久々に見ました。
青春舞台は数多く見ていますが、
私としてはこの作品が一番好きかもしれません。
話の内容もさることながら、
主役の子のおっとり系天然ボケキャラの演技が秀逸。
今でこそ似たような話しがありますが、
当時としては画期的な話しだったと思います。
というのも、映像媒体として残すということは、
脚本、演出、内容が知れ渡ってしまうんですよね。
それが嫌なところもたくさんあるそうです。
ライバル校に真似されてほしくありませんから。
だから舞台の映像というのは少ない。
真似ではなく、
インスパイアとか、オマージュという言葉でごまかされてしまう。
権利関係もいろいろとおざなりになる。
映像媒体としてたくさんの人に見てもらうこともたしかに重要だけれど、
実際に観劇することの大切さを忘れないほしいな~なんて思いました。
主役の小杉友恵は、この作品の脚本でもある。
今見ても、全く色あせることのない良い作品。