カゴメ劇場2013「3びきのこぶた」

満足度
公演時期   2013年7月22日〜8月9日
会場 川口総合文化センター・リリア
脚本 1部 富山桃吉
2部 藤 公之介

あらすじ
1部は歌とダンス、
2部は「3びきのこぶた」の演劇に、
多少他のお話が混ざります。
観劇感想
カゴメ劇場は2011 2012に続いて3回目の観劇。

前回同様、会場内は、
モグモやケチャップのキャラクター等の撮影会で大賑わい。
子供はケチャップでも、トマトジュースでも、キャラクターものに弱い。
さらに今回は、お姉さんのダンス映像も流れています。
これだけで、
今回はダンスをメインにしているだろうことが、
うかがいとれます。

会場内には、のぼりもたくさんあります。
小林風花とお姉さんたちの、のぼりだらけ。
推しているのがすごくわかる。

1部。
お姉さん(小林風花)とダンサーふたり、
そしてモグモや、かーくん、ごろちゃん、めいちゃんが登場。
無難に野菜の歌、ダンス、クイズ。
こういった流れ。
歌は小林風花ですからね。
下手なわけがない。
ハッキリ言ってプロレベルなので、言うことありません。

2部。
こちらは演劇「3びきのこぶた」
どちらかというと、ミュージカルでしょうか?
もちろん話の内容は知っていますが、
多少アレンジが入っていると思います。
「オオカミと少年」のお話があり、
オオカミの子分のキツネ、こぶたの友人のアライグマも登場します。
今回はアライグマが「オオカミと少年」の、少年役を担っています。

ちなみに基本全員が着ぐるみ人形ですが、
一番下の子豚だけ、小林風花が生身で演じます。

ただ単に「悪いオオカミをやっつけた!」
というものでもなく「本当は寂しかったから」
みたいな、ちょっと性善説的なものもあります。
これはキツネも、アライグマも。
オオカミなんて、こぶたの母親を拉致するほど、
けっこう極悪非道なことをしてますが(汗)

子供向けなので、あまりどうこういうものでもありませんが、
この後「ミュージカル・ピーターパン」を観劇。
比べるのは申し訳ないのですが、
一番重要なのは「テンポ」だと思いました。

「ミュージカル・ピーターパン」は物語がサクサク進む。
ちょっとゴリ押しな部分もあるけれど、展開が早い。
子供向けはこのぐらい展開が早くていいな〜と思いました。
あまり深く考える必要ありませんからね。

こちらの場合は、着ぐるみということもあり、
振付を大きく見せなければいけないし、
動きの展開もそれほど早いわけではない。
「次は?次は?」
子供たちは、次の展開に期待している。
やっぱり、その流れを組むべきかな〜?なんて、思いました。

子供たちにゆっくりじっくり観せる、
スピーディーに展開させることにより飽きさせない、
いろいろな考え方があるので、一概には言えませんが。

(敬称略)
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