◆メリッサのゆりかご ジルの監獄

満足度
満足度
◆公演時期   2010年8月19日→23日
◆会場 池袋あうるすぽっと
◆作・演出 滝 一也
◆音楽・歌唱指導 竹原彰一
◆音楽 加藤理恵 /橘麻美/山崎寛子
◆振付 liberta(安江友和 木戸友香 圖師有希)

あらすじ
メリッサにとって、それは生まれ育ったゆりかごだった。
ジルにとって、それは家族を引き離す監獄だった。

17世紀初頭、大航海時代が終わりを告げようとしていた頃
大西洋に浮かぶ小さな島の港町に、
ジョリー・ロジャーを掲げた黒い船
この島に残る最後の海賊船が戻ってきた。
女海賊の名前はメリッサ。

船着場で海賊たちに荷物を降ろすよう指示するメリッサ。
自分の店の敷地内に、盗んだ荷物を置くなと命令する食堂の女主人ジル。
メリッサとジル。ふたりは妹と姉の関係であった。
そこに、不思議な感性をもつ少女ナターシャ、
謎多き異国の少女ニーナが加わり、
海賊と子供たちとの物語が始まる・・・
(パンフレットより一部抜粋)
ネタバレありのあらすじ
観劇感想
池袋あうるすぽっとの観劇は初めてでした。
かなり広い舞台で驚き。
舞台の奥行きも広い。
けっこう奥で演技することもあるので、
もうちょい前で演技してくれると嬉しい。

基本、今回の舞台はストレートプレイだと思う。
演技でどんどん進んでいく。
歌、ダンスもあるが、演技主体。
そして、メリッサとジルの二人芝居の部分が多い。
さらには大人の役者が目立つエピソードも多い。
もちろん、子供の出番もあるが、
完全に子供優先の舞台ではない。
大人と子供の出演者バランスがとれた舞台だと思います。

気になるのはマイクの数。
かなり少なく、マイクで聞こえるメンバーと、
地声のメンバーがいます。
それでM(ミュージック)がかかると、聞きとりにくいメンバーも出てくる。
これは仕方ないけれど。
マイクの割り振りもよくわからない。
主要なキャラにマイクが無かったり、
そこまで重要なキャラでもないのにマイクがあったり。
ま〜、メンバー的に真ん中にいるためなのか、
歌がうまい役者にマイクをつけたのかはわかりませんが。

マイクをつけて、あの役者だけもともとの音量(カフ)が高いなんて話、
この世界ではしょっちゅうありますからね。
それは致し方ないこと。
経験すればわかりますが、知らないと・・・ね。

海賊船で生まれたメリッサ。
メリッサにとって、そこはゆりかご。
だが、ジルにとっては毎回妹を見送らなければならない場所。
唯一の肉親である姉と妹、家族を引き離す監獄。
そんな深い意味合いもあるのですが、
姉妹喧嘩をしょっちゅうやっている印象。
すったもんだがあって、よ〜やく仲直りにいたる。
が、結局出航。
せっかく安住の地に留まることにしたのにね〜
たしかにちょっと寂しい。

この舞台、暗転は、一気暗くなります。
かなり真っ暗。

海賊の掟。
それはよくわかるんだが、命は絶対にとらないとしても、
略奪行為ですからね。いわば強盗。
まさに盗人猛々しいと言わざるをえない。

パンフレットのつぶやきにも書かれている、
「醜い棒」の楽器。
いわゆるリズム・パーカッション。
モップやら台所用品も使っていました。
2幕始めで登場するのですが、
ダイヤ組のリズム感がかなり厳しい・・・
これはさすがにフォローできない。
いくらなんでもちょっとつらい。

流れからして、
ニーナが太陽と水平線の異常に気づき、
ナターシャが何かを感じとっての津波、
全員が舟で避難・・・みたいな予想をしていたのですが、
ここは大ハズレ。
病気エンドとは意外。

そもそも1幕はほとんど何も進展しません。
ここまで何もないのは驚き。
普通、二つのチームの対立やら、争いやら、伏線をはるのですが、
そういうものはほとんど無し。
ナターシャを嫌っている子はいますけど。
2幕中盤でようやく、変化が訪れます。
本当に突然すぎる。
この急激な変化によって、
出演している役者も感情移入するのでしょう。
あまりにも急なので、感情移入も逆にしやすい。
泣いてる子、すごく多かったです。

ニーナは結局のところ感染症の発生源、宿主?になるわけだが、
舟から降りてきて、ずいぶんとその兆候は見られませんでた。
それ以上に、めっちゃ明るい女の子。
ちょっと熱っぽくなったりするのは、本当に後半だけ。
それまで病気だなんて、微塵も感じませんでした。

ナターシャには、特別な能力があって、
その奇妙な言葉を話すことから回りの友達が気味悪がって、
友達ができないという。
ただ、ま〜そこまで気味の悪い発言でもないと思うのですが・・・
「そこに幽霊がいる!」とか、ひとり言ばかりしているとか、
ずっと風と話しているとか、そういうのは困りものだが。
緊急時の「予感」ぐらいなので、そこまで忌避する必要はないと思う。
3人の女の子も、この程度なら許容してほしいな〜

ダイヤ組のダンスシーン。
ニーナを引き合いに出して、
女の子三人組、カカオ、チョコ、ココアが挑発する場面。
ダンス力、見映えはズ抜けてシャイ樹菜。
この3人はダンスの優勝チーム?らしいが、
あとからダンスをしている男のメンバー、
コロン、マゼ、マルコの方がうまいのはどういうこと?
私はちょっと違和感を感じてしまいました。

気になった役者は・・・
全部は見きれないので、申し訳ありません。

メリッサ役の小早川知恵子は、
過去のドラゴンファンタジー等で、
メイド役ばかり見ていた印象があるため、
今回のような気の強い役を見るのは初めて。
基本、ほぼジルとメリッサの二人芝居のところが多いので、
セリフは膨大。
う〜む。
もともと、声質が高音なんですね。
迫力としては欠ける。
女海賊の親分みたいの雰囲気は、私にはあまり感じませんでした。
雰囲気的に、高圧的かつ威圧的ではなく、柔和な優しさを感じる。
ただ、姉のジルが低音ヴォイスなので、
その対比という意味では、比較ができてわかりやすい。
姐御肌で、みんなを引っ張るタイプではなく、
それを演じようと頑張るアイドルを、
海賊たちがそれを承知で支えている感じですね。
それはそれでアリだと思う。
なんとなくですが、彼女はかわいい系の役の方が似合うな〜

ジル役の雪乃さずきは、この役にピッタリ。
姉としての威厳、迫力、演技、声質、歌、文句ない。
普通に舞台役者としてうまいもの。
東洋の・・・のところはけっこう面白い。

今までメガバに出演していた佐藤千亜紀が演じても、
似たような雰囲気になるでしょうね。
それはすごく強く感じました。

私的には意外とバジル役の高柳紗織の演技と声が印象に残った。
チャキチャキした、いいお母さんという感じで。

ニーナ役、速見里菜左川トーコとでは、
かなりとらえ方が違う。
ここは印象的。
速見の方がかなり明るく、病にも前向きな感じ。
ある意味、突然病になること自体がビックリするほど、
今まで元気に明るく演じていましたから。

左川トーコは玄人受けする役者だと思う。
それほど派手さはないが、
この役の性格を分析して深めていく感じ。
左川トーコ特有の小芝居的な雰囲気。
舟に降りてからも、どちからというとまだ暗い。
今までの過去のものを背負っている・・・という感じ。
役柄的には、こういう解釈があって不思議でなんでもないし、
演じ方もリアリティがあって自然なのかもしれない。
ただ、正直ちょっと暗くなりすぎますけどね。

舞台だと、メリハリがある方が目立つので、
速見里菜の病にもかかわらず、ちょっと異常すぎるほどの明るさの方が、
後半のギャップとあいまって感情移入はしやすい。
これは演じる人それぞれの個性。
ただ、左川トーコの場合はひとり芝居的な部分も多く、
時にコメディチックな部分も生み出すことができます。
ここは流石だなと思いました。
左川トーコ・ワールドですね。

速見里菜、まともに演技を観るのは久々。
リトルツインズ 2007のルル役以来かな?
ちょこちょこ他の役でも出演しているのですが、
メインは本当に久々。

しかし美人になった。
瞳パッチリでよく目立つ。
演技力、かなりいいと思う。
テキパキしてよく動く。
ダンスも歌も本当に見応えあるもの。
ものすごく成長しているのがわかる。
私が前に観劇していた頃よりも断然いい。
特に彼女は「華」も身につけたと思う。
見映えがすごくいい。
瞳が大きいだけでなく、光りが見える。
ここまでの女優になるとは驚いた。
ニーナ役、ハマリましたね。

病に倒れてからの演技もいい。
この演技を見せられると、見送る仲間も泣けるし、観客も泣ける・・・
彼女は悲壮感な病ではなく、前向きな感じ。
それが逆に無理して明るく振る舞うように思えて、よけいに泣けます。
病気である兆候があったのに、そんなに明る過ぎていいのか?
という部分もあるので、ここは好き嫌い別れるでしょうね。

ナターシャ役の鈴木美穂は、
ミュージカル ドラゴンファンタジー2009ではツバメ役
ファミリーミュージカル魔法使いサリー2008では香月弥生役と、
ココスマイル5〜明日へのロックンロール〜 2007年ではまどか役
実力ある役者。
今回久々に見たのですが、めっちゃ美人になっていて驚き。
髪形、髪の毛の印象でしょうか?
ナターシャの髪形が抜群すぎる。
いままでと全く違うもの。
顔もちっちゃ!
何頭身になるんでしょうか?
主役というわけではないけれど、彼女には「華」がある。
目立ちますよ。
はかなげな演技、すごく良かったです。
歌もなかなかいい。声量もすごい。
(ここ、マイクの関係があるとは思いますが)
この役に関しては、ものにしたと思う。
着実に以前と比べてレベルアップしたことがわかると、
私もすごく嬉しい。

ナターシャ役の小谷野咲季
元・花やしき少女歌劇団で、私も何度か拝見しました。
また、ドラゴンファンタジー2 2007年ではエビアン役
もともとルックスがかわいい、アイドルチックな女の子。
表情もじつに豊かで、ホワ〜ンとした雰囲気。
今回も無難にこなしているのですが、
私の中では、鈴木美穂の印象が強過ぎて、
小谷野の印象が少なく感じてしまいました。申し訳ない。
セリフ口調は、ちょっと独特。
ややかすれ気味な声でしたが、もともとなのかな?
さらには、後述しますが、シャイ樹菜の存在感がなかなかすばらしく、
小谷野ナターシャが普通すぎる感じで、印象度が低くなったのかも。

今回大人メンバーもけっこうスポットライトが当たります。
ドロップ役の中野優一の誕生日の場面なんて、すごくいい。

それにドリー役の野口広之の声質はそうとういい。
ちょっと異常なほど。
そうとう演技ができる人でしょ?
前にいろいろな訓練を受けていたのかな?
このメガバの舞台では異質でした。
おいしい役ですし、役柄がピッタリ。
後半の声だけの演技にも、力が入っているのもわかります。
あそこは物凄くキーポイントですからね。
あの言葉が、全てを集約しているもの。
それが、本当にかすかな希望につながる。
とても重要な場面でした。

ボージ役、望月ムサシ
今回、まちがいなく一番おいしい役。
これは当たり役でしょ?
ものすごくいい演技だった。
ちょっと一辺倒すぎる演技は、困る部分もあるんだが、
この役に関してはこれでいいと思う。
ニーナのせいではないという、
別の話しにもっていくところは、けっこう泣かせます。

ミシェラン役の矢口壹琅って、
プロレスラーかつミュージシャンなんですね。
私もプロレスに関してはちょっとうるさいので驚きました。
アニマル浜口ジムでトレーニングを積んで今はRIKIPROのようです。
普通に役者さんかと思いました・・・
プロレスラーの雰囲気ゼロでした・・・

イブ役の小栗万優子
そもそもこのイブ役は、
特にこれといった個性がないので難しい。
単にナターシャの妹という感じ。
マスコット的キャラでしょう。
それほど重要視されていない。
だから、かわいらしい雰囲気で全く問題無し。
小栗万優子は、普段の雰囲気的にはのっぺりした感じかな?
ただ、ダンスや歌うシーンが始まると表情が一変する。
まだまだ若いですし、今後演技ができてくると、ちょっと面白い存在になる。

同じく イブ役の鹿目こころ
前にイベントで拝見しましたが、今回は舞台。
本当の意味での初舞台は今回ということになるのかな?
瞳パッチリ。笑顔はかわいい。
何をやってもかわいい年頃。
ほわわ〜んとした感じ。
もともとイブ役は、個性がイマイチつかめないので、
マスコットキャラ。妹キャラ。それでいいと思う。
さらに重要な役を与えられた時、本人の実力が問われてきますから。
今はまだこれでいいと思う。

カカオ役の矢野彩佳
ミュージカル ドラゴンファンタジー2009ではセレブ役。
もともと可愛らしい女の子ではあったけれど、
ちょっとこの役では本領発揮できずかな?
もっと意地悪感を出しても良かった。
派手派手な雰囲気で、ツンケンしていてもいい。
相原えみり的な、強めな部分があってもいい。
ダンスシーンの方が印象強いかな?

同じくカカオ役 シャイ樹菜はアンサンブルでも登場するが、
ダンスシーンは本当に目立つ。
体の線も細い。
GANG2006のパンジー役から見ていますが、
今回ものすごく成長していて驚きました。
完全に化けました。
リーディングミュージカル やさしいライオン
劇団ひまわりミュージカル 銀河鉄道の夜
と、じょじょにレベルアップしている感は物凄く感じていましたが、
今回はここまで成長するとは。

悪女というほどの悪女ではありませんが、
意地悪な役がものすごく似合っている。
足が細くて長くて、椅子に腰かけて足を組むシーンも色っぽい。
シノザキレッスンを積んでいるだけのことはある。
ナターシャ役の小谷野咲季を上回る存在感・・・に私は思えました。
今回、完全に開花したと思う。
悪女役をものにしたことは彼女にとって大きい。

ココア役の横井結衣
カカオ、チョコ、ココアと、短いながらソロがあるのですが、
その短いソロだけでも横井結衣の実力がわかる、いい歌声。
彼女の歌の力量がすぐにわかります。きちんと丁寧に歌っているもの。
ダンスも本当すばらしい。
ただ、そこまで本領発揮できるほどのダンスシーンがないのは残念。
彼女の実力から考えて、この役は正直もったいない。
もちろん与えられた役ですし、それを頑張るしかない。

今回、小さい子役メンバーがなかなかいいでき。
高音パートを担当している子の印象が強いのですが、
誰だかはわからず。
相対的に、少年役を演じた子の印象が強かったです。

マルコの吉原怜那なんて、じつにしっかりしている。
特に演技はうまい。
セリフ回しはいいし、ダンスもしっかりしている。
今後要注目でしょ。

コロン役の南雲彩良は瞳パッチリで、アイドル的ルックス。
とてもかわいらしいと思う。
ピーターパンっぽい雰囲気。
ただ、そこまで少年っぽさはどうかな?
どちらかというと、彼女は女の子らしい雰囲気が漂う気もする。

同じく コロン役の阿部菜々恵
正直なところ、ダブルの南雲彩良のような華やかさはないけれど、
ダンスも歌もしっかりしている。

ラーラ役の冨沢のりかはずっと笑顔。
じつにいい笑顔だと思う

マゼ役の角田萌夏、男の子役頑張った。
いい演技をする。

同じくマゼ役の福留愛梨
アンサンブルで登場する時もすっごく笑顔。
ここは物凄く印象に残っている。
もちろん、他の子も笑顔なのだが、彼女の笑顔は特別な気がする。
表情がコロコロとよく変わるし、
ちゃんと人の話しを相手の目を見てうなずいている。
ダンスもいいし、
過去にココスマイルのココ役を演じた深谷えりかを彷彿させる。
今回は少年の役でしたが、
少女役だと、もっと華やかに、アイドルっぽくなるかもしれない。
まだ早いかもしれないけれど、今後化ける可能性がひじょうに高い。
要注目の女の子。

マルコ役の細野侑璃は小さいながら、かなり実力がある。
そのため、彼女だけマイクがある。
ダンス、歌(マイクのせいかもしれませんが)、表情、演技力、
ちょっと異質なものを感じます。
子役ながらベテラン臭が漂う。
今後どう変化するのか、注目したい。

ルーラ役の小峰里緒宇陀のどかは、
ふたりとも似ていて、ずいぶん落ち着いた雰囲気。
正直、ラーラよりも印象度少なく、申し訳ない。

今回、初めて見る子役の実力がかなり高く、
どの子も注目なのですが、
ひとりあげるとすると、ラーラ役の黒坂麻結
この子は非常に印象に残る。
まず、表情の付け方がいい。笑顔もかわいい。
ダンスもなかなかの実力。
もちろんまだまだ未完成な部分もたくさんあるけれど、
服部杏奈に近い雰囲気で、これからものすごく伸びる気がする。
ただひとつ、おそらくけっこう感情移入しやすいためか、
顔が斜めに向きやすい。
斜め顔で歌ったりしてますから。
感情が高ぶってしまったためだと思いますが、
ここを改善してくると、さらに良い女優になると思う。
私はそうとうかってます。

総括
子供メインではなく、大人キャストとのバランスをうまく調整した舞台。
前述したように、後半中盤で突然大きく話しが動きだします。
ある意味急激な変化しすぎで、逆に感情移入してしまう。
この展開は新鮮でした。

ニーナの発言が一番心にくる。
町の人々が自分を怪物あつかいして、
あげくのはてに、島から追いやられ、海賊船に運ばれ、排除される。
しかも、自分を運んでいるのが実の両親・・・
ここはいろいろと深い。
ただ、そもそも論の、今までどういう状況下に置かれていたのか、
どういう経緯で感染源となってしまったのか、
そのあたりは明らかになっていませんが。

楽しい部分もあるし、感動もする。
冒険活劇にも似た雰囲気。
ただもう少し、エンターテイメント的な、
歌やダンスシーンがあっても良かったかな?
この舞台は演技主体だから仕方ないけれど。
ちょっと話しがどんとん進みすぎな感も否めない。
ニーナを軸にした、ナターシャや友達とのつながりがやや薄い気もする。
もっと強いつながりがほしいと、私は感じました。

それに、やっぱりメリッサとジルの二人芝居に近いところも見えてしまう。
海賊船が「ゆりかご」と「監獄」の意味合いが出るのも、
そこがメインなのだから、当然なんですけどね。

(敬称略)

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