「プリンプリン物語」17話18話の感想

   

17話

シャーレッケ・マイホームとワット博士が、あっという間に結婚。
新婚旅行先がオサラムームー島ということで、
プリンプリンも自分の祖国かもしれないその国に行きたい。
そんなこともあろうかと、カセイジンすでにオサラムームー島について調べていて、
その本を読み聞かせる。
「オサラムームー島は小さいながら独立国であり、オサラムームー王国という」
王様がいる国、だとしたら王女がいても不思議ではない・・・
オサラムームー王国は、一年中花が咲き、鳥が歌う。

「わたしのそこく」のミュージカルナンバー

プリンプリンたちの元にマイホームとワット博士が憂鬱な表情で現れる。
なんでも、オサラムームー島に行くには飛行機を二回乗り換えするので高い。
では、船は?
クイーン・ナンダベサー号は、なんと飛行機よりも高いという。

ワット博士たちだけでなく、プリンプリンたちもお金が無い。
悩んでいるところに、カセイジンの予感が発動!!
「みんな、オサラムームーに行ける!」
(珍しく具体的な予感だ)

ワット博士が歩いていると、チンドン屋に出くわす。(シドロモドロの変装だ)
なにやらアルトコ市に世界的な占い師がやってきたとのこと。
そのチラシをもってプリンプリンに駆け寄るワット博士。
「自分の祖国を占ってもらえば?」
と、けしかけるように話す。
占いのチラシには必ず本人ひとりで来ること。
ペットの犬、猫、猿などは連れてきてはいけない。
(普通、猿は書かない。ってことは?)

女ってのは占いが好きなんだよな~とシドロモドロ。
(今も昔もこれは同じだ)

占いの館に着くプリンプリン。
しかし、そこにいたのはランカー。
こうでもしないとプリンプンリに会えないから、という理由らしい。
そして、これからパリに行くので、一目プリンプンリに会いたかったとのこと。
(マジか。ほんとヤバイ人だ)

ランカーはプリンプリンがオサラムームー島に行きたいことを知っており、
自家用ジェット機を貸すという。自家用クルーザーでも。
友達も一緒でいいが、猿はダメ。ワット博士も、マイホームも。
オサラムームーに行きたいので、悩むプリンプリン。

17話の考察

お金が無い。
でも、嫌いな人ではあるけれど、その人なら無料で乗り物を貸してくれる。
これもいろいろと社会風刺が効いてる。深いな~
子供には、いいたとえ話だ。

18話

悩むプリンプリン。
オサラムームーには行きたい。
でもランカーの力は借りたくない。
だって私はプリンセス。

そこに想像のヘドロが尋ねる。
「プリンセスって何?勲章みたいに見せびらかせるものなの?」
「身分でなくて心。家柄でなくて精神」
ランカーの申し出を断り、その場を後にするプリンプリン。
その毅然たる行動も、逆にランカーの恋心を深めていた。

ウラナイがランカー罠ではないか?と考えたボンボンたちであったが、
すでにプリンプリンは帰って来ていた。
ひと安心するボンボンたち。

翌日、ボンボンはランカーの悪行を暴き、マスコミに教えようと画策する。
警察は頼りにならない。
その計画にのったオサゲとカセイジンとともに、ランカーの別荘へ。
別荘からヘリコプターが飛び出していくの見て、ランカーが乗ってると考え忍びこむ3人。
入り口にいる警備のシドロ、モドロはぐっすりと寝ている。
中に入るとワット博士とマイーホームがすでに潜入していた。
ワット博士が言うには、ゴリラに飲ませる睡眠薬をシドロ、モドロに使ったという。

そんな最中、カセイジンの予感が発動!
言葉を発する前にチャイムが鳴り響く。
「チャイムが鳴る予感がしたのです」
(後付けだ)
鳴り響くモニターを見ると、そこにはランカーが。
すでに自家用ジェット機に乗っており、一部始終をカメラで見ていたという。
それに怒りを燃やしたボンボンは、モニターやコンピューターにやつあたり。
そんな中、コンピューターからメッセージが。
「ゴチュウモンノシナハ、スグ、オトドケシマス。バショハアルトコシのミナト。ジカンハコンヤマヨナカ」

18話の考察

今回は「プリンセス」の意味。
気高い?飾り?家柄?
その重みを考える機会となった。

ある意味、びんぼっちゃまの「落ちぶれても元上流家庭」のようにでもある。ないか。

ワット博士とマイーホームのコンビ、意外となんでもできるかもしれない。
世界的有名な私立探偵という肩書と、一流の動物博士。
一般市民から警察まで、そういう肩書には弱い。
海外ドラマであれば、お助け役として重宝するキャラ。

そてし最後の謎のコンピューターのメッセージ。
これはボンボンがめちゃくゃに壊したせいか?
それともランカーがこっそり注文させていたのか?
はたまたモンキーが?
謎の答えは来週へ。
プリンプリン物語 - NHK

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