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ヒロミダンスカンパニー ジュニアパフォーマンス 2004年6月感想

満足度星星星空星空星
公演時期 2004年6月27日
会場 相模大野 グリーンホール

感想

5月半ばから6月半ばにかけては観劇の予定が全くなかったので、久々のダンス鑑賞です。

男性的なストリート風なナンバー、長いドレスを着た優雅なナンバー、きらびやかなスパッツ(?)を履いたナンバー、体操着(?)のようなナンバー、ターザンのようなナンバーなどがありました。『ヒロミダンス』と言うと、優雅で趣のあるゆったりとしたイメージがあるのですが、ジュニア公演のためでしょうか?意外とヒップホップのような明るいナンバーが多かったです。

集団で出てくる場面もありますが、大多数による群舞ではなく、基本は年齢別に別れているため、ひとりひとりは把握しやすかったです。(後方から見ると、髪形がみなポニーテールで似ているため、判別難しいですが…)

ジュニアの発表会なので、ダンスレベルとしてはまだまだな内容です。後方から観た時は、バラバラな部分が多く見受けられました。ただ、個人個人では光るものがたくさんありました。気になった子の中には、名前と顔が一致できず、紹介できない方もいます。ご了承ください。

気になった子は・・・

梅澤菜奈子

出ている他のジュニアの子にはたいへん失礼とは思いますが、正直、梅澤菜奈子ちゃんの舞台だったといっても過言ではありません。一応、当サイトで清宮愛結花ちゃん、林愛夏ちゃんを掲載しているので、彼女たちに視線を向けなければいけないのですが、ど~しても菜奈子ちゃんに目が行ってしまいます。それほど、抜群のダンスでした。

いつもながら、彼女はほんとに素晴らしいです。彼女が出るナンバーは、ほとんどセンター。否が応にも視線は彼女に釘付け。ルックスが可愛らしいのは前々からですが、ダンスをしている姿がとても楽しそうで、観ているこちらも魅了されます。柔らかな腰つき、柔らかなダンス、足を上げる際の高い打点、何をやらせても光ります。身体は本当に柔らかく、柔軟性があることが一目でわかります。菜奈子ちゃんオーラが、舞台から観客席へとビシバシ伝わってきました。彼女は同性に凄い人気でした。次世代のエースであることは間違いありません。

林愛夏

さて、当サイト掲載女優、林愛夏ちゃんも、かなり頑張ってました!私的なイメージとしては、菜奈子ちゃんにつぐ存在感!(笑)彼女と同年齢のグループでは、間違いなくナンバーワンでしょう。超!目立っていました。同年齢グループでは、ほとんどセンターでしたから。掲載女優のため、甘くなりがちですが、客観的に観ても抜群でしたね!

前回の公演では骨折してしまい、出来はイマイチでしたが、今回はすごく良かったです!ダンスに切れがあるし(ヒロミダンスではこれがいいのかはわかりませんが)腰つきもスムーズ、足の上げる打点も高いです。もちろん、ダンスのレベルや、細かい部分の修正点は、まだまだたくさんあります。ただ、彼女の場合、それを差し引いても、笑顔の可愛さ、そして何よりもダンスをしている時の『やる気』が伝わってくるんですよ!これは凄く大事。『ダンスが楽しい~!』という雰囲気が伝わってくることで、こちらも、多少のミスも目をつぶってしまいます(笑)彼女のキャピキャピ(←死語かな?)の雰囲気も、ダンスナンバーに合ってました。その分、静かで穏やかなナンバーは、そのイメージがついているためか、まだまだかな~という感じです。

いずれにしても、現段階では、『やる気』が伝わってくるだけでいいと思います。観ていて本当に楽しいですから。ファン(←なのか?!)としては、これだけ成長した姿を見せてくれると、応援のしがいがあると言うものです。私的には超!大満足でした!ちなみに、この年齢で、同性ファンがたくさんついてます(爆)年齢を重ねるにつれて、『やる気』だけではどうにも対処できなくなります。そこからが、また彼女の課題でしょうね。

そうそう、愛夏ちゃんの右か左に踊っていた女の子、この子もひじょうに良かったのですが、誰だかわからないです(涙)

倉島ひかり

この子も菜奈子ちゃんに負けず劣らず美人です(汗)彼女は瞳の印象度が高いため、かなり目立ちました。もちろんそれだけではなく、表情が良いし、ダンスも機敏でしっかりしています。

鈴木杏奈

じつはちょっとだけ会ったことあります。たぶん、忘れてますけどね。けっこう、個性的な女の子です。でっ!今回、久々にじっくりダンスを拝見させてもらいました。なかなかいいですね~!普段とは違い(笑)すごく大人っぽいし、意外と(失礼!)スタイルもいいです!ダンスも機敏だし、すごくしっかりしています。前の方で踊っていることが多かったため、非常に目立ちました。普段と舞台上の姿にギャップがあると、よりいっそう印象度が高いです。私的には大満足です!

小石川茉莉愛

前回イマイチでしたが、今回はいいです!背も伸びたかな?前回よりも大きな印象を受けました。同年齢メンバー内では、かなり頑張っていたと思います。

矢部裕貴子

相変わらず、身体の線はすごく細いです。同年齢では一番細いかも。彼女は性格も良く、私は好きですね!見た目よりも、すごく明るい女の子です。柴原史佳ちゃんが、のほほん系のお嬢様だとしたら、裕貴子ちゃんは活発系のお嬢様という感じ。で、内容ですが、『う~ん』という感じでした。表情は強張ってるし、ダンスもテンポがずれることが多数。少し遠くから離れた場所で見ると、悪い意味で非常に目立ちます。彼女の実力からしておかしいな~と、鑑賞中ずっと思ってました。どうやら、体調が最悪だったらしいです。残念です。『森は生きている』の舞台に期待しています。

清宮愛結花

自分の感想としては、良い部分、頑張ってほしい部分があります。彼女が一番いいナンバーは2部最初のナンバーです。ピンクのキラキラの衣装でノリがいい曲。この時の愛結花ちゃんは、とっても可愛いし、踊っている時の表情も明るく生き生きしています。こういった曲の方が彼女に合っている感じがします。私的には、このナンバーの時の愛結花ちゃんが一番好きですね。

気になったところは、ターン・・・苦手だったかな?すこし重い印象を受けました。1部最後の『地球に乾杯』のナンバーでは、赤く長いドレスを着ているのですが、なんとなく、ダンスよりもドレスに振り回されている印象を受けました。淡々とした表情が多いので、『楽しさ』とまではいかくなても、『凛』とした表情を見せてくれると嬉しかったです。彼女もどうやら、体調が良くなかったようです。『森は生きている』のお稽古との兼ね合いのようですね。これは矢部裕貴子ちゃんも同様です。ただ、梅澤菜奈子ちゃんも『森は生きている』に出演しますから。言葉で『体調に気をつける』というのは簡単ですが、実際のところはなかなか難しいのが現状です。でも、頑張ってほしいな。

※敬称略