福島瑞穂と田中康夫のニコニコ動画生放送を見た感想

   

ちょっと前ですが、たまたま見ました。
生放送だと、本当にその人の性格が出ますね。
論じないといけませんから、演技なんてなかなかできません。

 

朝生とは違い、今回は司会者と、福島瑞穂と田中康夫と東京新聞の方の4人のみ。
こんなにしっかり意見が聞けるの初めてでした。

 

一番思ったことは、福島瑞穂は、真面目だなと思いました。
すぐに謝るし、訂正するし、すごく素直。
意外と人を引きつける力があることにも驚く。
ただ、自分の主張の中で、我が強い部分については引き下がりませんね。
普天間の時のように、妥協点を見いだすことなく連立を解消。
そういうタイプだと思いました。

 

さらに田中康夫。
この人は、当たり前ですが、物を書く人だな~と思いました。
というのも、言葉というか、文章というか、
小説に出てくるような単語がポンポン出てきます。
演説なのだけれど、小説からの引用がある演説。
物書きだな~とすぐわかる感じ。
そのぶん、デメリットとしては、言葉が豊富にありすぎて、
羅列と化し、結局何を言ってるのか、わかりにくくなるところがあります。

 

面白い部分として、
内閣不信任案の採決の前に
反対討論で、民主党の山井和則氏が熱い弁舌をしていました。
(私も生で見ていました)

 

そのことについて、福島瑞穂は超感動。
とても熱いメッセージが伝わってきたとのこと。

 

田中康夫は単なる「青年の主張」ということでバッサリ。
ここは私と似ています。
熱い主張の伝わり方、
私は変人なので田中康夫と同じような意見を持ってしまう。

 

その一方、あんなにわかりきったような主張(と思えてしまう私)を、
福島瑞穂は、いとも簡単に感動してしまう。
人それぞれ、受取り方は違うな~とつくづく思いました。

 

「朝まで生テレビ」のように人が多いと、
なかなか自分の意見を最後まで押し通すことができませんが、
少ない人数の方が言いたいことを言えますね。
本人の性格もわかりますし。
なかなか面白い討論番組でした。
ぜひまた放送してほしいですね。
この回は本当に当たりでした。

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