「演劇も正しく闘っている」NHK「ニュースウォッチ9」で演劇の節電

   

演劇も正しく闘っている。

この言葉、かっこいいですね。
演出家、岡村俊一氏の言葉です。

 

演劇という、お客様に娯楽を提供する場所。
ただ、今は節電。

 

市川團十郎氏は、照明をかなり抑えました。
意味合いとしては、江戸時代の舞台小屋。
昔はろうそくや自然光での照明。
その当時の印象を、逆にいかそうとしていました。

 

やや薄暗くなるため、陰影が強くなり、
おどろおどろしい場面では迫力が増すこともあるようです。

 

前述した、演出家、岡村俊一氏は、
現在、早乙女太一さんの公演での演出。
照明をLEDに変えて、電力をおさえたり、
スポットの照明を早乙女太一に集中させたり、
物語をスピーディーに進行させ、公演時間が30分短縮したとのことでした。
ロビーの照明も減光し、劇場外の照明も消していました。

 

自粛ムード、余震が続く中、娯楽の演劇も対応に苦慮していますが、
「演劇も正しく闘っている」
この言葉はとても強く感じました。
NW9-ニュースウオッチ9

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