キャンディ・キャンディ | |
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ココスマイル | 南少 |
東京メッツ&リトル | アルゴ『新子猿物語』 |
役名 | 役者名 |
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キャンディ | 本間理紗 |
アルバート | 黒田百合 |
アンソニー | 今井仁美 |
テリー | 坂越由実子 |
ステア | 山本夏海 |
アーチー | 幸地美穂 |
アニー | 水野夏海 |
パティ | 松本有希子 |
イライザ | 桜井美紀 |
ニール | 長谷川桃 |
ポニー | 水野江莉花 |
レイン | 難波美妃 |
エルロイ=アードレー | 太田彩乃 |
サラ=ラガン | 久保沙耶香 |
メアリー | 池辺愛 |
ジョルジュ | 三田真央 |
ドリス | 川尻光紀 |
ジミー | 斎藤彩夏 |
シスターグレー | 鵜沢優子 |
シスターマーガレット | 五十嵐りさ |
シスタークライス | 西奈里紗 |
ルイゼ | 村尾真莉 |
エレノア=ベーカー | 浅野実奈子 |
クッキー | 志村比芽子 |
メリー=ジェーン | 鈴木里沙 |
フラニー | 今井沙那恵 |
マクレガー | 良田麻美 |
スザナ | 中野公美子 |
ドミィ | 内野明音 |
デイジー | 鈴木美帆 |
ジュディ=ネッツ | 安井理絵 |
ナタリー=ビンス | 富取祐香 |
エリナ=マンシー | 佐藤絵理香 |
『キャンディ・キャンディ』登場人物、簡易的詳細はこちら
以下は、管理人(演出家)『聖橋』と、記者との会話です。
記者 「主役のキャンディには、南少編の主役桜井美紀をおさえて、
本間理紗が選出されました。意外と言えば意外ですね」
聖橋 「東京リトルメッツの中で、
正直、本間理紗はまったく期待していませんでした。
ところが、いざ舞台が始まってみると、彼女の笑顔と明るさに感嘆しました。
雑誌等の写真では見たことがあったのですが、
その時の印象は冷たい感じだったもので・・・
期待していなかった分、その反動でとても印象に残っています。
表情の作り方は、まさにキャンディでしょう!
演技もそこそこできるようですし、十分大役を果たせることと思います。
可愛らしいルックスも加わって、人気が出ること間違いなしです。
ただ、最初に言っておきますが、リトルメッツのメンバーの演技力、
今回の東京メッツの舞台だけでは、とても計り知ることができません。
キャラを見た目で判断しているものもありますので、ご了承ください」
記者 「了解いたしました。
では変わって、アルバート役の黒田百合についてお伺いします」
聖橋 「ここはすんなり決まりましたね。
男性の力強さ、そしてカッコ良さは天下一品!
アルバート役は彼女以外ありえませんよ。
『私にまかせんしゃい!!』という彼女の心の声が聞こえてきます(笑)」
記者 「ええ、たしかにここは黒田百合しかいないでしょうね。
素人の私でも配役してしまいます。
続いて、キャンディの恋人となるふたり、アンソニー役、テリー役に選ばれた、
今井仁美と坂越由実子についてはどうでしょう?」
聖橋 「アンソニー役は悩みました。
東京メッツのメンバーには演技の上手い人がたくさんいるので、
そちらから選ぼうとも思ったのですが、
本間キャンディとのバランスを考え、近い年齢である今井を選択しました。
彼女の本当の性格を知っているわけではありませんが、
見た目からすると、すごく真面目な印象を受けます。
何事にも一生懸命・・・そして一途。
それをふまえたうえで、アンソニー役に抜擢しました。
男子役というのは、おそらく今井とって初めての経験でしょう。
優等生役、ぜひとも演じきってほしいです。
髪の毛、ショートにするかもしれませんので、あとで伝えておきます。
対してテリー役の坂越由実子。
彼女の演技は何回か観たことがあるので、だいたいの実力はわかります。
決して演技力がすごい!というレベルではないので、
テリー役にするかどうかこちらも悩みました。
しかし、他に対抗する人がいませんでした。
理由は前述しましたが、本間キャンディと合わせるための年齢差です。
東京メッツではなくリトルから選出するとなると、彼女しかいません。
イメージ的には、彼女がピッタリです。
彼女のルックスなら美男子になることもできるし、
皮肉な表情もうまくこなせると思います。
ただ、かなり大役なので、本人プレッシャーがかかるかもしれませんが、
あっけらかんとした性格の持ち主なので、なんとかふっきってほしいです」
記者 「悩んだ様子がうかがい知れます・・・
ただ、ステア役の山本夏海、パティ役の松本有希子。
ここはうまいく配役されていると思います」
聖橋 「ええっ。そこはハマリましたね。カチッと。
ステア役に適している役者は、
ハッキリ言って東京メッツのメンバーにはたくさんいます。
が、ここはあえてリトルメッツの山本夏海を抜擢しました。
彼女は、おちゃらけた三枚目の演技にかけては定評がありますからね。
イメージ通りだと思いますよ。リトルメッツで弾けきれなかった分、
こちらで頑張ってほしいです。
パティ役の松本有希子。もう彼女しかいないでしょう!
今回の東京メッツでは、本当にいい味をだしていました。
その評価も加味されての配役です。
おっとりとしていながらも、じつは芯の強い心を持つ女性・・・
マツユキの性格と、うまくマッチするかもしれません。
私自身、彼女の演技をとても楽しみにしています」
記者 「この配役表を見て、
一番気になるのがアーチー役の幸地美穂ではないでしょうか?
大抜擢であることは間違いありません。
聖橋さん、ぜひ選んだ理由をお聞かせしてほしいです」
聖橋 「き、きましたか(汗)
東京メッツのメンバーから選ぼうと思えば、他にも該当者がいたのですが、
ステアの実年齢のことも考え、リトルメッツから選考しました。
かなり悩んだのですが、、ステアの凛々しさ、
かつ三枚目的表現等を試行錯誤し、
男性的な表現をうまくこなせるのではないか?という願望も加えて、
幸地美穂に決定しました。
演技的な部分はまったく観ていませんので、願望がかなり強いです。
とにかく幸地美穂に頑張ってもらうしかありません!」
記者 「ちょ、ちょっと心配ですが、期待しましょう(汗)
『南少編』では見事キャンディ役を射止めた桜井美紀。
今回は、泣く子も黙る意地悪女、イライザ役に決定しました。
そしてその相棒(笑)のニールには長谷川桃。
なかなか面白そうなコンビですね」
聖橋 「イライザ役の桜井美紀も迫力ありますよ〜!
彼女はおとぼけ役も得意ですが、こういった悪人も得意としているんですよ。
ほんと演技の幅が広いです。
彼女のイライザは私も楽しみで仕方ないです!
どういった解釈で桜井が演じるのか、演出する私も興味深いですね。
ニール役の長谷川桃。
特に、不敵な笑みを浮かべるニールの表情付けが、
うまくマッチしていると思います。
気弱な印象のニールですが、長谷川の場合はやや気が強くなるでしょうね。
イライザとのダブルいじめ攻撃は、迫力ある光景になること間違いなしです。
桜井美紀と長谷川桃のコンビは、
堀川由理とのコンビ以上に、強烈な印象を残すことになるでしょう」
記者 「いや、本当に怖そうですね・・・
本間理紗ちゃんもたいへんです(笑)
ポニー役の水野江莉花、レイン役の難波美紀、ここは特に問題ありませんね。
まさにハマリ役という感じです。
ちょっと気になるのは、エルロイ=アードレー役の太田彩乃。
大おば様をどう演じるのか非常に興味深いです。
老人ということもあり、大きな動きがないので、
彼女の実力がちょっと制限される可能性もありますね」
聖橋 「う〜ん、今回動きに関しては我慢してほしいです。
大おば様がタップダンスをするわけにもいかないので(笑)
ただ、優雅なダンスならOKでしょう。
直立不動で、厳しい視線、そしてキャンディに向けられる厳しい言葉。
イメージ的にはきつい役どころですが、
太田の演技力でそこをうまく演じてほしいと思います」
記者 「エレノア=ベーカー役には浅野実奈子。ここは、なんとなくうなずけますね」
聖橋 「ここは彼女で問題ないと思います。
凛とすました女優としての表情と、息子を思いやる可憐ではかなげな表情。
この微妙な変化付けも、彼女ならやってくれるでしょう」
記者 「メリー=ジェーン校長には鈴木里沙。なかなか面白い配役ですね!
わかる人にはわかる、クスクスッと微笑をかもしだす感じです」
聖橋 「ここは自画自賛の配役です(笑)
背筋がシャキーンとしている場面や、厳格な表情、時におどける場面。
鈴木里沙にとって美味しい場面が多すぎなんです(爆)
『キャンディ・キャンディ』の後半部分は、彼女の力が重要視されますね」
記者 「さて、ついに登場のスザナ役の中野久美子。
も〜とにかく見たい!見たいです!!」
聖橋 「中野久美子は、間違いなくスザナ役でしょう!
かなり前から決定されてました(笑)
ロングの髪と、クリッとした深く透きとおった瞳、言うまでもなく端正なルックス。
スザナ役は彼女しかありえません。
キャンディとの対決が、今から楽しみですね!
女優生命を絶たれ、テリーとの恋愛も微妙になって精神が混乱する場面。
中野がどんな演じ方をするのか興味津々です」
記者 「あの瞳で見つめられたら・・・キャンディが悪者になってしまう(笑)
いやいや、冗談はこれくらいにして、
最後にマクレガー役の良田麻美さんについておうかがいします。
なかなか変わった配役ですよね」
聖橋 「マクレガーとキャンディとのエピソードが好きなので、
演技に長ける良田を選択しました。
柔軟で表情豊かな彼女に、ぜひやってほしかったんです。
ここは原作と違って、マクレガーはおじいさんではなくオバサンとなります。
頑固なオバサンと化した良田と、キャンディ本田の戦い。
劇中でも見せ場のひとつでしょう。
東京メッツ&リトルメッツの『キャンディ・キャンディ』に、ご期待ください!」
※敬称略