行くに決まってる(笑)
去年から絶対に観たい舞台でしたから。
何がなんでも、この舞台だけは観たかったんです。
舞台の公演情報サイトの管理人として、観劇感想を書いている者として、
絶対に観なくてはいけない舞台!!
なんてことは全く思わず、ただ単に好きだから観たいという欲望だけ。
最終のプレリザーブに当たりました。
めっちゃ嬉しかったです。
(以下 敬称略)
まず、花が多い(笑)
生田斗真や、井上真央、上戸彩、
妻夫木聡、長渕剛、も~たくさん。書き切れないほど。
しかもお客さんが、生田斗真の花と一緒に撮ってる姿もすごい(爆)
ま~それだけでも嬉しいということでしょう。
さて、何と言っても、井上ひさし氏の新作の「脚本」
それを「演出」する蜷川幸雄氏。
出演するのが、藤原竜也、小栗旬、鈴木杏、他の方もベテランばかり。
これ、けなす人いないでしょ。
いたら本当の変人(笑)
素直にすごい。
演出的に、一番最初にあのシーンを持ってくるとは予想していたのですが、
まさにそのとおり!
で、私としては過去に話しが戻るのかな~?と思いきや、
「未来」
何の情報もなく観にいったのですが、まさか後日談とはビックリ!!
基本は人間賛歌。
「生きていればこそ」
かなりいろいろ奥深い話となります。
メッセージ性はとても高い。
観た人が一番わかるでしょうね。
これだけだと、とてつもなくつまらない・・・
飽きます。
緊張したシーンが続き、「このままの流れなのか?」
と、ちょっと不安だったのですが、
けっこう早めにコメディチックになります。
奥深い話とコメディをうまく融合させ、
それでいて「人間賛歌」を観客に訴えかける。
ひじょうにバランスがいいな~と思いました。
ただまぁ~笑えるツボは人それぞれなので、
観客が笑っても私が笑えないところはありました。
当然のことながら、セリフは膨大。
いやいや、膨大の量を超えています。
それだけでもすごい。
観客も役者が喋った長い話を整理、理解しないといけない。
けっこう大変です。
W主役、藤原竜也と小栗旬。
藤原竜也は、もう~言うまでもなくうまいですから。
映画やテレビもいいけれど、やはり舞台は映える。
パンフレットを読むと、思考的に彼は私と似ているな~と感じました。
(もちろん、ルックスは天地ですが)
不思議と共感ができる部分がたくさんありました。
武蔵役もすごかった・・・としか言いようがありません。
書く事ないもの。
映画の「カイジ」も楽しみ。
小栗旬は舞台を観るのは初めて。
テレビも・・・記憶に無いほど見ていません。
ちなみに「花より男子」はテレビで一回も見たことないのですが、
観客を見渡すと、
それが前提にあっての女性同士の観客が多かったと思います。
もちろん、藤原竜也のファンもとてつもなく多いですが。
う~~~ん、
おそらく、「花より男子」を見て小栗旬のファンになった人にしてみると、
たまらない舞台だと思う。
生で観られる感動、すばらしい演技、さらにはかっこ良さ。
しかもコメディチック!
後日詳細な観劇感想にも書きますが、
あそこまでやられる小栗旬は見たことない!
(テレビは見ていませんが)
これも舞台の特権でしょうか?
間違いなく語り継がれるでしょうね、あの場面は。
小次郎役はハマリ役。
これは「天地人」の石田光成役も、ものすごいことになるでしょう。
今から雰囲気が想像できます。
あえて二度書きますが、生で見る小栗旬は本当にかっこいい。
鈴木杏は2003年『奇跡の人』以来の観劇。
声がやや低く、雰囲気、たたずまい、明らかに成長しています。
本当の舞台女優になったんだな~と思いました。
「奇跡の人」のアニー・サリヴァン役も楽しみです。
まとめると、壮大な3時間くらいの大河ドラマをそのまま観ている感じ。
観客自身もいろいろ勉強させられます。
脚本家である井上ひさし氏の思いが、
ビシビシ心に突き刺さる・・・かもしれません。
ちなみに、ど~でもいいのですが、
ちょっとファミリーミュージカル系なところがありました(爆)
そのあたりは後日、詳細な観劇感想にて。
そうそう、ひとつだけ気になったことは終了時間。
一応、予定としては開演18時30分なのですが、
私の時はちょっと遅れました。
休憩込みで3時間30分の舞台。
劇場を出る時間が22時15分過ぎ(笑)
電車等の交通機関を利用する方は、
事前にいろいろ計算しておいたほうがいいと思います。
いずれはDVDになるかもしれませんが、
やっぱり舞台は生が一番。
生の迫力には到底かないません。
チケットを握りしめ、劇場に足を運ぶ。
そういう方がもっともっと増えるといいな~
この舞台を観る事ができて本当に幸せでした。
書いている内に、ちょっとだけの感想ではなくなってしまった・・・
追記2009/4/20
詳細な観劇感想を追加しました。