TBS「表参道高校合唱部!」2話を見た感想。

   

今、録画したのを見ました。

う~む、脚本自体は王道な感じで、
面白味は無い。
いろんな人材を、ひとりひとり合唱部に引き込んでいく、
という流れではあるけれど、よくある話しすぎて、私はちょっと引いてしまう。
もちろん、王道な流れこそ本道ではあるけれど、
それにプラスアルファがないと。
目新しさがないと、昔のパクリ、進歩も無い。

海外ドラマばかり見ている私からしてみると、
チープに映ってしまう。
ま~いろいろありますが、ひとつは音楽。
これは全然違う。
入れるタイミング、もちろん曲そのもの、
魅力的な音楽がほしい。

演出。
特にゴシショット。
簡単に言うと、1対1で喋っている時、
手前に相手の背中、その向こうに喋っている相手。
海外ドラマだとじっくり時間が取れるので、
通常はその会話の中のシーンをカメラ割りで1回で撮れるところを、
カット割りをして、ひとりひとり取る。
ある意味、カンペも使いほうだいだけれど、
アメリカですからね。下手な役者はいない。
蛇足ですが「スーパーナチュラル」のゲスト出演でのパリス・ヒルトンみたいな、
下手でOKな人もいます。

今回、「表参道高校合唱部!」でもゴシショットがありましたが、
時間の関係か、収録時間の関係か、そのまんま撮り。
それはそれで、二人が台本を覚えていたということなんですけど、
演技ができるだから、じっくり撮ってあげてもいい感じ。

全体的にチープで、セット感まんまんなのも残念。
まっ、予算があるので仕方ありません。

城田優の存在、イメージもまだ出し惜しみしているのはわかるが、
インパクトが弱い。
神田沙也加ももったいない。
どんどんどんどん、別の流れでいいから絡ませていかないと。
ドラマはインパクト勝負だから、1話で1話でガンガン入れてほしい。
このドラマはサスペンスではないけれど。
「殺人を無罪にする方法」や「Dr.HOUSE」なんて、毎回ものすごい。

TBS「表参道高校合唱部!」1話を見た感想。でも言いましたが、芳根京子の新鮮さが光る。
目新しさが光る。
ただ、光るだけ。
申し訳ないけれど、彼女がいなければ、この番組を見ることもない。
それだけ彼女の魅力におんぶにだっこ。
他のキャストで魅力的な人は、現在いない。

そして芳根京子にしてみても、
NHKの朝の連続テレビドラマに出演する女優のような新鮮さはあるものの、
それは、能年玲奈的なもの。
1、2回はそれで通用するけれど、
次々回作での役どころは気になる。
良い女優だからこそ、次のドラマでの出演作が難しい。
もし舞台をやるのだったら、私は必ず観ます。

すごく良い女優・・・だと思うけれど、
ま~人それぞれだから、鵜呑みにはしない。
100歩ぐらい引いて、客観的に観る。

それはそれとして、3話を見るか悩む。
金曜ドラマ『表参道高校合唱部!』|TBSテレビ

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