太平洋へミサイル発射 北朝鮮問題について
2024/10/21
人それぞれ考え方がある。
私の考えも少し。
マスコミが北朝鮮に踊られすぎ
名指しされたグアム、広島、高知、島根のことばかりで、
これが陽動で他に撃つことなんて考えてなさすぎ。
「銀河英雄伝説」クラスの小説でさえ当たり前に陽動のことを書いているのだから、
他の軍事関係の本であればなおさら。
ネットのヘッドラインのチョイス
ネット等のヘッドライン、見出しは短い。
しかもそのヘッドラインに載っける人は、その人の感覚で載せる。
それが毎日新聞ばかりだと左だし、読売新聞ばかりだと政府よりになる。
バランスのさじ加減はその人しだい。
テレビ局も同じで、たとえば日テレであれば24時間ネタばかり。
しかし、日テレを全く見ておらず、他の局を見ている人にしてみれば、
24時間テレビなど全く興味はないし、そのニュースに触れることはない。
ただ、ネットだとそのボーダーラインがないので、
24時間テレビの話題になれば、ヘッドラインに載り続け、
「あ~話題になっているんだ」
と思い込みかねない。
つまりは、この北朝鮮のニュースにしても、
ヘッドラインに載せる情報が偏った場合は、
「そうなんだグアムに発射されそうなんだ」
「水面下で交渉が進んでいるから安心だ」
「見守るという意味合いは、そういうことなんだ」
等、一部の解釈だけで納得しかねない。
ようは、ヘッドラインになっている情報を鵜呑みにすのではなく、
その情報を自分なりに解釈する。
そして他の意見はないか?と別のベクトルで考えているニュース、個人の情報を探る。
そういった考えが必要だと思う。
今後の北朝鮮について
戦争なんて、誰もしたくない。
日本だって、北朝鮮だって、アメリカだって、韓国だって。
ただ、現状は手詰まり状態。
コメンテーターの人も「粘り強い交渉」
だいたいこれしかありません。
交渉をするには、アメリカにしてみると「核開発をやめる、もしくは凍結」これが大前提。
北朝鮮は「憲法に核保有国と明記しており、アメリカも核保有国と認めろ」これが大前提。
あいゆずれない。
私としては二つしかない。
1.このまま対話の道を閉ざすことなく、経済制裁を続ける。
日本だけでなく、各国、特に中国からの石油の輸入。
裏ルートを使ってくることも考えられるが、正式ルートで輸入できなくなるとつらい。
ただ、中国としてはそこまで北朝鮮を追い詰めると自分たちに矛先が行くかもしれないし、
あくまで人道的な立場として北朝鮮の国民を飢えさせないために、石油の経済制裁は厳しいと思う。
2.北朝鮮を核保有国と認める
ありえない話だとは思うが、戦争だけはしたくないという考え方としては、これもありうる。
ただ、仮に本当に北朝鮮を核保有国と認めてしまうと、
それに対抗して韓国も核保有国に、日本も核保有国に(ま~ないけど)
核保有国ドミノが起きてしまう。
それにもっとも困るのが、中国。
北朝鮮、韓国、日本まで核保有国になってしまったら、
自分たちがやっとの思いで核保有国になった意味がない。
だからこそ、中国も北朝鮮を核保有国と認めることには反対。
あくまで極論なので、日本が核を持つことは100%ない。
ただ、うがった見方をしてみると、マンガ「沈黙の艦隊」のように、
アメリカにこっそり頼んで核弾頭を積んだ原子力潜水艦で警備させてもらうかもしれない。
(非核三原則、「核兵器をもたず、つくらず、もちこませず」には微妙に抵触するがグレーゾーンとして)
北朝鮮の身になって考えてみる
ミサイルが日本の領土の上を飛んで、間違って落ちることへの恐怖。
飛行機は?落下先の漁船は?
多大なる不安はある。
ただ、北朝鮮側になって考えて見ると、
北朝鮮は自ら他の国を侵略しようとはしていない。
あくまで自国防衛のための牽制。
経済制裁をすればするほど疲弊していく北朝鮮にとって、
防衛のためには「核」しか頼るものがなく、開発費もそこにつぎ込むことになる。
悪循環だが仕方がない。
次のミサイル発射は?核実験は?
私は両方ともやると思う。
グアムもやると思う。
日付は普通に考えて、9月9日の北朝鮮の建国記念日か、
アメリカの9月11日の同時多発テロの日が危ないと思う。
そう思いつつ、来週も普通にミサイル発射実験をおこなうかもしれない。
「Jアラートが鳴る、いつもの日常」
なんてことは嫌だな。
Abema TIMES
産経新聞
緊迫 北朝鮮情勢|NHK NEWS WEB
CNN.co.jp
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