作者をせかす六人の主人公たち 簡易感想

   

観劇しました。
少しだけ感想。

 

基本はミュージカルコメディ。
ファミリーミュージカルといってもいいくらいです。
やや大人向けの部分もありますが、子供でも大丈夫。

 

山寺宏一氏は、言うことなくうまいです。
舞台役者でもありますが、じつに何でもできる芸達者。

 

他にもたくさんピックアップしたいのですが数人だけ。
一番の驚きは山本匠馬
すばらしいでしょ!
仮面ライダーキバのタイガ役のイメージが強く、
テレビの本編ではやや地味。
ところが舞台は映える!!
完全に舞台役者の方なんですね。
これは本当に驚き。
テレビでもいけますが、舞台でもいける。
まだまだ伸びていく予感。

 

ダブルキャストですが、私が観た回はウド鈴木
ハッキリ言ってすごいと思う。
天然ボケ+ドモリという、いつもの独特な雰囲気ではあるものの、
カツゼツはすばらしい。発声もいい。
本当は舞台でもガンガン活躍できるでしょう。
ただテレビの仕事が忙しいので、なかなか舞台には手がまわらないのかも。
誰もがみなさん努力していますが、
ウド鈴木もそうとう影で努力している。すぐにわかります。
テレビでのおちゃらけた印象は強いですが、
舞台で役者をする姿は本当にすばらしい。

 

林愛夏
今回は完全にメインキャスト。出番も大人キャストと同じくらい多い。
舞台度胸満点で、大人の中でもおくすることが全くありません。
演技力も抜群。
発声(舞台を観ると意味がわかりますが)の部分は、ものすごい声量。
歌の方ではソロも2曲。
今回、歌が上手な出演者が多いのですが、子役レベルであれば上の上。
しかもさらに伸びる可能性も秘めている。
コメディへの対応能力も秀逸。
私は知り合いでも辛口なので、おべっか使えませんが、
客観的に観てもすばらしいと思う。

 

「非婚同盟」でほどほどに有名にはなったものの、
業界関係者、一般の人にしてみれば全くもって無名。
今回、この舞台を見た人が何を思うか・・・
なんらかのアクションがあるかもしれません。
それほど出来ばえが良かったです。
小学2、3年生の頃から彼女のダンスには注目していましたが、
それがここまですばらしい舞台女優として成長してくれるとは感慨深いです。

 

ということで、私の役目もひと区切りついたと思っています。
小さな達成感。
当サイトの他の女優の部分も含め、今後は小さな形で残す予定です。

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