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エターナルファンタジーはファミリーミュージカル公演サイトです。

舞台「heart of silence」観劇感想

満足度星星空星空星空星
公演時期 2002年3月15日~18日
会場 新宿 シアターモリエール
脚本 ダンカン
音楽 グレート義太夫
演出 ダンカン/須間一彌
照明 (有)フリーダム/荒川忠昭/山川久美子
音響 眞澤則子/別所ちふゆ
映像 竹内フィルムメーカーズ
舞台監督 パーツ・スタジオ/比嘉正哉/武熊智子

あらすじ


ひとりはヤクザの組長。
ひとりは超天才少年。
奇しくも、二人は心臓に病を持っており、心臓移植を希望していた。
組長は、自らの莫大な資金力で心臓移植は可能だが、
超天才少年は、マスコミの手助けにより、
視聴者から寄付金だけが頼りであった。

ふとしたことをきっかけに、組長は少年と『ある約束』をしてしまう。
たあいもない約束のはずでしたが、そこにマスコミが加わって。

観劇感想

東京サギまがい第8回の公演です。

ちょっと気になったのが、換気扇か何かわかりませんが、
お腹の虫が泣くようなブ~ンという音がすごく気になりました。
新宿シアターモリエールの特徴なのかな?ちょっと残念。

千秋楽を観たのですが、その時にはこの音が無くなってました。
とりあえず、落ち着いてみることができました。


話のツカミのギャグは最高でした!めちゃくちゃ笑いました!
ただ、それ以外の笑いのつぼにはハマりませんでしたね。
私が『笑い』に関して、疎いのかも知れないですけど。
寒いならまだいいのですが、
ハッキリ言ってつまらなかったところが多すぎ。

ダンカンさんが脚本ですけど、
なんとな~く映画をイメージして作ったような気がします。
特に間のとりかたとか、舞台上でやるにはかなり厳しいと思います。
BGMも、もっと聞かせたほうが良かったです。全然間がもたない。


噛む人も多いです。
子役ミュージカルのパワーやその実力を知っている私としては、
『大人、しっかりしろよ』ってツッコミを入れちゃいたいほどです。
そういう、『ぬぼ~っと』した演出なのかもしれませんけど。

さらに気になったのは暗転。
ちょっと暗転の時間が長い気がします。
舞台の関係とか、いろいろあるとは思いますが、
そこで間がのびてしまい、舞台としての流れがストップしてしまうんですよ。
残念でした。


内容的には、まぁ~ありがちな話ではあります。
前半退屈だけど、後半のシリアス関係のほうが私は好きですね。
お涙頂戴のところではあるけど、
組長が手紙を読んでるところは、すごく好きです!
ガラさんの演技、良かったな~!

ちなみに、ちょっとH系も入ってます。
それと、大川興業系も入っていた気がします。

○○ショーのところはいいですね。ブラック系で。
あそこをもっとポップアップなBGMを使って盛り上げてほしかった。
ある意味、メインに近いですから。


最後にダンカンさんが、壇上にあがり、
子役の子をどうやって見つけたかという説明があったのですが、大爆笑!!
面白すぎる!!腹痛かった。

※敬称略
キャスト表