公演時期 | 2000年10月29日 |
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会場 | 昭和女子大学人見記念講堂 |
企画・原案 | 日野原重明 |
脚本・演出 | 犬石隆 |
あらすじ
観劇感想90歳、日比野重明さんの話が長い島田歌穂さんの『葉っぱのフレディ』ではありませんので、あしからず。 けっこう、この評価高いみたいですが、 私的にはまったく面白くありません。 何より、言ってはならないことかもしれないけど、 企画、原案をされた日比野重明さんの話が長い(笑) いろいろとすごいお人であることは重々承知なのですが、 舞台のテンポというものがね。 開演して、ずっと彼の話というのは、かなり苦痛です。 30分ぐらい話してたかな? 校長先生の話と同じぐらい苦痛でした。 ただ、後から考えると、この時で90歳。ずっと歩きっばなし。言葉も明瞭。それを知ってたら、こんな感想書いてませんね。 本当、今考えたら凄いこと。 同じ服装で見分けがつきにくいやっと終わったと思ったら、出ている役者さんいっぱいだし、 同じような木の葉の服を着ているので、 誰が誰だかわかりません。座席が後ろの方だったこともあるのですが、 ほとんど見分けがつきませんでした。 役者は一流だが、演出は未完性?柳志乃さん、小山菜穂さん、江口舞さん、星野聖良ちゃん、 古賀久美子ちゃん、勝目雪菜ちゃん、太田彩乃ちゃんなど、 そうそうたるメンバーが出ていたのですが、 あまり目立った活躍はしていませんでした。 葉っぱでの活躍は、雪菜ちゃんぐらい。 並行的に進む人間のシーンでは単独で、柳志乃さん、小山菜穂さん、 江口舞さん、素晴らしい演技だと思うけど、それよりもなによりも、 このシーンが必要かどうか疑問。まったく意味がわかりません。 葉っぱの一生と、人間の成長(心も体も)、 それを並行して舞台をつくりあげているのはわかるんですけど、 なにか面白くない。 根底に、子供向けっていうのがあるのかな? すごく嫌な感じで説教くさいし、押しつけがましい。 人の死と葉っぱの死をイコールで結びつけることなんて、できません。 私が、すれているのかもしれないけど、これで感動するのは、 よっぽど心が純粋な方でしょうね。 私の心はドス黒いせいか、拒否反応を起こしています(笑) この舞台、再演をしたみたいです。 今回のこともあり、私は観劇しませんでした。 他の人に聞くと、この時よりは良くなっている・・・と聞きましたが、 あまり興味ありませんでした。 そういえば、演出がアルゴ等で有名な犬石さんなのですが、 相当苦労したことでしょう。ご苦労、お察しします。 ただ、これがあったからこそ、後に演出も大幅に改善され素晴らしい舞台となっていきます。今となっては黒歴史にしたいところ。 ※敬称略 |