「関ジャニの仕分け∞」ミュージカルキッズナンバーワン決定戦を見た感想。

      2015/02/24

そもそも大前提として、カラオケの機械の音程に合わせることと、
人それぞれの歌い方、ROLLYに言わせるところのパッションがある歌い方とでは全然違います。

上垣ひなた

ライオンキング、ヤングナラの子か。
元ヤングナラの子なら、今は・・・
それを言うと怒られるので言いませんが。

私、この番組を見たことはほとんどないのだけれど、
この音響はあの現場の生歌なのでしょうか?
明らかにエコーかかってますし。
これ思うんですけど、あの現場の音と、テレビで放送されている音は違いますよね?
たしか、フジテレビの歌謡祭でも明らかに口パクしないだろう人が、口パクみたいな音源になっていたことがあり、
スタッフに聞かされると、よりよい音質に変えていたとのこと。
つまり収録した後で、編集で変えていたんですよね。
今回もそうなのかはわかりませんが、たぶんそんな気がします。

それはそうと、この子は表情もいいし、歌声もいい。
11歳の女の子そのもので、嫌味がない。
NEWSエンターテインメント・スクールだったんですね。

菊地銀河

男の声だと、編集されているとなんとも言えない。
このぐらいの歌を歌える子は、かつてアルゴミュージカルでは何人もいた。
ちなみに劇団四季出身の男子だと、クセのある歌い方が強いから、
女子よりも素直な歌い方が難しいかもしれない。

日浦美菜子

私的にはこの4人の中で一番いい。
表現力は上垣ひなたよりもちょっと上。
というのも、ひなたちゃん、やりすぎ感が(笑)
大人はもうちょい純粋な雰囲気の表現みたい。

10歳の歌声も純粋。
私としては、ひじょうに好きな歌声。
ずっと聞いていたい。
あくまで今回は機械の採点なので、順位をつけるのはいたしかたないけれど、
プロになった時、カラオケの採点が関係あるのか?
下手でもCDの売上があればいいのか?
会場にお客様を呼び込めばいいのか?
いろいろと考えることになる。
って、子供に言うのは愚の骨頂。

横川温花

またとんでもない子が出てきたな。
ほんとオペラそのもの。
小4の10歳でこれだもの。
ただ、一般のミュージカル系にいくのかどうかは微妙なところでしょう。
やはりオペラなので、違うところに行けば歌い方を直されることすらある。
ただ、うまいことはうまい。
優勝もうなずけます。

子役全員に言えますが、声変わりをいかにやり過ごすかなんですよね。
特に男子は、かなり難しい。
いろいろ気をつけていても、低い声になってしまう子は多い。

しかし、私が一番気になるのは、こんなに素晴らしい歌声をもつ子供たちがいて、
宮本亜門が演出するオズの魔法使いの主演キャスティング。
いわゆる大人の社会なんでしょう。

 - テレビ