環境問題、教育問題、消費税の論議、物価、様々な問題を抱える中、
この介護の問題は本当に深刻。
よく考えれば、マンガでもアニメでも、小説でもテレビドラマでも、
老人の介護の問題はほとんど出てきません。
必要がないこと、目を背けさせること、今を生きればいい、そんな感じなのかな？
自分たちの父親、母親が突然介護が必要になった時、どういうことになるのか？
病院に行かせようにも、病室の空きがなく、どこもいっぱい。300人待ち。
なんとか入ったものの、すぐに追い出され、新たな病院を探す・・・そんな繰り返し。
お金によゆうがある人は介護施設に入れることも、ひとつの選択肢。
施設の話を私も他の方から聞くことがありますが、
施設にいる人たちが全員親身になってくれる人ばかりでないことは残念。
それが現実。
施設内で徘徊、さらには深夜に雑音、
入ってからわかることがいろいろとあるらしいです。
在宅介護の場合、
1日約3時間程度の訪問ヘルパーで月35万円。
保険によって個人負担は3万5000円程度になるらしいです。
介護のランクも、じつに曖昧。
ランク付けする人が来た時にたまたま調子が良い場合は、ランクが下げられ、
保険が下がってしまいます。
後日、調子が悪い時来てもらった時は、ランクが一気に4つも上がったとのこと。
ケースバイケースで変わるのは本当につらい。
子供、親戚等がいないので、
今回の例は、70歳の奥さんが80歳の旦那さんを介護するという、老老介護。
食事、お風呂、排泄、さらには真夜中にもケア。
自身も持病をもっていながら病院に行くこともできない・・・
物凄く大変です。
私だって、ブログ、もちろんネット、観劇、そんなことをしている余裕も無くなるでしょう。
いつ自分の父親、母親が介護することになるかわかりません。
ましてや自分が倒れるかもしれません。
そういうことを念頭に置くことは、若いうちから必要だと思います。
そもそもヘルパーさんが圧倒的に少なく、なりてがいません。
重労働ですし、希望の休みなんてとれませんから。
最近では、外国からの労働者を受け入れることも多いです。
真剣にヘルパーとしての勤めをする人もいれば、
日本に来たいだけで、その後に消えてしまう人もいます・・・
この問題は、次の選挙でも重要なポイントでしょうね。
私の心にも強く印象付けられました。