「葉っぱのフレディ ―いのちの旅―」2014簡易観劇感想。

      2017/06/09

少しだけ感想を。


の前に。
現神奈川県知事、黒岩祐治氏と、日野原重明氏(102歳) とのトークイベントのお話。
日野原先生、普通に歩くだけでも凄い。
しかも、よくしゃべる(笑)
あれだけ喋れる102歳なんて、まー聞いたことないですね。
ネタバレするのは嫌なので、ちょっとだけ初演のお話。
私も観ているんですよね、偉いでしょ?
葉っぱのフレディ-2000年10月
思いっきり、感想に書いてありますが、
まー本当に長かったです、話が。
最初の話だけで、30分近く話してましたから。
客席も、ちょっとザワザワしてました。
ミュージカル目当てに、お子さまも多かったもので。
まさか88歳ぐらい?の方とは夢にも思いませんでした。
で、話の内容も、今とは比べ物にならないものでした。
長年、いろいろと試行錯誤をした結果、
今の精錬された舞台になったとも言えます。
当時は、出演している女優たちが有名だったにもかかわらず、
なぜこんなことに・・・
なんて感想もたくさん聞かれましたが、その理由が今回のお話しで理解できました。
いきなり2カ月半前に企画段階での話を言われたら、それは無理。
でも、私なりに理由がわかってなんだかスッキリしました。
さて、話変わって今回。
あいかわらず、出演したメンバーのレベルが高い。
あんまり詳しくなると長文になるので、
主役のフレディ二人。
畑すみれは、
ミュージカルアニー2011のモリー役、
ミュージカルアニー2013のケイト役と、有名。
で、ハッキリ言って凄い。
いろいろと言い方が難しいのだけれど、
私の解釈からすると、王道のフレディもありつつ、新鮮で純粋無垢なフレディもできる。
この両方を兼ね備えるフレディは彼女が初めてかも?
瞳パッチリかつ、あの目の配らせ方、尋常ではない。
ちなみにパンフレットの未来の自分へのメッセージ。
他の人が20歳とか30歳ぐらいの自分に対してのメッセージなのに、
彼女だけ89歳。
その発想が凄い。日野原先生を意識してるとは思いますが。
先の話ですけど、キャラさえ合えば、アニーいける・・・かな?
もうひとりのフレディ、前田優奈
なんと言うか、ドンと来い!度胸満点なフレディという感じかな?
ダブルキャストの相手が相手なので、
そんなことは考えることなく自分のフレディをやってくれたのが良かった。
全く問題ない、素敵なフレディだもの。
自分のペースで地方公演も頑張ってほしい。
で、私的に一番印象に残ったのが、
メフィストの工藤広夢
マークではなく、メフィストがいい(笑)
もちろん、歌唱力もあるのだけれど、
「葉っぱのフレディ」で、ここまでメフィストのところが印象深いと思ったことは、
あまり記憶にないほど。
演出や照明の影響もあるとは思うけれど、
とても印象深い。
書き出すと止まらないので、ここまで。
そうそう。
日野原先生がいるのでそちらの年齢に目がいきますが、
出演している宝田明氏も80歳ですからね。
これもまた凄い。
ミュージカル「葉っぱのフレディ ~いのちの旅~」

 - 日記