某大学の学園祭のミュージカルを観に行った。

   

名前は出しません。


Seiren Musical Project 29th 「FAME」観劇感想
のように、超有名であればともかく、
そういうものではなく、本当に手作り感覚満載のミュージカルでした。
まず思ったことが、キャンパスの高低差が激しい。
自慢ではありませんが、私は脚力もあり、体力にも自信がある方。
階段ジャンプ、階段降りもお手のもの。
小学生の頃から、ビルの2階から飛び下りていたくらい。
(良い子はマネしないでね)
その余波として、よく足をくじいて整骨院にしょっちゅう通うことになりましたが。
それだけ自信のある私でも、
ここの高低差はかなり足にきました。
私でさえこれだと、発表会を観にくるご家族、
特にご高齢の方は大変だったかもしれませんね。
でも、何か私は楽しい。
山奥、密林を歩いていると、アルゴミュージカルの冒険のように思える。
「感じる力、考える力、夢見る力。愛する力、もうひとつ、行動する力」
なんて歌いながら歩くのはじつに楽しい。
ハテニャがいつ出てきてもおかしくない場所は、逆に楽しい。
ミュージカルナンバーは、ほぼ暗記しているので、なんでも出てきます。はい。
これは私の自慢。
Sing fou You Sing fou Me
大学構内でこれだけ高低差があると、
歩くだけで鍛えられます。
普段の何気ない行動がトレーニングになる。
別件だけれど、プロレスラーのアンドレ・ザ・ジャイアント最強説を唱えていた、
水道橋博士が、その理由は尋ねられた時、
「あの巨体を動かすという、日常の生活それ自体がトレーニングである」
という説を思い出しました。
ナレーションから、舞台セット、照明、音響、全部手作り。
惜しむらくは、集音マイクがあると、もっと良かったのですが。
こじんまりした場所での公演ならともかく、逆に広すぎる場所なので、
声が聞き取りづらかったのは大変でした。
ガラスの仮面のマヤが演じた、「女海賊ビアンカ」のように、
体育館倉庫の方がこじんまりして良かったな~なんて。
仕方ありませんが。
なにより、私が一番素敵だな~と思ったのは、
公演を終えて、泣いている子が多数。
やりきった、という感動の涙。
これに尽きます。
これがプロの役者を目指す公演であれば、
また話しは別になりますが、
自分の人生において、この経験はきっと何かの役にたつことでしょう。
大学は友達づくり。それに尽きます。
卒業をしてからの進路が、みんな大変ですから。
大人になってからのサポートというのは、なかなか難しいもの。

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