サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん「ミュージカル博士ちゃん」(2023年9月23日)の感想

   

ミュージカルが好きすぎて
今まで約40作品を観てきた
高梨元秀くんは、観るだけでは飽き足らず
何と1人でミュージカルを作成!!
脚本・演出の他 劇中曲の作詞作曲まで
手がけてしまうほど!
さらに、自ら30役を演じ分けた
「1人ミュージカル」その出来栄えは!?

ツッコミはあるが、重要なのは彼の情熱!

素晴らしいと思う。
「この年齢でどれだけ観劇してるんだよ」
「グリーンバックがある部屋ってどういうことだよ」
というツッコミはさておき、
自分で全てをやるという意気込みは凄いこと。
その熱量。
アメリカでも重宝されるパッション!
それが彼にはある。

「1人ミュージカル」への膨大な作業をこなす

「ガラスの仮面」のような役者だけでなく、絵コンテ作りからの脚本作り。
小道具作り、作詞、作曲、歌、演技、楽しいんだろうな。ちょっとダンス系が無かったのは気がかりだが。
そこから撮影、合成、編集もする。
私はそこまで詳しくないのだけれど、今はここまで子供でできるんだな~
昔のネット編集はディゾルブ、ワイプ、字幕、音楽をつけるだけでも凄かった。
今はそれ以上の編集力。
スマホもパソコンもそれだけ進化したのか。

オーディションを落ち続けたゆえの別方向の思考

彼を見て、ヴォイストレーニングは?とか、声量、セリフ回し、歌唱力、
それはプロの子役をたくさん観ている私にしてみても、彼が遥かに劣ることはわかる。
今のミュージカル子役さんたち、親御さんたちが言いたいことはわかる。
努力する方向性が彼は違っただけだ。
ミュージカルのオーディションを落ちまくったからこそ、別方向の思考にたどりついた。
彼のミュージカル愛は半端ない。

純粋だかこその熱量。問題はいつまで維持できるか

嫌な言い方で申し訳ないが、今、彼は純粋にひとりミュージカルを楽しんでいる。
その純粋さが年齢を重ねるごとに失われていくかもしれない。
中学生、高校生、大学生、社会人、ずっと維持できるだろうか?
そもそもいつかは、他のことに夢中になるかもしれない。
ビジネスとして何か集金できるだろうか?そんなことを考えるかもしれない。

嫌な大人の発想、自分たちができないからこそ、嫉妬心が生まれる。
彼にはそんなことは無視して己の道を突き進んでほしいな。
このままミュージカル愛をつらぬき、演出でも脚本でも役者でも進んでいけばいいし、
仮に別方向の会社経営をやるにしても、今までやってきたことは活かされると思う。
若いんだからなんでもやってOK。
失敗しても何度でも立ち上がれる年齢だ。
義務教育は続けつつ、やりたいことをやればいい。

まとめ

私が観劇感想を書いているのも、大昔から観劇していた自分のメモがあり、
それをネットで公開しているだけ。
もし今の時代だったら、彼のようにはできないけれど似たことはやっていたかもしれない。
彼の今後、番組は10年ぐらい追ってくれるだろうか?
テレビ朝日

 - テレビ, 日記