ミュージカルアニー2013 オーディションの感想

   

観劇感想もたまって、海外ドラマの録画もたまって、
仕事もあって、出かけることもあって、
やることが多過ぎなのですが、感想を書きます。


とりあえず、誰が主役なのかと。
この番組ディレクターの意図は、
そういう人向けなのかな~と感じてしまう。
まっそれは私の率直な感想。
で、オーディション。
前からではあるけれど、
最近はここまでドキュメンタリータッチでしたっけ?
何か壮大な過去をもった人を選んでいる気もする。
正直そこまで奥深くフューチャーするのは気が引けます。
一観劇者としてみれば、その人の過去なんてどうでもよく、
目の前で最高の演技をしてもらえればそれでOK。
あくまでこれは番組として、視聴者に対する番組作りですから。
それをわきまえつつ感想。
工藤美優子はルックスかわいいし、
芸能界に進むのであれば、間違いなく何かしらに引っかかる人材。
それは彼女のもって生まれた才能だもの。
必ずどこかで実を結ぶ。
もう大手事務所は、先手を打っているかもしれません。
アニーなりきりごっこは、ちょっと引いてしまいましたが。
それはそれとして、大きくなったら気づくことでしょう。
これも良い思い出のひとつ。
畑みゆきか~
思うんですけど、もう大丈夫でしょう、この子は。
本当の性格は知りませんが、
見る限り、ハートは強い。
めっちゃ面白いし、このままこの性格で成長するでしょうね。
というか、指導者の方が伸びる気がする。
早過ぎますが。
「アニーに受かるか受からないかで人生が変わる」
実力あっても落ちる子、今まで山ほどいますからね。
ハッキリ言って「運」
そしてタイミングですから。
人それぞれの人生。
何が幸せなのか、
人生の大先輩でもある高齢者にお話を聞くべきかな。
彼女はストレート。
自分の思っていることをそのまま言葉にするタイプ。
私がクワトロ大尉なら、
「これが若さか」
と言いたいぐらい。
でも全然悪いことじゃない。
これが彼女の個性だもの。
アメイジング・グレイスの自由曲とか・・・
プロでもなかなか歌わないですよ。
この曲は難しいから。
それをビッ!ときたから歌っちゃうという、
フィーリングを大事にする子なのか。
歌唱力も、この年齢であれば素晴らしいでしょ。
言うことありません。
それに、まだまだのびしろありますから。
青柳汐音
この子はなんて目をしているのかと。
恐ろしい。
ただ、まだ子供の目。
そこを乗り越えると、もっとスッとした、
すがすがしい目に、瞳になると思う。
そこを来年は期待したい。
歌唱力は抜群だもの。
歌っている時の笑顔だけでなく、
普通の時でも笑顔を大切にしてほしいな。
アニー候補の5人。
演技審査。
中島さくらは、私は悪くない。
ただ、もうちょい感情的な部分があってもいいかな?
ちょっと言葉先行の気がする。
治田純礼子は地元のアイドルユニットですか。
昔は子役と言えば舞台系が多かったけれど、
今はアイドルという道がありますからね。
多種多様に別れるこの時代。
いろいろと考えさせられる。
ヒップホップ系のダンスは得意なんでしょうね。
ただ、演技はこれから。
石川鈴菜
この中では後述する吉岡花絵と同じくらい、
演技はうまい。
私は彼女の演技の方が好きですが。
吉岡花絵もうまい。
おそらく、自分に酔っている演技。
それが功を奏して今回は良かった。
正直、こういった演技は好き嫌い別れると思う。
畑みゆき、残念無念。
演技はちょっとつらかった。
前述しているとおり、彼女はストレート。
考えるよりも先に行動する。
本能のままに動く。
アニー役だと、彼女自身が少し出てしまう。
モリーの時は、それが個性ということでいいかもしれないけれど、
アニー役となると話は別。
アニーが過ごしてきた年月、
そして、おかれている環境を理解しているとは思うけれど、
自分の置かれている環境、性格が出てしまっている。
次回は自分の「我」を抑える演技をしてほしい・・・
と、偉そうに言うわけでもない。
畑みゆきは今までどおり行けばいい。
女優路線で行くのであれば、
いろんな役を演じなければならないと思うけれど、
まずは自分の個性が発揮できる役を演じてから、
次に移ればいい。
数年後、普通にテレビにタレントとして出てそう。
「『アニーに受かるか受からないかで人生が変わる』
って、子役の時に言ってたんですけど、本当に変わっちゃいました!」
畑みゆき、言いそうだわ~
(敬称略)
丸美屋食品ミュージカル「アニー」

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