2017都議選を見ての感想
都民 | 公明 | ネット | 無(都) | 共産 | 民進 | 維新 | 社民 | 諸派 | 無 | 自民 | |
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今回 | 55 | 23 | 1 | 0 | 19 | 5 | 1 | 0 | 0 | 0 | 23 |
告示前 | 6 | 22 | 3 | 9 | 17 | 7 | 1 | 0 | 0 | 4 | 57 |
1.東京都という浮動票の多さ。
これが群馬のような保守王国であれば、ここまでの大差はなかったと思う。
東京都ゆえの浮動票の多さが原因。
1993年の日本新党、2009年の民主党、2013年の自民党、
マスコミ、報道による情報過多もあって、一気に変わってしまう。
それが都議選。
2.小池オンリーで議員の名前を知らない。
これは間違いない。
誰も議員の名前を知らないと思う。
ただ小池都知事の都民ファーストの会の人。
それだけ。
次回の選挙は、かなり厳しいと予想。
3.第一党になったゆえのスキャンダル
週刊新潮や週刊文春が狙うのは与党。または第一党。
無所属の人の問題を追及したところで、世間は何も興味を及ぼすことはない。
安倍首相、自民党、都民ファーストであるからこそ、狙うし、
雑誌の売上にもつながる。
間違いなく次は都民ファーストの議員だと思う。
平慶翔は気をつけないとね。
4.自民にお灸→民進党ではなく都民ファーストへ
今回は自民党支持派も、かなり野党に回ったと思う。
それが民進党ではなく、都民ファースト。
いかに民進党が嫌なのかがこれでわかる。
反自民の受け皿が、否応なく都民ファーストになったのは素人の私でもわかるレベル。
これが、かつての新党さきがけや、日本新党、維新、みんなの党、
野党としての受け皿を拾ってくれたのに、現在の状態を見ると・・・
だからこそ、都民ファーストの今後が危うい。
5.そもそも都民ファースト、小池都知事は安倍よりでタカ派
保守で改憲派。
じつのところ、自民党より、第2自民党ともいえる。
今は都政だけれど、仮に来年国政でうってでて、
民進党に入れたくない人は、国民ファースト(仮)に入れるだろう。
仮にそうなると、民進党の野党とはまた違った雰囲気になると思う。
というかそもそも・・・
6.民進党の分裂。都民ファーストから国民ファーストへ?
民進、藤末健三政調会長代理が離党届を提出
今の時点でこれなので、どんどん増えていくことは予想できる。
「民進党」という名前では勝てないのが今回のことで明白になった。
とにかく選挙では「勝つ」ことが重要。
名前を変えたぐらいで?党を裏切った!
いろいろ言われたとしても、勝てばいい。
その受け入れ先が、国政の場合は国民ファースト(仮)になると予想。
長島昭久が民進党を離党したことで、おそらく国民ファースト(仮)に行くと思う。
元みんなの党の渡辺喜美もくるでしょう。
問題は他の民進党議員。
前原さんは?馬淵さんは?細野さんは?
いきなりファーストの会に行かないとしても、
数人で違う政党を作る可能性は高い。
政党交付金もらうには、今年中に国会議員が5人以上必要。
要注目。
7.公明党の強さ
国政では自民党に協力、都議選では都民ファースト、大阪では維新、与党とのタッグがうまい。
そして今回、都民ファーストがここまで勝ったことで、公明党の力を自民党を嫌というほど理解したと思う。
公明党はしてやったり。
国政では自民党は頭を下げて、さらに協力していくでしょうね。
まとめ
今後は内閣改造で安倍内閣がどこまで支持率が回復するか?
民進党は分裂するのか?
都民ファーストの今後は大丈夫なのか?
ある意味、政治が面白くなったきた。
2017都議選:朝日新聞デジタル