強風に寒さ、時間帯、選手の最高のパフォーマンスができない五輪とは?

   

運だから、自然のことだから、五輪だから、
という理由付けになるんだけれど、私はちょっと納得がいかない。

強風に寒さ

そもそもこういう地域でやることを承諾したIOCの選考がよくわからない。
ここをOKにしちゃってますからね。
五輪という夢の舞台、
選手の最高のパフォーマンスを発揮し、
全世界にスポーツの素晴らしさを見せるという意味合いがあるのに、
それが発揮できない場所で行われる。
いったいなんなんだろうか?

スノーボード女子スロープスタイルの予選が強風のため中止
全選手が決勝に進み、本来3本で争うべきものが2本。
4年を費やした夢の五輪の舞台で、2本と3本とでは大きく違う。
解説の方が話していましたが、前代未聞とのこと。
選手にしてみれば、強風で、中止でもおかしくない状況。
自分のパフォーマンスができないまま転倒。
4年待って、たくさんの方の応援、期待があっての結果。
悔しさは並大抵のものではない。

時間帯

特にフィギュアは午前、屋外のジャンプ競技が夜の9時30分。
アメリカ、欧州等のテレビ放映のため。
フィギュアの場合は、午前の本番に合わせるため、午前3時起きとか。

そしてジャンプ競技は夜。しかも風の影響もあったりで真夜中になったりとか。
極寒の中での待ち。
体調をくずすのは誰が見ても明らか。

放映権

スポンサー料等、お金が発生しているのは間違いない。
たとえば、日本のテレビ局が高額な放映料金でゴールデンタイムにすることも可能。
ようはIOCへのさじ加減ひとつ。
スポーツ精神より、お金の魅力にとりつかれている。

とはいえ、スポーツをしている人にとっての五輪は夢の舞台。
資金が無いことには続けることができない。
五輪が無ければ支援だってしてくれない。
引退後のことにも影響が出てくる。
ここを一般市民がどう判断するか。

叱咤と労い(ねぎらい)

メダルも取れず、負けて「よく頑張った」だけではよくないと思う。
私の観劇感想もそうだけれど、
言いたくなる部分はある。

「何をやってるんだ!」
という客観的な叱咤をし、その後に
「今度は頑張れ」
という労いの言葉。
この二つが重要じゃないかな?
産経ニュース
朝日新聞デジタル

 - ニュース