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空想キャスティング「ガラスの仮面」東京メッツ&リトル編

東京メッツ&リトル編

ガラスの仮面 
 アルゴ『スタート』  アルゴ歴代
 ココスマイル  GANg
 南少  東京メッツ&リトル
 アニー  特別
 ベスト  -

役名 役者名
北島マヤ 今井仁美
姫川亜弓 本間理紗
沢渡美奈 安井理絵
春日泰子 松本有希子
青木麗 三田真央
水無月さやか 内野明音
田淵エミ 五十嵐りさ
金谷英美 今井沙那恵
速水真澄 黒田百合
桜小路優 坂越由実子
鷹宮紫織 中野公美子
乙部のりえ 桜井美紀
里美茂 池辺愛
真島良 川尻光紀
麻生舞 水野夏海
堀田太一 良田麻美
二の宮恵子 長谷川桃
田部はじめ 斎藤彩夏
細川悟 富取祐香
長谷川良一 佐藤絵理香
北島春 西奈里紗
月影千草 浅野実奈子
姫川歌子 難波美妃
小野寺一 鈴木里沙
水城冴子 太田彩乃
聖唐人 久保沙耶香
杉子 村尾真莉
原田菊子 水野江莉花
結城麻江 志村比芽子
円城寺まどか 鵜沢優子


『ガラスの仮面』登場人物、簡易的詳細はこちら

総評

聖橋流による、『ガラスの仮面』東京メッツ&リトル編です(H15年5月26日時点)
以下は、管理人(演出家)『聖橋』と、記者との会話です。

記者 「主役、北島マヤ役には今井仁美ですか!
    これは賛否両論、乱れ飛びますね!」

聖橋 「正直、すごく悩みました。
    ど〜しても北島マヤのイメージとマッチする人がいなかったもので…
    かなり希望的観測が含まれるのですが、
    今井仁美の純(?)で素直な性格に賭けてみました。
    派手な姫川に対抗するための、やや地味な雰囲気と、やはり演技力。
    あえて選択するとしたら、彼女しかいませんでした。
    私の演出と稽古で、なんとかマヤ役をものにしてほしいです」

記者 「マヤ役は、いろいろな人から注目される分、批判も強いですから。
    ぜひとも今井仁美には頑張ってほしいです。
    対抗の姫川亜弓には本間理紗。ここは、なんとなくわかります」

聖橋 「演技力はもちろんのこと、
    ルックスと、気の強そうな雰囲気も加味して選出しました。
    彼女に関しては特に問題ないでしょう」

記者 「大御所、月影千草には浅野実奈子。
    水野江莉花という選択肢もあったと思いますが、いかがでしょう?」

聖橋 「その配役も考えました。ただ、水野江莉花に関しては、
    原田菊子役をど〜してもはずせないので、
    その対となる浅野実奈子を選択しました。
    年とった役で彼女に申し訳ないのですが(笑)
    演技レベルから言えばバッチシでしょう。
    マヤ、亜弓を厳しく指導してほしいです。
    また、原田菊子役の水野江莉花は、まさにハマリ役です。
    どっしりとした落ち着いた雰囲気、彼女にピッタリだと思います。
    『舞台あらし』という名言を言い放つ場面が、今から楽しみです」

記者 「ハマリ役と言えば、速水真澄役の黒田百合。
    ガチガチの配役ではありますが、やはり楽しみです」

聖橋 「毎回、男性役で彼女には申し訳ないのですが(笑)
    ここは彼女しかいません。皮肉な表情は得意なので、
    その中にある優しさを、これからどう表現するのか、楽しみです」

記者 「劇団つきかげのメンバーで、
    特に重要な青木麗役と水無月さやか役。
    ここを三田真央と内野明音という選択はどうでしょうか?」

聖橋 「三田は、まったく問題ないですね。
    凛々しい表情は男装向きですし。
    ただ、3枚目役をどう表現するかがポイントだと思います。
    舞台上よりも普段が3枚目っぽいので(汗)
    なんとかそこを舞台で表現してほしいです。

    内田に関しては、かなり大抜擢です。
    毎回、水無月さやか役は配役に苦慮しますが、今回も悩みました。
    その悩み抜いた末に出した結論が、内田です。
    かなり強引な配役は自分でもわかっていますが、
    彼女の可能性に賭けてみました。
    表情的にはのっぺりしていて、あまり感情を出さないところもあります。
    が、とにかくも、雰囲気が面白いんじゃないかな?と勝手に判断し、
    決断しました」

記者 「重要な役なのですが、大丈夫でしょうか?」

聖橋 「かなり心配ではありますが、
    私の心配を振り払う内田の成長に期待します」

記者 「期待しましょう・・・・・
    男子役に関してですが、桜小路優役に坂越由実子、
    里美茂役に池辺愛、真島良役に川尻光紀。
    この配役はいかがでしょうか?」

聖橋 「坂越は男性っぽいイメージもありますし、
    凛とした表情も好感が持てます。
    ただ、誠実な桜小路の性格をどう表現するか、
    その演技力は未知数です。頑張ってもらうしかありません。
    演技の質も『GANg』のローズ役よりも向上していることでしょう。

    里美茂は、年齢がやや(?)高いので、池辺愛を起用しました。
    彼女なら男性らしい雰囲気も、そして若さも(笑)あると思います。
    演技的な部分はあまり観ていないので判断できませんが、
    SET所属の実力からして、無難にこなせることと思います。
    あとはあまり年齢を気にせずに、爽やかさをもって弾けてほしいです。

    真島良の川尻光紀に関しては、これもまた大抜擢です。
    演技力に関しては、まったくわかりません。
    完全に雰囲気とルックスで選んでいます。
    男性らしいイメージがあるので、起用してみました。
    背の高さもありますし、スタイルもいいです。そんなところでしょうか?」

記者 「男子役は、やや不安が残りますね・・・
    さて、聖橋さんが重要視される金谷英美役ですが、
    ここには今井沙那恵が起用されました」

聖橋 「金谷は年齢不詳っぽいので(笑)
    ベテランから起用することも考えたのですが、
    演技力、怖さ、近寄りがたい雰囲気(汗)を合わせもった、
    彼女が適任ではないかと判断しました。
    『奇跡の人』オーディションにおける、姉妹対決に注目です」

記者 「なるほど、そこに伏線がはってあるというわけですか!
    姉妹対決、じつに楽しみです!
    南少編では高野蘭に譲りましたが、その他はほぼ確定している、
    桜井美紀の乙部のりえ役。
    南少編で高野蘭に譲ったにもかかわらず、
    ベスト編では奪い返しているところも謎です(笑)」

聖橋 「南少編は、キャストとのバランスがありますから。
    その中では、うまく当てはまるところが無かったということです。
    キャスティングは本当に難しいですよ。
    言うまでもなく、桜井美紀でしたら、乙部のりえ役はまったく問題無しです。
    意地悪な雰囲気をガンガン出してほしいですね!」

記者 「鷹宮紫織役には中野公美子。ここは適役ですね!」

聖橋 「おとなしすぎて、目立たなくなる可能性もありますけど(笑) 
    お嬢様役で、当たり前すぎる配役ですが、
    原作を意識せずに、彼女なりの紫織を演じてほしいです」

記者 「堀田太一役の良田麻美はどうでしょう?
    私もなかなか面白い配役だな〜と思います」

聖橋 「無理に男にならなくてもいいと、私は思っています。
    彼女のあの独特なキャラ、そのままを演じてくれれば、
    堀田太一になるでしょう(笑)それほど適役ということ。
    おとぼけキャラはお任せですからね!」

記者 「男性と言えば、小野寺一役には鈴木里沙が起用されました。
    ここも注目でしょう」

聖橋 「おそらく、かなり怖い小野寺になると思いますよ(笑)
    そして、その怖さの中にギャグもある(爆)
    そんな感じで演じてくれると、演出する私としては助かります。
    小野寺役は、けっこうすんなりと彼女に決まりました」

記者 「『奇跡の人』ではサリヴァン役を演じることとなる、
    姫川亜弓の母、姫川歌子には難波美妃が起用されました。
    やはり演技の実力が左右されたのでしょうか?」

聖橋 「ええ。とにかく演技レベルは絶対に必要なので、
    超実力者の難波を選択しました。
    サリヴァン役もまったく問題無いでしょう。
    背が、やや低いこともあり気になるところですが、
    シークレットシューズで、うまく誤魔化したいです」

記者 「私も背の高さは気になりましたが、シークレット導入ということで、
    多少安心しました(汗)
    水城冴子役に太田彩乃ですが、ここは何となく雰囲気ありますよね。
    冷淡な感じをどう表現するのか楽しみです」

聖橋 「サングラスをかけているシーンが多く、
    表情が見えないことがたまにキズです(笑)
    弾けた場面はありませんが、冷静な太田彩乃の演技に注目でしょう」

記者 「では最後に、円城寺まどか役の鵜沢優子についてお伺いします」

聖橋 「じつは、一番最初に配役が決まったのがここです。
    円城寺のイメージは鵜沢にピッタリでした。
    歌もできて、ダンスがもできる。もちろん演技も。
    この三拍子が無難にそろっているのは彼女において他にありません。
    出番的には少ないのですが、円城寺のインパクトは強いので、
    彼女の実力が思う存分発揮できることと思います。
    『ガラスの仮面』 東京メッツ&リトル編、ご期待ください」

※敬称略