で穏やかなアニーだったと思います。 ダブルキャストのもうひとりのアニー、水野貴以初めて拝見しましたが、意外といいです。 演技的には、織里奈ちゃんを凌ぐかもしれないほどの実力! これには、ちょっとビックリ! ただ、歌唱力という点においては、まだまだですね。 感情表現してないこともないんだろうけど、 ただ歌っているという感じがしました。 でも、初日と千秋楽を比べると、歌唱力が大きく成長しました。 だみ声(?)のような声もなく、歌い尻もきれいになっていました。 練習と本番の成果だと思います。 織里奈ちゃんと比べると、強気が前面にでているアニーかな? セリフの口調とかを見ると、きつめでした。 オリバー・ウォーバックス役の大和田伸也平野忠彦さんのイメージが強いので、どうかな~?と思ったのですが、 いやいや、心配するのが失礼なのほど、役にハマッテました。 セリフ口調が早い時もありますけど、聞きずらいわけではありません。 このへんが流石ですね。 すっごい低音というわけではないですけど、その歌声は印象深いです。 柔軟性豊かなオリバーウォーバックスという感じでした。 アガサ・ハニガン役の今陽子いやまた、かなり怖いハニガンでした(笑) やっぱり、うまいですよ。 特に印象的なのは、子供たちとのやりとり。 子供たちが嫌いな役どころなんですけど、 本心、子供好きなんじゃないかな~と思えるほど、 ある意味楽しんで演技されてました。 飲んだくれな部分もGood! 地ではないと思いますけど、私的にはイメージ通りのハニガンでした。 大満足です! ルースター役の桝川譲治根っからの悪人ではあるけど、どこかにコミカルの部分がある。 そんな感じのルースターでした。 私的には、マッジ夫妻バージョンのルースターが好き。 「お金があるには越したことがないね~」というセリフが、 なんか今でも耳に残ってるんですよ。 あの場面は緊張感の中で、なんとな~くコメディさを出した部分でした。 ダンスも好きですし、ちょっとだみ声(失礼)な感じが、 ルースターにマッチしていたと思います。 リリィ役の西口久美子年齢がちょっと上がった分、円熟味あふれる演技だったと思います。 なによりダンスで目立ってました。 あの独特なダンスは忘れられませんよ~ ハニガン、ルースター、リリィの三人トリオの組み合わせですけど、 私的には、この3人の組み合わせが一番好きですね。 モリー役の秋かえでこの子はうまかった。 演技もいいし、なによりセリフがしっかりしてて聞き取りやすかったです。 歴代モリーを観てるわけではないですけど、 ベスト5ぐらいには入るんじゃないかな? アニーとの絡みもすばらしく、なんか好感もてましたね。 もうひとりのモリー、岡崎愛ルックスはかわいいです。 でも、秋かえでちゃんの実力がちょっと秀でていたので、比べられてしまいますね。 悪くはないですけど、ちょっと言葉が雑な時がありました。 間のとり方もイマイチかな~ちょっと酷だけど。 ピックアップこの他にも岡崎桂子ちゃん、保科綾子ちゃん、伊藤夕紀ちゃん、 高松いくちゃん、斎藤美代ちゃん、内藤加奈子ちゃんが印象に残っています。 ※敬称略 |