公演時期 | 10/30(プレビュー公演) 10/31 |
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会場 | ラゾーナ川崎 プラザソル |
演出・構成 | shingo |
感想まず第一に明記しておきたいのが、 私が観た公演はプレビュー公演。 私のスタンスとしては、プレビュー公演やゲネプロの感想は、 全く持って意味がないと思う。 本番とは全く違います。 天と地、月とスッポン、雲泥。 いくらゲネを見たところで、あくまで練習、マスコミ向け。 その感想を書いたところで、全くあてにならない。 (これから始まる舞台、マスコミは悪いこと書きませんから) ゲネと本番がいかに違うか、 舞台も出演者、スタッフであれば、言わずもがな。 それをふまえて、プレビュー公演の感想です。 基本は音楽イベントに近い。 歌、ダンス、生バンドの演奏、さらに単独のドラムや和太鼓、胡弓。 生バンドをバックにダンスや歌を披露するというのは、 それだけで本当に光栄だと思う。 ぜひともバンドの方に感謝してほしいな。 和太鼓は素直に素晴らしいと思う。 音響も大迫力だし、暗闇で叩く三つの太鼓のハモーニーも素晴らしい。 「絆」というコンセプト。 「温人知己」という四字熟語。 プロジェクターで各ナンバーごとにイメージ映像、 キャストの写真等にも使用していました。 大人の歌もあるのですが・・・ これはあえて言いませんが、観客には有名子役もたくさんおり、 彼女たちが一番気付いているでしょう。 歌がうまい子たくさんいましたし。 声量は・・・ 子役の出番はかなり少ない。 いろいろな場面で登場することもありますが、 一番メインなのは、ハロウィンパーティーのようなところ。 ここで、演技なり、ダンスなり、目立つ場面があります。 最後のエンディング。 「ハイスクール・ミュージカル」のテーマ曲だったかな? ここの振付が私としては残念。 だって、普通に考えて「ハイスクール・ミュージカル」のあの振付をすると思うじゃないですか。 DVDを買えばわかりますが、振付レッスンだってありますし。 その振付ではない、単純なものだったのは、正直いただけない。 もちろん、全員がダンスをできるわけではありませんが、 あの曲を使うのであれば踊ってほしいところ。 観ている観客だって、あの曲はわかるでしょ? あのダンスをするのかな~?って思うはず。 それがないのはつらかった。 子役出演者ですと、中村沙綾。 彼女の実力はある程度は予想していました。 とても素晴らしいデキだったと思う。 体も鍛えていて、すごく筋肉質。 最近は細い体の人が多いけれど、筋肉があった方がいいもの。 ダンスもしっかりしているし、見応えありました。 稲葉美咲は初めて観ましたが、ルックス抜群の美少女。 これは人気でますね。 表情豊かですし、笑顔もかわいい。 ダンスは・・・チェックするの忘れました(汗) モデル路線でも十分にいける・・・というか、もうやっているようですが。 澤登ひほりは、とにかくすました表情は抜群だと思う。 過去に服部杏奈に対して、「すました表情は天下一品!」と評したことがありますが、 現在では澤登ひほりだと思う。 とくに傘を回したナンバーでの、落ち着いた雰囲気は日本人形のよう。 お嬢様そのものですし。 それでいてダンスもできますからね。 ただ、表情の変化に対する柔軟性はこれからの課題。 笑顔はかわいいんですけど。もっとほしい。 鹿目こころ。鹿目聖名の実力、私としてはかなり高い評価をしているので、 その妹の初舞台、初デビューということで注目していました。 う~む。 髪形はボンボン飾り?のように、頭の上にふたつ丸める感じで、 これはすごくかわいい。 意外と目がパッチリなんですよね。とても印象深い。 ただまぁ~全体的な印象としては、これから。 姉に追いつくには、まだまだ先のことでしょう。 キャラが違いますし、姉と同じ路線で歩む必要性は全く無く、 別方向の道でも十分にやっていけると思う。 彼女の個性で頑張ってほしい。 長いスパンで見るべき人材。 で、じつのところ一番印象に残ったのが速見里菜。 アンサンブル等で何回かは観たことがあるのですが、 少ない人数でしっかり観るのは初めてでした。 う~ん、表情いいですね! すごく明るい。 瞳パッチリ。 じつに楽しそうに踊っている。 中村沙綾とまではいかなくても、筋肉のつきかたもいい。 正直、ここまでやれるとは思いませんでした。 私の中ではかなり高評価。 速見里菜、やりますね! 総括これからも同じキャストというわけでもないようで、 いろいろなアーティストの発表の場、という感じになるのでしょうか? 今後に注目です。 ※敬称略 |