BS2でやっていたのを録画して見ました。
トニー賞 最優秀ミュージカル賞 1949年 キス・ミー・ケイト
ですからね。深い・・・・・
でもって内容はどうだったかというと・・・面白い。たしかに面白いです。
開演が始まって5分以内に観客の心を掴まなければならない・・・と、よく言われますがまさにそれ。
最初っから観客を飽きさせない演出なんです。
長いナンバーでずっと続けるという感じかな?
これは二幕の最初も同じ。とにかく最初に盛り上げる。
エンターテイメントだな~と思いました。
話の内容としては、元夫婦がシェイクスピアの「じゃじゃ馬ならし」の劇中劇の中で、
よりを戻すか戻さないか?というちょっと大人の恋のお話(爆)
他に何人か主要キャストはいるのですが、基本はこの元夫婦の二人の話しです。
もうひとカップルいますが。
家族向けではないですね。
カップルで見ていると、いろいろ深く感じると思います。
「あるある!」と自分でツッコミをいれたり、彼女に入れられたり(笑)
個人的にデートには最適なミュージカルだな~と思いました。
その後の食事もこの話題があるし、盛り上がること確実!
主役の二人がうまいのは当たり前ですが、
アンサンブルのメンバーにも出番を増やして注目させる。
ここはやり方がうまい。
ほとんどずっと踊っているところもあり、休まない。
出番のところは全力投球するという感じがヒシヒシ伝わってきます。
2幕後半の1階から3階へ登っていくアクロバティックなところはすごいと思う。
ある意味一番の目玉かもしれない。
とにかく観客を飽きさせない。ここが一番強く感じました。
ちなみにギャング二人が出てきてコミカルなナンバーもあるので、
アルゴミュージカルの「アイスクリーム応援団」に出てくる、○○青リンゴ~を思い出しました(笑)