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アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院 vol.4「白きレジスタンス~約束の行方~」

アサルトリリィ×私立ルドビコ女学院vol.4 「白きレジスタンス~約束の行方~」

満足度星星星星空星
公演時期 2018/9/21→27
会場 シアターグリーン BIG TREE THEATER
原案 尾花沢軒栄
脚本・演出 桜木さやか
楽曲 谷なおき
ダンス振付 藤堂光結
アクション監督 加藤学

あらすじ

シュベスターシリーズが完結し、新章が開幕!
岸本・ルチア・来夢の持つ秘密とは…
泉教導官は何故ガーデンを去ったのか…
暴かれていく私立ルドビコ女学院のもつ謎と闇…
次々と降りかかる新たな試練にリリィたちがどう立ち向かうのか!!?
そしてそれぞれの約束の行方は…!!?
新キャストも増え、新たに動き出す物語。

(公式サイトより引用)

観劇感想

と、あらすじに書かれているものの、
前作3話があって4話目にあたるので、なかなか理解は難しい。
ちなみに私は、
vol.1「シュベスターの祈り」
vol.2「シュベスターの秘密」
を観劇しており、vol.3は観ていません。

今回は休憩無しの2時間5分。
集中して観ることができました。

オープニングが楽しい

最初の導入部分、いきなりワクワクする展開。
ほぼ全員が出てきて敵と戦います。
その後,オープニングのナンバーに続く流れはよどみが無い。
みんな可愛いし、表情豊かだし、ダンスもできる。
本当に見応え抜群。
私はここだけでテンション高まりました。

演出的にこうやれば観客も納得するだろう、
という部分も見え隠れしているのがわかるけれど、だとしても私は好き。

連続ドラマの第4話の話

前回、私の場合は第2話になりますが、
少しイマイチだったため、今回の久々の観劇に欲がわきました。

続きものの4話の為、前回までのあらすじがわからない人には、
正直つらいところがあるかもしれません。
そこは仕方のないところ。

ちなみに、子供の感想で「名前が長過ぎ」というのがあって、
「ま~確かに」と、私も心の中で思いました。
そう言えば、意外と子供の観劇も多かったかな?

物語の流れとしては

前述しているように連続ドラマの第4話なので、
初見の人はわかりづらいかもしれない。
そのための前説がある。

その第4話の中で起承転結として、舞台を作り上げる。
泉・ローザ・莉奈の失踪、変わって配属する真壁・メラニア・小夜子、
学園の秘密を探ろうとするサスペンス、
新たなシュベスターの契り、
ミカエラとクララの契りの解消疑惑、
学園の工作による聖恋と来夢の友情崩壊、
学園側ではない新たなテンプルレギオンの結成。

と、進展する出来事が数多く詰め込まれています。
今回は戦闘シーンが際立って良くなったこともあり、
静かな日常の部分が少しゆったりしすぎる部分もあるかな?
これは、後述する出演者全員に、ほぼ美味しい部分があることとからむ。
ひとりの主人公に比重をかけるのではなく、
全員が主人公的な物語ゆえの弊害かもしれない。

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ほぼ全員に美味しい場面があるメリットとデメリット

一番思ったのはこれ。
今回は、ほぼ出演者全員に美味しいシーンがあります。
出演者としてみれば嬉しいことだし、力も入ることでしょう。
非常にバランスが取れている。

一方、それにより王道である1本すじの話がわかりづらいのも事実。
様々の伏線、流れというか、
あっちこっちに散らばっているのでこれを理解しないといけない。

本来であれば、主役がいて、メインキャストがいて、
それを他のキャストがフォローしていって・・・
という感じなのだが、それが無い。

初めて観る観客は、とりあえず主役の視点で観ていき、
だんだんと他のキャストの視点で観ていくことを考えると思うが、
今回は本筋の視点がわかりづらい。

一応、岸本・ルチア・来夢役のあわつまいが主役のようだが、
私が観る限り、全員主役のように感じる。
バランスが良いゆえの弱点。

他の一般の舞台だと、
最後にちょっとしか出演しない役もある。
それでも役は役。

同じ物語の舞台で、同じ役を続けて演じるレベルアップ

もうひとつ思ったことは、今回みんなカツゼツがいい。
とても聞き取りやすいし、ほぼ止まるところもないので、
非常に観やすかった。
セリフがしっかりしているのは大きい。
観客として本当に集中できる。

同じ物語の舞台、また、同じ役を演じる役者も多いため、
その役の入り込み度もレベルアップしている。
無論、本人たちの舞台女優としての実力もレベルアップしている。
3回も観ていると
(「最凶ガール」から数えるとさらに多いが)
いかに努力、練習をしてきたかがわかる。

当初はまだまだな子が、ここまで成長したか、
というのが物凄くよくわかる。
これは未熟なアイドルが下手くそながら頑張って成長していく、
という個々の応援的な意味合いも大いにある。

ダンスが無いぶん、殺陣の群舞に

これが非常に効いていた。
今まで、私の印象だと単純な殺陣(銃撃、斬撃)でしかなかったものが、
非常に清廉されている。
立ち位置等、配置が細かい。
ぶつからないように配慮、
もちろん観客の見栄えも気にしている。

それにプラスして演者の練習の成果でもある。
今回3回目の観劇だが、今まで一番見応えがあった。

ただあまりにも戦闘シーンに迫力が出た分、
日常の会話の淡々とした雰囲気とのギャップは強くなったかな?

気になった役者は・・・

1回しか観劇していないので、
その点はご了承願いたい。

あわつまい 岸本・ルチア・来夢役
彼女を観るのは初めて。
この役は前回、前田美里が演じていました。
その印象が私は強いので、初めて観る人とは感覚が違います。

が、ハッキリ言って、前田美里の雰囲気と遜色の無い演技。
妹キャラ設定ではあるけれど、他にも似た感じの子も多いので、
そこをいかに区別するか難しい役どころでもある。

よく、アニメのキャラの声優さんが交代する時、
なんだかんだで似たような声質の人になる。
そう。結局はオリジナルの人の雰囲気を壊さないことが、
世間一般的には重要なのだ。
それを知ってか知らずか、
あわつまいの演技は前田美里に寄せている感じで、
私は好感がもてた。

もちろん、まるっきり同じというわけではないけれど、
雰囲気はほとんど変わらないから、
岸本・ルチア・来夢としての個性はそのまま受け継がれている。

あえて言うなら、あわつまいの方が背が高いぐらいかな?
あと、髪形のせいもあるが、小顔に見えた。

ルックス的には妹キャラとして、はかなげなルックスは抜群!
目力も頑張っていた。
セリフ回しはもうちょいほしいところもあるが、
今は役も重なってかちょうどいい感じでもある。
なにより来夢のか弱さ、か細さ、はかなげさ、
それでいて芯の強い意志が見える部分も良く演じてくれた。
私は大満足。

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西本りみ 一乃宮・ミカエラ・日葵役
彼女も初めて観劇。
声優さんか。
強い瞳が印象に残る。
力強く凛々しい雰囲気。
他の役者と比べると、セリフ回しはもうちょいほしいところ。
ただ、特段に気になるほどのことではない。

隊長なのでメインの場面が多いが、
その理由だけでなく、非常に印象に残る役者。
みんなを引っ張る強さとしての日葵の演技が重く伝わるせいかも。
今後の成長、活躍も楽しみ。

中村裕香里 福山・ジャンヌ・幸恵役
彼女については付き合いが長いので(つきあってはいないが)
ここまでが毎回のネタなので申し訳ない。
「フレンズ ~ガラクタ怪獣のなみだ~」からの観劇なのもので。
蛇足だが、この当時からルックスは全く変わっていない。
恐ろしいな。

それはそれとして、彼女がいれば、ほぼ安定。
舞台に太い芯がしっかりついているから、
よほどのことがないかぎり、舞台全体が壊れるような変な傾き方はしない。
演技力、セリフ回しと、出演メンバーの中でもトップクラス。
ルックスが可愛くて演技もできるし、
舞台女優として集中してみることできるしと、言うがことない。

彼女はいろいろタイプの役を演じることができるが、
今回の幸恵役も誠実で真っ直ぐで、
みんなをまとめるリーダー的存在として申し分なし。
見応えがある。

さらに殺陣、アクションシーンの手際の良さも光る。
役者としての重厚感は半端ない。
なにより、福山・ジャンヌ・幸恵を何度も演じているので、
彼女そのものになりつつある。

今回はほぼ全員がバランスよく出演シーンがあるため、
特段彼女の出番が多いというわけではないが、
学園に不審を抱き、
新たなレギオン(精鋭部隊)を創設する、その主軸となるため、
印象度は当たり前のごとく強い。
心ゆれつつも、揺るぎない覚悟をもつ福山・ジャンヌ・幸恵。
可愛らしさとその気高き意志の強さは、
両面を持ち合わせているだろう、中村裕香里にピッタリ。
これだけの実力者。
もっともっと世間に知らしめたい。

星守紗凪 天宮・ソフィア・聖恋役
vol.2「シュベスターの秘密」からの観劇で二回目。

舞台に立った時のあの凛々しさ。眼差し。
物凄く惹かれるものがある。
今までになかなか似たタイプがいない。
瞳の演技だけでゾクゾクする。
静止画と動画とでは全然違う。舞台の彼女の印象度の方が強い。

今回は全員がバランス良く出演シーンがあるため、
とりたてて出演シーンが多いというわけではないが、
彼女が出てくるシーンは本当にワクワクする。
この存在感は主役級だもの。
中村裕香里と双璧。

セリフ回しも、男性的な雰囲気の演技も素晴らしい。
私がCMプランナーなら、即使いたくなる。
パッと見の印象度、15秒の枠で伝えられる表情と眼力。
有名な人よりも、新鮮さが段違い。
新鮮さと言えば、
NHKの連続テレビ小説にだって、いきなり抜擢してもいい。
そのぐらい魅力的な子。
今のNHKは見る目がないけどね。
忖度、忖度。

叫び声のシーンは、本当に難しい。
単純な叫びではない。
自分にとって精神的な支柱が崩壊するほどの苦しみ、
その叫び声。
だからこそ難しい。
本人の中でも、相当悩んだシーンであることは間違いない。
ここはまだまだ深みを出せる振り幅があると思う。

私的にロングより今の髪形の方がいい。

安藤遥 黒木・フランシスカ・百合亜役
百合亜役は本当にクール。
他のメンバーと違って強化人間?的な雰囲気が、
随所に表れているのがすぐにわかる。
そういった、特に冷たい表情の演技は素晴らしい。
彼女はこういった雰囲気が得意なのかな?

とはいえ、
私立ルドビコ女学院vol.6「最凶ガール」の早乙女蘭役のように、
コメディチックな演技もする。
そこは本当に柔軟性のある子。

今回は特にチャームを使った射撃アクションが良かったな~
凛々しくてかっこいい。
演技もしっかりしているし、艶のある良い表情をするし、セリフ回しもいいし、
目力もある。
今回も特に言うことないな~
女優なので、いろいろな役をできるのが当然ではあるけれど、
こういった影のあるクールな雰囲気は彼女のハマリ役。

白河優菜 立花・テレジア・渚役
彼女は3回目の観劇。
じつのところ、今回ようやくにして彼女の個性がわかりました。
何か今まで、イマイチ雰囲気をつかみそこねていた。

ホワッとしたルックスの可愛らしさ。
口元もじつにキュート。
セリフ回しはたまに気になる部分もあるが、
そこまで違和感があるレベルではない。
なにより、彼女の演技はのらりくらり受け流すタイプ。
これがようやく理解できた。
ここがわかると、彼女の個性をより深く理解することができる。
ここにたどり着くまで、3回観ないと行けなかったが、
たどり着くことができて良かった。
まだまだ成長過程の女優だから、その成長を楽しめる。
ちょっと特殊なタイプの女優なので面白い。

緒方ありさ 松永・ブリジッタ・佳世役
正直、今回凄く良かった。
今回で3回目の観劇だが、とても印象に残りました。
なんと言っても、過去と比べて成長しているのがわかる。
見比べているせいもあるけれど、女優として非常に成長した。

かつて私が気になっていた、
チャームを持った時と持たない時の性格、雰囲気の切り換えが良くできている。
オン・オフのスイッチの切り換えがいい。
使い分けが良くできている。
3回目というのもあるけれど、練習、努力の賜物だと思う。
少なくとも観劇している私には、とても強く伝わってきた。

あの独特な演技とセリフ回し、
だんだんと観ているうちに快感になる人がいるかもしれない。
観客も毒されていく感じかな?
洗脳されそうだ(笑)

今回間違いなく、松永・ブリジッタ・佳世役を彼女は自分のものにした、
と、感じました。
完全に消化できたと言える。
本人と佳世が交わった。
そして、感染が始まる。
松永・ブリジッタ・佳世の毒素が、観客に伝わっていく。

舞台上の癒しの雰囲気は長橋有沙だけれど、
舞台を下りた部分では緒方ありさだ。
不思議な子だ。

さいとう雅子 鳴海・クララ・優子役
率直に言って素敵な演技だった。
本当にかわいい。
その可愛らしさだけでなく、演技も素晴らしい。
熱量が半端なく伝わってくる。

初めて観たのが「戦国降臨GIRL
主役だったこともあり、よく覚えています。
天然ボケキャラでありながら、
本当にキラキラしていた。

一時活動休止のようですが、芸能界はいろいろあるので、
それは詮索しても仕方ありません。
だからこそ、またいつか、と思う。
まだ今後の舞台もあるようですが、
ひとりの観客が観るさいとう雅子は、
この一回かもしれない。
いかなるどんな舞台でも全力を注ぐの当たり前のことだが、
その思いが伝わってくる。
鳴海・クララ・優子の演技となって伝わってくる。
熱い。凄く熱い。
胸のあたりがジンジンするぐらい。
私には物凄く伝わってきた。

アンジェラとのお姉様を巡る場面なんて、
それを彷彿させるかのように、
次世代の子に思いを託すみたいな雰囲気だもの。
そこまで関係ないのだけれど、そう思えてしまう。

と、「活動休止」というフィルターを通してのものなので、
ちょっと、えこひきいにもなるが。

彼女の可愛らしさ、ツンツンした表情、喋り方、パッと明るい雰囲気、
そしてあの素敵な演技。
本当に良い演技をする。
素直に楽しかった。
それに尽きる。

広沢麻衣 宝城・モニカ・朝妃役
彼女を観るのは初めて。
アイドルか。
子役からアイドルへ、アイドルから舞台、
今までもいろいろなタイプがいました。

1年生の中ではクールで落ち着いた存在。
鳴海・クララ・優子に良くちょっかいを出す。
クール系な役は他にもいるので、
彼女特有の色をこのメンバーの中で出すのはなかなか難しい。

演技や雰囲気、表情付けもいい。
今回はそこまで目立つシーンもなく、
クールな役柄的に一瞬のパッと見の華やかさには欠けるかもしれないが、
何度も観ていくうちに味が出てくる感じかな?
スルメタイプの役者と見た。
もう一回観てみたい。
私的に左に降ろした髪形は抜群に可愛い。
とても印象に残る。

藤堂光結 佐野・マチルダ・こころ役
彼女も子役出身。
この役に関しては、
vol.1「シュベスターの祈り」の時点で完成していた。
最初から彼女特有の役に染まっていた。
その完成しているものを、
さらに地道に深く掘り下げていっているのだと思う

役柄的に、三枚目というよりかはちょっと変わった人物設定。
メンバーの中でもかなり異質だが、その時代錯誤的な喋り方が、
この世界ではいて当たり前の存在になっている。
これだけ異質だと、どこか浮いてしまいがちだが、
そういう部分がなく、ちゃんとメンバーとしてまとまっているのも素晴らしい。

演技、セリフ回し、そして間合い。
その特有の雰囲気をいかんなく発揮している。
言うことないな~
もちろん、ダンスも(ダンス振付もご苦労さま)
藤堂光結=こころ
そのものとも言える。

七海とろろ 瀬戸・ベロニカ・いちか役
なるほど、けっこう舞台関係には出演しているんですね。
どうりでベテラン臭が漂うはずだ。

低音ヴォイスで吐き捨てるようなセリフ回しは、
後述する手島沙樹同様に非常に印象に残る。
足を引きづるシーンが多く、観ていて痛々しいが、
いざダンスとなると、めっちゃ笑顔になるのが凄い(笑)
その可愛らしさ、そのギャップが面白い。

演技はじつにしっかりしているし、
重厚感がある。
女性メンバーばかりの舞台では、
非常に重要なキャラクター。
ちょっと演技演技している舞台特有のクセはあるが、
私は嫌いではない。
いちかの熱い思いの演技、非常に印象に残りました。

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遠野ひかる 羽田・カタリナ・芽衣役
声優さんですか。
舞台の場合は、そういうのはボーダーレスなので、
あまり違和感はないかな?
名塚佳織なんてアルゴミュージカル『招待状は101才』の時から観てますからね(笑)
ま、それは置いといて。

役柄的には、こころを師匠と仰ぐ、弟子的な存在。
非常に効いている。
この舞台に置いても非常に効いている。
アンジェラとともにマスコット的キャラとしても秀逸。

ルックスは可愛らしい、声質もいいし、
そこから発せられる、師匠こころの言葉遣い(・・・でござる)も可愛い。
このギャップにやられる。

サスペンス的な部分ではかなりキーポイントな役であったが、
ほんわかした可愛らしい演技が印象に残る。
声優でも人気だと思うけれど、舞台女優としても人気が出そうだ。
ただ、重厚的、本格的な舞台演技としてはこれからかな。

長橋有沙 長谷川・ガブリエラ・つぐみ役
vol.2「シュベスターの秘密」では彼女の成長物語でしたが、
今回は控えめ。

気持ちが揺れ動くブリジッタ・佳世のサポートがメイン。
当初は引っ込み思案な性格であったが、
佳世を励まし、応援し、諭すことのできる、
決断力をもった人間へと成長。
ガブリエラ・つぐみ自身の成長だ。

役柄的にも、彼女的にも、
あの、はんなり、ほっこり、ほんわかした表情、笑顔には癒される。
私が観るのは3回目なので、違和感なく安心して観ることができた。

手島沙樹 高取・ナタリー・永遠役
低音ヴォイスで、男性的な雰囲気が特徴の役柄。
いちかもそうだが、彼女の雰囲気も非常に印象に残る。
演技もしっかりしている。

そこまで目立つシーンは無いのだが、
あの存在感は本当に素晴らしい。
物語のキーポイントというよりかは、
この舞台作品のバランスの中でのキーポイント。
物凄く重要な立ち位置だと思う。
こういうキャラ、女優さんは絶対に必要。
いるといないとでは大違い。
彼女と河合柚花の二人のシーンが多いが、
非常に安定していて観やすい。

小菅怜衣 佐伯・ジュリア・花蓮役
彼女を観るのは3回目。
今回は美味しい場面が多い。
元々実力がある女優なので、
ピックアップされて、私的にはとても嬉しい。
実力ある子は評価してほしい。

佐伯・ジュリア・花蓮はメンバーの中でも3枚目的なキャラ。
こころもクセはあるが、3枚目とは違うのでやはり3枚目と言えば花蓮になる。
ぶっきらぼうでありながら、綺麗なセリフ回し。
演技演技していないセリフ回し。
日常の自然な口調をそのまま演技にのせるタイプ。
前回も良かったが、今回も本当に良かった。
花蓮の必死さ、努力さ、ダメさ加減、ちょっとした諦め感(笑)
凄く自然でストレートな役柄ゆえに、
観客もハードルを低くして観ることができる。

新しいレギオンに入ろうとした時、
先輩方に「誰?」とか言われた時が一番のピーク!
非常に面白かった。

仲野りおん 花丘・アンジェラ・萌役
彼女を観るのは初めて。
キャラ的には鳴海・クララ・優子に似ていて、
それよりもさらに妹的で、か弱い感じ。
ただ、気の強さはほぼ同じ。

vol.2「シュベスターの秘密」では長谷川・ガブリエラ・つぐみが、
今回は花丘・アンジェラ・萌が成長する物語とも言える。

テンプルレギオンとして参加するが・・・
という意外な結果が面白かった。

演技、セリフ回し、表情付け、決して下手ではないけれど、
これからの成長がさらに期待できる、そういう下地を持っている子。
だからこそ、その成長に期待したいし、
応援している人にしてみれば、一緒に成長できることが楽しいかも。

河合柚花 李・クリスティーナ・思思役
マンガ「銀魂」の神楽のような雰囲気。
中国的な髪飾りもそんな感じ。

高取・ナタリー・永遠と一緒に、
3年生の立場として登場するシーンが多いが、
この二人が非常に効いている。
二人の会話は安心して観られる。

演技、セリフ回しもすごくしっかりしている。
中国的なイントネーションも、じつに見事。
殺陣のアクションシーンも非常にいい。

沖あすか 永瀬・マルタ・のの花役
独り言も多く、自意識過剰な1年生。

コケティッシュなルックスで、可愛らしい女の子。
瞳の印象も強いし、
髪飾り?ヘアバンド?をウサギの耳のように立てる仕種もかわいい。

一人芝居で自暴自棄になるシーンも面白い。
これができるということは、それだけ演技の実力がないとね。
私の予想以上に、沖あすかはのの花を自分のものにしている。
これだけクセのある性格だもの、かなり入れ込まないと。
そういうこともあり、演技はじつにしっかりしていた。
仕上げてきたな~という感じ。
セリフ回しも違和感なく、非常にハッキリしていて聞き取りやすい。

後半の小阪・アナスタシア・涼子とともに、
応援団の役目ということもあり重要なファクターでもあった。
個々のメンバーのスキルの説明は、
観客としてみるとスキルを使っている女優に目を向けるが、
耳からは彼女の声をずっと聞いていることになる。
だからこそ、スキル説明の語りは重要なシーン。

戸惑ったり、不思議な表情をする女の子。
ある意味、男を惑わすタイプだ(笑)

木村若菜 小阪・アナスタシア・涼子役
彼女はこのシリーズなのみならず、
他の作品で観ているので特に言うことはないな~
みんなに見せ場がある、ということで、
彼女にもスポットがけっこう当たっていました。

シスターとしての苦労、中間管理職的な立場としての責めぎあい、
意外と心の揺れる難しい役になるとは、初回では考えられなかった。
生徒以上に、彼女自身にもいろんな事件が起きてますよね。
いつまでこの立場をキープできるのか、今後難しくなるかな~?

内多優 海堂・ベアトリス・千春役
ちょっと調べてみると、彼女はなんでもやるんですね。
マルチに活躍できる人。

新人のシスターとして、ほんわかしてじつに可愛らしい。
口元も印象深い。
演技もセリフ回しも非常に良かった。
ニコニコ笑顔も印象的。
舞台での印象は本当に好印象。

新人シスターそのもので、じつにハキハキした雰囲気。
これからの意欲とか、先輩シスターを尊敬する姿勢とか、
みなぎる夢、明日への希望の気持ちが精一杯に演じられている。
あふれだす演技が、私にはとても伝わってきました。

酒井栞 真壁・メラニア・小夜子役
生徒たちのピンチに突如として登場し、敵を粉砕。
新たな学園のシスターとして赴任。
目力が強く、美人なのだけれど、何か不思議な雰囲気をかもしだす。
謎めいて、意味深なシスター。

冒頭のシーンと、
後半の学園側と思われる奇妙な行動が印象的。
ただ、今回はそこまでおおっぴらに動くことはないので、
最初のみんなを助けるシーンの方が印象的かな?
次回以降、もっと他のメンバーとからんでくると予想。
そうした時、さらに彼女の印象度が変わること間違いなし。
非常にミステリアスな表情をする女優。

嘉陽愛子 取手・スザンヌ・麗香役
学園側の意向を自ら進んで遂行しているシスター。
どこまでが上からの指示で、どこまでが自分の

そこまで出番がある役ではないが、
大御所シスターとして終幕でのキリッとした恐い一面が印象的。

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総括

正直、みんなに見せ場を作り過ぎなところもある。
が、やはりみんな可愛いし、華やかだし、
過去と比べたら個々の演技、舞台の質も上がっているしで、
楽しいことは間違いない。

さらに今回は殺陣、アクションが効いていた。
それにプロジェクションマッピングとしての敵や、
音響効果のタイミング、戦闘シーンが真実味にあふれ、
ここもまた楽しい。

戦闘シーンが楽し過ぎて、
普段の学園生活のところが静かで重くなりがちですが。

シリーズの中では、今まで観た中で一番楽しかったです。
それだけ、演者、スタッフのレベルも上がっている。

チケットを買って、満足の行く舞台に巡りあえた、
ただそれだけでいい。

今にして思うと、もう一回観たかった。

※敬称略
キャスト表