アサルトリリィ × 私立ルドビコ女学院 vol.1「シュベスターの祈り」


満足度
公演時期 2016/4/16→24
会場 サンモールスタジオ
原案 尾花沢軒栄
脚本・演出 桜木さやか
楽曲 谷ナオキ
振付 藤堂光結

あらすじ
近未来の地球、
人類はヒュージと呼ばれる謎の巨大生物の出現で破滅の危機にあった。
全世界が対ヒュージという一事に団結し、科学と魔法の力を結集した
「CHARM」と呼ばれる可変型特殊兵装の開発に成功する。
CHARMは比較的女性に高いシンクロを示すことが多く、
CHARMを扱う女性は、「リリィ」と呼ばれ英雄視されるようになる。
世界各地にリリィの養成機関である
ガーデンが設立され対ヒュージ戦の拠点として、人々を守り導く存在となっていった。
これはそんなガーデンでの、立派なリリィを目指して戦う少女たちの物語...
※公式サイトより引用
観劇感想
原作は全く存じあげません。
申し訳ない。

まず別件の話。
観客が多い。
物凄くよく入っている。
サンモールスタジオはそこまで大きな箱ではないから、
これだけ入るというのは嬉しい悲鳴だろう。
次から、もう少し大きな箱にチャレンジしてもいいと思う。
ただ、関係者席が多過ぎるのは、ちょっと残念。
大きな箱だとそんなに違和感は無いのだけれど、
小さい箱で関係者席が多過ぎると、
一般の客をないがしろにしているように思えてしまう。
全席自由席ですし。
ま~そのあたりは臨機応変にて。

アイドル的な舞台。
それを加味するのか、しないのかで満足度も異なるとは思う。
目の保養というものか。
ちょっと話しがずれるけれど、老人が若い子を観てパワーをもらう、
的な感じでもある。

物語の大まかな流れとしては、

→謎の巨大生物出現
→人類はその対抗策として特殊兵器を作るが少女しか取り扱うことできない。
→戦いにおいて、岸本・ルチア・来夢の姉が亡くなる
→妹の岸本・ルチア・来夢も姉と同じように施設にはいる。
→雨宮・ソフィア・聖恋も、彼女を守るために施設へ。
→少女たちが特殊武器に順応させるための養成機関のため、様々な少女達が集う。
→ほとんど学校に出席しない、黒木・フランシスカ・百合亜は特別な存在であった。
→訓練を重ねる度に少女たちも特殊武器に順応し、特殊能力も覚えていく。
→警報の度に出撃する少女たち。
→再び警報。ただ、今回は数も大きさも違う。
ほとんど出席しない黒木・フランシスカ・百合亜も出動。
姉の死の真相は?妹である岸本・ルチア・来夢の能力とは?

こんな感じです。

友達との会話、学校での訓練、敵の襲来と戦闘。
そして、再び学校での訓練。
基本、この繰り返し。

なぜ巨大生物が現れたのか?
少女たちの特殊能力の暴走とは何か?
まだまだ謎は隠されたままですが、
それはおいおいか、自分たちの心で考えものか。

今回の舞台は原作ものありきなので、
最初に思ったことは「説明」がひじょうに多い。
これは仕方のないことですが。
「設定」があるので、それを観客に説明しないと話が通じないので、
「説明的セリフ」に時間をかけている。
公演時間による時間の制約もあるし、どのくらいの割合にするか、
原作のイメージを壊さないよ、脚本も大変だったように感じる。
これがいつもの「学園」ものであれば、誰もが知っていることなので、
そこまで「説明的セリフ」に時間をとる必要もないのだけれど。
この「説明的セリフ」を入れることから、
役者たちの感情、間合いを途切れることなく集中させることは大変だったことでしょう。

舞台(ホリゾン)に投影してのプロジェクションマッピング。
ここはよくリンクしていたと思う。
役者が攻撃をすると同時に、敵も破壊していた。
音もよく合っていた。

あまり舞台特有の声質でない子が多い。
これは好き嫌いわかれるな。
中村裕香里、栞菜ぐらいか?

今回、ダンスも地味に凄いと思う。
下手な人とかいました?
みんながうまくてビックリ。
とりたててこの子がうまい!って子はたしかに若干いるのだけれど、
下手な子はいないでしょ。
物凄くしっかりしていた思う。

ルドビコ女学院の役名とリンクしている人と、
してない人がいるので、そこもまた微妙なところ。
前田や末浜は同じ感じだし、
福山は全然違う。
統一性はどうなるのかな?

私的な意見として、ピアスの穴が気になった。
そもそもピアスをしている子はいないので、穴。
昔とか今という時代背景は良くわからないが、今の子の話しだと、
ピアス入れる子と入れない子で派閥になることもある。
昔はピアス入れることに特に違和感も無かったはずなのに、
逆に今は原点回帰の大和撫子として、
ピアスを入れずにイアリング派も出てきたことに驚きもする。

気になった女優は・・・
1回しか観ていないので、完璧にはチェックできません。
そこは申し訳ない。

前田美里 岸本・ルチア・来夢役
「最凶ガール」にも出演しており、かなり印象に残っています。
背が小さくてて、目がクリクリしていて、ツインテールで、アイドル的ルックス。
良い意味で、可愛い小熊みたい。

背が低いって、舞台やテレビでは大変。
子役時代は背が低い方がメリットはあるけれど、
大人になると背が高い方が、というのはよくある話。
そんな中でも、彼女はよく頑張っている。
今回主演ですからね。

喋りは意外と高音。
前回観た時はそこまで気づかなかったが、主役になることでそれに気づきました。
普段のセリフはそこまで違和感ないけれど、声がまだ舞台声では無い。
今回は叫び声が多い。音楽に負けないように頑張っていたのだと思う。
心の揺れ動きを叫び声に頼っているようにも感じた。
ここを普段のセリフでも欲しいところ。
あくまで私の印象として、
元々が妹的キャラだし、役柄的にもおとなしめなので、
回りのみんなが守って支えてあげた主役という形。

あまり「舞台声」とか言ってると、
藤原竜也の声質に好き嫌いあるみたいな感じにもなるので、微妙なところではある。
特にテレビだと違和感を感じる視聴者もいますから。
難しいところ。

今回の役は、ほとんど彼女そのまんまというイメージなので、
違和感は全くありませんでした。
本人のルックスも合わさって、2.5次元の舞台にはピッタリ。
前述しているように、おとなしめな感じと叫び声の印象が強い。
演技というか、そのまんまというか、そこが見抜けないところ。
「最凶ガール」の岸本来夢の雰囲気そのまんま。
その流れなのかな?

クリクリな目と笑顔で、
客観的に観たい私でも彼女の演技的な部分が吹っ飛んでしまうところもある。
女優としては、それがまた魅力的な部分でもある。
こればっかりは生まれもったもの。
それにプラスアルファが加わると、さらに良くなると思う。

別件1。
彼女の本当の性格は知るよしもないが、
物凄く人なつっこい。引っ込み思案ではない。
誰とでもフレンドリーになれる。
このスキルは凄い。
人見知りな女優も多いけれど、彼女はどんどん積極的に自分をアピールしてくる。
話しかけてくる。
あれを見るかぎり、ファンが増えるのもうなずける。
この子は言い方変だが、叩きにくい。
「良かったでしょ?」と、ニコニコアピールをされると、
厳しい感想を書きたくなくなってしまう衝動にかられる。
そんな女優。

言い方は変だけれど、
ひとりでもお客様に舞台へ足を運んでもらう、リピーターになってもらう、
自分のファンになってもらう。
当たり前の話しだけれど、不況続きのこのご時世、誰もが大変。
そんな中での対応は凄く重要。
そういった方々に支えられているんだな、というのを特にこの舞台からは強く感じる。

別件2。
前田美里は鼻の穴が小さい。
前に元ジャリズムの山下しげのりが、中2になるまで口呼吸しかしておらず、
友人から鼻呼吸を教えてもらった、という本当かどうかわからないエピソードがあるが、
鼻で息をしないと退化するのであろうか?
まさか前田美里も?
それをわかっていて、「最凶ガール」で鼻毛の演出・・・なんてこともないか。

緒方もも 雨宮・ソフィア・聖恋役
彼女は「フカンショウジョ」で初めて観劇。
なるほど、ミステリー研究会の最初ひとりで出てくる子か。
よく覚えています。
正直、今回の舞台の中で一番難しい役だと思う。
ボーイッシュで、男っぽい役。
これが漫画やアニメだとわかりやすいが、
実際に人間が演じるボーイッシュというのは、かなり難しい。
男キャラ全開で言葉づかいも大変だったことでしょう。
セリフ口調や声の質を考えると、そこまで舞台声ではない。
中村裕香里ともからむことが多いが、声の質が違うもの。
おそらく、大抜擢だったと思う。
前田美里が演じた、岸本・ルチア・来夢を守りたい、心の中では愛したい、
表面的な演技、心の演技、正直まだまだ発展途上。
ただ、今回のメンバーを見るかぎり、この役をやる人が限られてしまう。
その上で、やはり緒方ももという存在はけっこう重要。
いろんな役を演じるのが女優だけれど、
緒方ももはせっかくボーイッシュなイメージができるのだから、
それに対応できる準備を今後も続けていってほしいな。

中村裕香里 福山・ジャンヌ・幸恵役
基本、名前はルドビコとリンクしている性格なのですが、
彼女は別。天然ボケキャラな福山幸恵ではなく、超真面目でしっかり系。
彼女はボケキャラやらせたら天下一品なのだけれど、
こういう真面目系とか、イジメ系とか、嫌なキャラクターも演じられるのが強み。
今回、彼女だけ武器がふたつ。
その為に殺陣も大変だったようだが、全く違和感はなかった。
そういえば、腰抜け男ども、義理と人情は…女が見せてやる!でも、
殺陣に近いものがあったので、よく研究していた。
全体的にどこをとってもしっかりしているのだけれど、
一番は声。
舞台の声だもの。これがあると無いとでは、舞台上では大違い。
全員がこの域に達してほしい。
中村裕香里に関しては、「ここを次に頑張ってほしいな」という部分が無いのがつらい。
なんでもできる子。

この舞台は物語中盤で、演出家による出演者への駄目だしが起こる。
出演者にとっては恐ろしい出来事だ。
でもまぁ、気合も入ることだし、悪いことではない。
褒められることもあるし。
それでもって私が観た回では中村裕香里が、
未浜杏梨がペットボトルのフタにかわいい絵を描いていることを話していました。
ただ、末浜杏梨からは「絵ではなく名前」と言われてました・・・
絵と文字をどうやって間違えるのかと。中村裕香里・・・
ただ、許してやってください。この天然は今に始まったことではない。
子供の頃から全く変わっていない。
女優の演技が成長しても、天然な性格は変わらないという顕著な例がここにある。

栞菜 一之宮・ミカエラ・日葵役
この子はただ者じゃないでしょ。
「戦国降臨GIRL」では陸奥魔紗子役でしたか。
眼帯をしていたのですが、私は印象に残りませんでした。
断然今回の方がいいんですけど。
思うに、特に瞳の印象も強いので、
逆に眼帯にしたことから彼女の印象を薄めてしまったのかもしれない。
ルックス、演技、雰囲気、セリフ、どれをとっても印象に残る。
彼女が登場しただけで、舞台が引き締まる感じ。
眼力も強く、目だけでも演技できる。
気位が高い優秀な戦士、という役柄だが、
全く違和感無く、クール系美少女もバッチリ。
ダンスも意外としっかりしていた。
経歴を見ると、かなりの実力者なので、
テレビや映画でも相当活躍できると思う。
パッと見の印象が凄く強いから、NHKの連ドラで使ってもいいと思う。
どこかのプロデューサーなり、ディレクターが見ていればですが。
私は凄くオススメ。

緒方有里沙 松永・ブリジッタ・佳世役
彼女は初めて拝見しました。
役柄的には腐女子っぽい、オタクなイメージ。
声がかなりでかい。良く出てている。
なかなか女の子で大声出せる子はいないもの。
それだけ実力がある子だと思う。

ただ1点。私のイメージした役と違ったことが残念。
これは演出家の判断もあったと思う。
というのも、彼女の役は、
特殊な武器を持つとオドオドした子が、強気に変化するというもの。
二重人格。
この二重人格というのが、私としては、全く別キャラな感じになると思いきや、
腐女子の雰囲気で強気になるという感じであった。
あくまで私の意見としては、
「こち亀」の本田のように、バイクに乗ったら別人格になる、みたいな方が良かった。
べらんめえ口調で、全然違う雰囲気を想像していただけに、
そこは私のイメージと違った。

土山茜 瀬戸・ベロニカ・いちか役
「フカンショウジョ」の瀬戸いちか役でもかなり印象に残っていましたが、
今回はさらに出番が多いので、さらに印象に残りました。
彼女のルックスって、どこかで見たことあるな~と思いましたが、
そっか、石川由依ですね。
今は声優としても有名ですが、
「森は生きている」で娘役の主役をやっています。舞台女優ですから。

ルックスは表情付けは凄く印象に残る。
ただ、セリフ回しはまだまだ。
声もハスキーでした。
ハスキーならハスキーという特徴をいかして、
もっともっとセリフを頑張ってほしいな。

未浜杏梨 黒木・フランシスカ・百合亜役
ま~美人。
それは置いといて。
役柄的には謎めいていて、一番強い戦士的なイメージ。
クールビューティー。
ただそこにはなぜか悲壮感、闇が漂う。そんな役柄。
私的に一番残念なのは、「フカンショウジョ」とほぼ同じ性格の役。
ま~全員名前がリンクしているので似た性格の子もいるけれど、
彼女は本当にそのまんま。
私の意見としては、末浜杏梨の違った一面を観たかった。
こういう演技しかでいなのかな?なんて偏った感想になりかねない。
というので、次は違うキャラが観たいな。

この役は人体実験、意味合いとしては強化人間的な感じかな?
素質のある強い子は、とある施設でより強化される。
ただ、そこのリアリティさはやや欠けていたように思える。
寡黙設定だから、表情で勝負といったところか。
セリフが少なめなら、少なめの演技をするだけなのだけれど、
観ている方からすると、喋ったところをたくさん観たい。
美少女なのにもったいない。

藤堂光結 佐野・マチルダ・こころ役
彼女は振付も良く頑張っている。
今回の役はおいしいな。かなりの特殊キャラ。
時代錯誤の古めかしい言葉「〇〇じゃ~」という感じで凄く面白い。
ダンス場面ではかなり前面に出てきます。
さらには殺陣の部分でもそれがいかされていて、
素早い動きである「縮地」も見事に表現されていた。
出番も多いし、今回はかなり目立っていました。
私の印象度も高い。

さいとう雅子 鳴海・クララ・優子役
「戦国降臨GIRL」では主役。私も拝見しました。
どうしてもそれと比べてしまいます。
今回の方が背の低さの印象が強い。
ルックスは当時と全く変わることなく、アイドルアイドル。
今回の役も子供っぽいお嬢様チックなアイドル。
ただ、背中に背負っている熊のヌイグルミは意味合いとしては、
「ドラゴンボール」でいう亀の甲羅。
それだけ努力、古くさい根性の持ち主。

どちからというと表情の演技が魅力的。
人気が高いのもわかる。
声もルックスどおりの声質でかわいい。
それから殺陣の印象も強い。
そこまで違和感ないってことは、十二分にこの役を演じられていたのだと思う。

ここから下は新人メンバー。
新人メンバーが上記している「説明的セリフ」を頑張っていました。

水月桃子 花丘・アンジェラ・萌役
「ハイ!」という高い声は、木村若菜を彷彿させる。
下位互換みたいだな。
三日月瞳も印象的。
大きなお世話ながら、あのヘアバンドと髪形は、
アタックナンバーワンの、武市に似ている。

長谷川愛紗 永瀬・マルタ・のの花役
おめめパッチリのロングの髪の毛。
パッと見、お人形さんみたい。
まだまだ発展途上なので、印象が薄くて申し訳ない。

長谷川美月 鈴城・カタリナ・雅役
緒方ももの下位互換のようなショートカットで、笑顔の素敵な女性。
意外と言っては失礼だが、この子は笑顔が本当に印象的。
緒方ももが何かあった時のアンダーだったのかもしれない。
今後に期待。

長橋有沙 長谷川・ガブリエラ・つぐみ役
「フカンショウジョ」にも出演していて、私も印象深い。
彼女も笑顔がすてきな女性。
八重歯がとっても良く似合う。
彼女はアピール度が凄い。
この世界、自分をアピールしてなんぼだもの。
私はガンガンやっていいと思う。
選挙で例えるなら、ドブ板選挙のようなもの。
私が全くのズブの素人であれば、単独で応援したいところだが、
そうもいかないので申し訳ない。

飯田菜々 夏目・エリザベス・恵真役
表情的にはまだまだ乏しい。
未完成な雰囲気。
そんなに笑顔を作るのが得意ではないのかもしれない。
せっかくルックスが可愛いのだから、もっと笑顔を作っていいと思う。
妹的キャラで、守ってあげたい雰囲気かな?

小菅怜衣  佐伯・ジュリア・花蓮役
彼女はダンス。
すぐに気づく。
物凄く良く目立っていた。
ダンス、キレキレ。
彼女もそうだけれど、今回のメンバーみんなダンスが良かった。

木村若菜 小阪・アナスタシア・涼子役
私的に、彼女はこの役の方が断然いいな。
生き生きしている。
「フカンショウジョ」や、他の舞台も観たけれど、変人ながら気の強い役が多い。
それがちょっと嫌味なほど。
今回はそれとは違って、かなりおとぼけ。
新鮮だったこともあるけれど、木村若菜を再発見した感じ。

今吉めぐみ 泉・ローザ・莉奈役
彼女も「フカンショウジョ」でのぶっきらぼうなイメージが強いが、
今回は、そこまでではない。
改めて感じたのは、彼女の声のとおり。
こんなに声がとおるとは気づきませんでした。
それから、彼女は歌唱力もある。
歌声を聞く機会があったが、予想以上に素晴らしかった。

総括

一応、原作があるSF的な世界。
それをルドビコの世界という舞台仕様に変えたもの。
敵との戦闘シーンもプロジェクションマッピングを使って、
うまく表現していたと思います。

女の子が敵と戦うというアニメチックな舞台。
さし絵に負けることなく、演じている子たちが美少女ばかりなので、
原作の雰囲気は壊していないのではないか?と、
全く原作を読んでいない私ではありますが、感じました。

ただ、今回は説明的セリフも多く、
個々のキャラクターの性格付けもハッキリさせるために、
普通の女の子特有の心の悩みのような精神的な深みは薄く感じました。
前回の「フカンショウジョ」とは比べてはいけませんが。
あくまでエンターテイメント重視。

主演の前田美里が妹キャラとして容赦なく可愛く、
他人を幸せにする雰囲気をかもしだしている。
(そう思わせる雰囲気作り)
ルドビコの福山幸恵が不幸のドン底だが、その正反対と言える。
調子が良い時は、それが良好に発揮されるわけだ。
今回の主役、他のメンバーの支えがあるからこそだけれど、
頑張った。

(敬称略)
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