2016「ガキの使い」と「紅白」の感想

   

2016の紅白は全く興味もないし、見る気も起きなかったけれど、
見ないと感想をかけないので、「紅白」と「ガキの使い」だけは録画しました。

率直に言ってつまらなかった「紅白」

1.5倍速でもなく、かなりの早送りでの感想。
口パク全盛だし、知らない人ばっかりなので興味薄。
歌がメインでそれだけに集中してほしかった。
100歩ゆずって、途中のハーフタイムショーはいいとしても、
何回もはさみこむ演出はいらない。
マツコやタモリ、ゴジラ、直々はさみこむのは、
新しい演出として際立たせたかったに違いない。
それが私はダメだった。

伊集院光が、

「NHKらしくないことをやりたいというニオイ」
日刊スポーツ

と言っていたが、言い得て妙な表現だと思う。
いつものNHKとは違うこと。
「こんなこともしちゃうんですよ」的な感じが違和感を感じる。
それが苦心した演出なのだろうけれど。
テレビを作る側がテレビが好きじゃないと。
テレビを見る人が減っているんだから、
テレビ制作にかかわらない層も減る。
当然クオリティーも下がっていく。

NHKが視聴率を気にするの番組は、紅白と朝ドラと大河だけでしょ?
その他で視聴率を気にするなんてことは聞いたことがない。
それだけ「紅白」はNHKにとって自己満足を消化させる番組なのだと思う。
視聴率をかせげそうな話題な有名人を出しておけばいい、
そんな発想。
視聴率 35.1%(1部)40.2%(2部)

前から言っているけれど、子供の頃は演歌なんてつまらない、
知っているポップス系の人だけ出ていればいいなんて思ったが、
今この年齢になっていみると、そういったベテランの人の生の歌が聞きたい。
本物志向が「紅白」なのに、民放のマネをしたバラエティーチックなものはいらない。

ちなみに私の両親は、テレビでNHKをつけておきながら、
見ることなく他の年末の作業をしていた。
そういう高齢者も多いと思う。

偉大なるマンネリこそ王道こそ「ガキの使い」

毎回毎回同じことの繰り返し。
ワンパターン。
そう言われつつも、紅白の裏で圧倒的の視聴率。
視聴率 17.7%

ちなみに私は全部見ました。
(カットされた特別編はまだ)
毎年同じことの繰り返しだけれど、
本当に面白い。
それこそ、過去に志村けんが言っていた、

マンネリで大いに結構。ほかの人はマンネリまでいかないじゃないですか。定番があるのは全然恥ずかしいことじゃない。ドリフも僕のバカ殿も変なおじさんも、必死でネタ作って、とことん何年もやり続けてきたわけだから。みんなマンネリの域まで達してみろっ
日刊スポーツ

これなんですよね。

「またココリコ田中、タイキックかよ。」
「遠藤はアホだな~家族も出てるよ」
「方正、また蝶野にビンタされてるのか」
「松本笑い過ぎ」
「浜田も老いてきたな~」
「ジミーちゃんは卑怯だろ」
そんな一視聴者のツッコミを毎回毎回することができる。
これが面白さだと思う。

上島竜兵と出川哲朗のからみも、
毎回毎回当たり前なんだけれど、それが楽しい。
安心感がある笑いでいい。

芸人と役者もボーダーレス

今回だけではないけれど、今年も役者がすごい。
斉藤工のサンシャイン池崎ネタ
原田龍二のアキラ100%「丸腰デカ」ネタ
浅野ゆう子のエグスプロージョン「本能寺の変」の「浅野の変」ネタ

そして超ベテラン、西岡徳馬の乳首ドリルネタ。
(ちなみにテツ&トモの「なんでだろう」も過去にしていた)
これ完璧すぎてビックリしました。
舞台「銀河英雄伝説」第二章 自由惑星同盟篇 2012年では、シドニー・シトレ元帥役ですからね。

舞台役者としても、人を笑わすのは大変。
それをきっちりこなすのも、役者。
その強さを凄く感じました。
テレビ主体で出ている若手たちが、
これだけのことを年をとってからできるのか?
そんなことすら考えてしまう。

「紅白」がこんな状態なので、
「ガキの使い」には頑張ってもらいたい。
年末恒例が「ガキの使い」でもいっこうかまわない。

他の局が格闘技に、ボクシングふたつという、
紅白に対抗しようと思わない、安牌な構成なのもつらいところだけれど。

マンネリと改革。それはミュージカルアニーも。

今年は「ミュージカルアニー」の演出家が変わり、
今まで見ていたアニーとは異なる演出が出てくることが予想されます。
すでにチームの組分けの名前が変わっていて、
去年までは、スマイル組、トゥモロー組でしたが、
今年からはチーム・バケツ、チーム・モップです。

マンネリと改革。
いつまでもあの当時のアニーがいいのか、
変わった演出によるものを受け入れていくべきなのか、
賛否両論、起きる予感。
まっ、今までと同じでいいのなら演出家を変えませんからね。 
(敬称略)

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