仲本工事が語るドリフ秘話「加藤は天才、志村は秀才」を読んでの感想

   

けっこう読みごたえありました。
やっぱり舞台系だからかな~

加藤は天才、志村は秀才

これは意外でした。
イメージ的には加藤茶の方が努力型で、志村けんの方が天才型かな~と。
逆なんですね。
加藤茶はその雰囲気だけでも笑いが起こるんだろうな。
志村けんは計算して計算して笑いを起こしているのかもしれない。
なかなか深い。

Mr.ビーンは最初から笑わそうとしている。ドリフは会話で発展する

Mr.ビーンには、最初から笑わそう笑わそうというのをすごく感じたんですよね。でも、ドリフは普通の設定から始まって、会話の中で発展していくでしょ。だから、すごく自然なんですよ。

たしかに言われてみればそうなのだけれど、
何気なく見ている私たちはわからなかった。
こういう笑いの感覚は本当に鋭い。

バランサーの仲本工事

記事にも書かれていますが、
ドリフターズの中で仲本工事は本当にバランサーだと思う。
いかりや、高木と加藤、志村の間。
ここが秀逸。

荒井注がいたころドリフを私はオンタイムでは見ていませんが、
過去の動画を見ると、二人の切れがすごい凄いんですよね。
志村けんがいなくても面白い。

志村けん加入後は本当にバランサー
そして体操のコントの印象が物凄く強い。

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人形劇「飛べ!孫悟空」で沙悟浄

私はこの印象がとても強い。
舞台系が好きなのも、「プリンプリン物語」や「飛べ!孫悟空」があるからこそ。
ダンスはさすがにしませんが、歌がありますからね。
合間合間のピンクレディーの歌、ダンスもあります。

馬の声優はすわしんじ。
いかりや三蔵法師と一緒になって呪文を唱えると消える技があります。
「1頭、2頭、3頭、4頭、消えますよ、あっ消えますよ。消えます消えます消えますよ~」
で透明になることができる。

仲本工事は沙悟浄役ですが、じつはかなり美味しい役でした。
志村けんの孫悟空は主役なので当然メインですが、
活躍する機会は、沙悟浄も次いで多い。
加藤茶は常にお酒ばかり飲んでいる素人の「カトウ」ですからね。
技が無い。

沙悟浄には技がある。
しかもふたつ!
眼鏡から放つ光と、
頭の皿をブーメランのように飛ばす技)(ビカビカビカビカ~と本人が言う)
この回転ノコギリのような皿が何度もピンチから救った。
この人形劇だけでも、仲本工事のバランサーぶりがわかる。

 

文春オンライン

※追記
関係ないが、松田聖子もコントうまいな。
神田沙也加も驚く。

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