「プリンプリン物語」15話16話の感想

   

15話

モンキーが捕まっている動物園にたどり着いたプリンプリンたち。
飼育係にモンキーを出すように伝えるが、動物園にいる猿は動物園のものと一点張り。
(ランカーが善意の元で動物園に寄付。たしかにランカー頭いいな)
とにかく偉い人に聞いてくれと言われ、その場をあとにするプリンプリンたち。

プリンプリンはマイホームに問う。
ランカーは悪者なのに、警察も、総理大臣も、動物園の人も善い人だと思っている。
どうして?

「おとなってへんね 」ミュージカルナンバー


(私が好きな曲のひとつ。ちなみにフルコーラスだ。)

ランカー邸(別荘)
テレビを見ているランカーとヘドロ。
猿の話が出たので、即座にテレビを消すランカー

翌日、再び動物園を訪れるプリンプリンたち。
猿のオリにモンキーがいないので飼育係に聞いてみると、
研究室に連れて行かれたという。
いざ研究室に言ってみると、謎の女性とモンキーが。
アルトコ県アルトコ市立アルトコ中央動物園、付属アルトコ動物研究所 研究室、主任研究員のワット博士とのこと。
(初めて会った時から、マイホームのことが気になっていたのか)

ワット博士によると、モンキーを研究していたという。
そこで突然カセイジンの耳が回る。
久々の予感!
「話しは思いがけない方向に発展する」
(どういう予感だよ・・・まっ、話の流れからなんとなくわかるけど)

モンキーは普通の猿ではない。
とても珍しい猿。
オサラムームー猿か(アフリカの南、南極に近い)、
タンガラトントン猿のどちからか(イギリスより北。北極に近い)

赤ん坊の頃から一緒にいたモンキー。
プリンプリンの祖国もそのどちらかの国ではないか?と推測できる。

さらにワット博士は、どちらの猿かもわかるという。
解剖すれば・・・

15話の考察

メインキャラのひとり、ワット博士が登場。
しかし大人になって見ると、かなり派手な衣装だ。
まるで叶姉妹だな(笑)
当時のNHKはまだゆるかった。

世界地図でオサラムームー島、タンガラトントン島を説明していたが、
それを考えると、アルトコ市はヨーロッパのどこかであると予想できる。

オサラムームー、タンガラトントン、
じつはまだ誰も知るよしもないが、この選択がプリンプリン物語にとって、
大きな選択を迫られることになる。

ネタバレになるが、どちらかの国に行った後に、
もうひとつの国に行くのは相当、時間が経過した後になるのだ。
先にこっちの国に行っていれば・・・というifの世界もある。

16話

当時としては月曜日なので、振り返り。
カセイジンたちがワット博士に、
プリンプリンがどこの国のプリンセスなのかを探していると説明。

その後、マイホームとワット博士を置いて、再び動物園へ戻る。
オサゲがボンボンに問う。
「モンキーはすごく利口な猿で、ヘリコプターだって操縦できる。
なのに、ランカーの手下に捕まってしまうし、オリからも出られない」
「プリンプリンのためなら、どんなこともできる。そうじゃない時はただの猿」
(意外と深いな)

そこで再びカセイジンの予感が発生!
「悪い予感」
(また抽象的な)

そこへ飼育係が登場。
モンキーを連れて帰るにはさらに上の人に話を通さねばならないとのこと。

仕方なく、プリンプリンが動物園のお偉いさんの元に。
モンキーを連れて帰るのはいいが、書類にサインと拇印を押せとのこと。
ここでの拇印とプリンプリンのやりとり。
(今で言うセクハラだな)

なんとかモンキーを連れ出すことに成功。
「おとなってへんね 」ミュージカルナンバー
(今聞くと、港のヨーコヨコハマヨコスカのバロディでもある)

そこへワット博士とマイホームが現れる。
なんと二人は結婚するとのこと。
しかも新婚旅行先はオサラムームー島!

16話の考察

まさかの世界地図が前回と違う!
日本が真ん中で、タンガラトントン島はロシアとアメリカの上の北極に、
オサラムームー島は、オーストラリアの東に。いろいろ事情があるのだろう。

拇印とプリンプリンというセクハラまがいの行為、
いろんな書類にサインが必要という、社会的風刺。

新婚旅行先がタンガラトントン島だったら、
この物語は大きく変わっていたことだろう。
でもまぁ、オサラムームー島の方が南で暖かいから、
やっぱりそっちに行きますよね。
ほんとの冒険の始まりは、まさにここから。

プリンプリン物語 - NHK

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