クラスター発生の舞台 約800人の全観覧者を濃厚接触者に指定
2022/11/25
舞台関係のサイトを運営している以上、私見を述べざるをえない。
約800人の全観覧者を濃厚接触者に指定
キャストやスタッフ、観客の新型コロナウイルス感染者が出た舞台「THE★JINRO―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―」の主催会社が13日、公式サイトを更新。6月30日から7月5日に公演した舞台について、保健所からの連絡で全観覧者(約800人)が濃厚接触者に指定されたと報告した。
これは致し方ない。
家族、友人、会社等、各関係者に広がらないようにするにはまず検査せざるをえない。
観客は大変だとは思うがすすんで検査を受けてほしい。
(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース
舞台関係者の感染者
俳優の山本裕典さんら感染者が相次ぐ舞台をプロデュースした映画コメンテーターの有村昆さんも新型コロナウイルスに感染したことを12日、所属事務所が発表しました。有村さんは先月30日と今月5日に観劇し、出演者とあいさつを交わしていました。新宿区保健所などは13日、劇場に調査に入りました。この舞台では出演者16人、スタッフ5人、観客9人の合わせて30人の感染が明らかになっています。
(テレビ朝日系(ANN)) - Yahoo!ニュース
出演者陰性で舞台続行、発熱申告も
主催者が12日深夜に更新した公式サイトで明らかにしたもので、4日に本人から申告を受け、同日中に抗体検査を実施したところ「陰性」で、検温の結果も、「37・5度以上」とするガイドラインの規定の範囲内だったことから、本人と相談して出演を続行したという。さらに翌5日にも1人の出演者から平熱よりも高いとの申告があったが、出演者とその事務所関係者から、持病に起因する可能性が高いとの医師の診断があった旨の報告があったことなどから、相談の上、出演を続けたという。
(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース
体調不良ありつつも出演してしまった。
「舞台に迷惑をかけない、穴をあけない、お客様のため」という信念で頑張ったと通常なら言える。
ただ今はコロナのご時世。
完全に前とは違う状況での舞台演劇。
運営、スタッフ、出演者ともに感染者が出ればこうなってしまう。
歌舞伎を始め、舞台関係も対策をしながら徐々に観客を入れ始めていた矢先のニュースだから、
誰もが頭が痛いのは正直なところ。
今回の舞台の内容、あくまで伝聞でしかないが対策を怠っていたと言われても仕方がない部分もある。
それはそれで批判は浴びる。
ただ今後は万全の体制をしたにもかかわらず、感染者が出る可能性もある。
万全だと思っても、感染者が出たら中止せざるをえないし、重箱のスミをつつくわけではないが、
ワイドショーが対策を怠っていた部分を探しだすだろう。
賠償問題があったり、ニュースになって批判を浴びたりする。
これを考えると舞台のリスクは高く感じてしまう。
観客離れだけでなく、スポンサーも高まるリスクを回避するかもしれない。
何度も言うが、舞台関係者は本当に大変だ。
フェースガード着用舞台もすでにあるが、なかなか観る方はつらい。
アニーもこういう形にならざるをえないのかもしれない。
特にファミリーミュージカルだと、子供に感染した場合はますます批判が浴びることは火をみるよりも明らか。
すでに他の公演、舞台に影響も
マセキ芸能社、お笑いライブ中止発表
別舞台に“飛び火”出演者の降板や感染状況の調査
各方面に飛び火している。
しっかり検査をして、問題無しであれば舞台公演自体は上演してほしい。
新宿シアターモリエール
「big family~歌族の帰り道~」や「heart of silence」等で観劇したことがあります。
たしかに箱としては小さいかもしれませんが、出演者との距離が近いので利点でもあります。
他にも似たような小さな会場はたくさんあります。
一番前の人はフェースガード・・・ま~仕方ないかな。
かなり近いですから。
まとめ
今回の出来事により、さらによりいっそうの対策を舞台関係者は求められることになった。
野球もJリーグも相撲も観客を入れていく。
8月にはさらに観客動員数を増やしていく。
舞台の人数も増やしていく。
コロナが完全消滅するわけではなく、ずっと永遠に共存していくことになる。
仮にワクチンができたとしてもインフルエンザワクチンと同じように、かからないわけではなく重症化を防ぐためのものだ。
そのことをキチンと理解しておかなければならない。
そして秋冬は、変化したウィルス、もしくは新しいウィルスが登場するかもしれない。
不安ばかりかきたてたくないが、何となくネガティブ思考になってしまう。
でもやっぱり、普通な形で舞台は観たい。
新感覚!スペクタクルステージ『THE★JINRO』―イケメン人狼アイドルは誰だ!!―|特設サイト