NHK「SWITCHインタビュー」鈴木亮平と神谷明の回を観た感想。

      2018/01/10

舞台、声優、両方に通じるものがあり、凄く見応えがあった。
これ見逃した人がいたらもったいない。

テレビを見ない人なので、鈴木亮平という人自体あまり知らなくて申し訳ない。
「HK」の人という印象しかありませんでした。ところが、舞台もこなすぐらい凄い。

英語もできるから、今後ハリウッド、私的には海外ドラマで日本人役として出てほしいところ。
背が高いのはメリット。演技にもこだわりがあるし、アル・パチーノのように役で体重を変えるほど。
役のノートも凄い。自分の役の生い立ちは当然として、相手の役のことも考える。

全く気にしてなかったけど、鈴木亮平は今後さらに伸びていくと予感。
宮本亜門さんがほれ込むのわかる。言ったらすぐできるもの。
カツゼツもいいし、セリフ回しもいいし、遅まきながら初めて知ってファンになってしまうぐらい。
プラスして、頭も切れるしね。役のこだわりも凄い。

対して神谷明さん。この人は本当に声優界の神レベルなので、おこがましいことが言えない。
私なんてオンタイムだもの。BGMを変えながらの本読みは凄い。
いろいろあるけれど、この人が声優の賃金関係で頑張った功労者のひとりだもの。

声は40代まで大丈夫なんですね。そこから50代ぐらいまで安定する。
そこから年齢が上がっていくことで、いかに調整するか。
神谷さんいまだに里中智の声できますから。凄過ぎ。
野沢雅子さんも、普通に風大左衛門の声できますから。鍛え方が違う。

そして、もういっぽうでは、声優養成所?のシーンもありましたが、
今のブームにのってか、凄い人数。あの中から選ばれた人だけがオーディションに合格できる。
しかも、新人の方がギャラが安いから、最初は良いけれど、
次々に新人が出てくるから年齢を重ねるごとに大変。

舞台の人も気になるのが喉の管理。
神谷さんの場合、俗にいうヨードチンキのうがい薬。
当然のことながら、家に帰った時に使い、
寝る前にも使うとのこと。
そして、その後はいっさい喋らない。
寝る前にうがいをしたのに、電話で声を出さなければならない時は、
ヒソヒソ声でする。
そうすると開いてもヒソヒソ声になるとのこと。

それから、のどの調子を見極めるには、
体調が良い時の裏声を確認し、
その声が出るどうかで調整するとのこと。
いつもの裏声が出ないとなれば、調子が悪いので早く寝るとか。

舞台系の人もかなり勉強になると思います。
ま~神谷明さんは神ですからね。
「銀河英雄伝説」ではバグダッシュ大佐。

世の中に飛びかっている情報ってものには必ず「ベクトル」がかかっているんだ。つまり、誘導しようとしていたり願望が含まれていたり、その情報の発信者の利益を図る方向性が付加されている。それを差し引いてみればより本当の事実関係に近いものが見えてくる

こんなtwitterのbotがあるとは驚き。

再放送は再放送3月 3日(木)0:00なのでぜひ。
SWITCHインタビュー 達人達(たち) - NHK
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