映画「藁の楯」の感想
録画していたのを今日見ました。
申し訳ないのだけれど、
ギャグ、コメディ映画。
面白い映画、という見方。
なんと言うか、ホラーのはずの「13日の金曜日」を、
「そんなバカな」といろいろ突っ込みながらみんなで見る感じ。
アレに似ている。
アクションとか、サスペンスとか、そういった深く考えさせる部分が、
私には伝わってきませんでした。
まず、なんと言っても藤原竜也が面白い。
いや、真面目に異常な殺人犯の演技をしているんですよ。
それが、爆笑してしまうぐらい面白くなってしまう。
ネタ的な存在になりつつある。
一度その固定観念が思考にとりつくと、
振り払うのは容易ではない。
私なんて「何だこれ」と思いつつ見ていました。
さらに、申し訳ないのだけれど、
松嶋菜々子の演技が下手くそすぎる。
おそらく、この役に合ってない、役になりきってないのだろうけど、
この役に関してはお話しにならないレベル。
私には何も伝わってきませんでした。
物語としては、いい脚本なんですけど、
真剣味というか、リアリティというか、何か伝わってこない。
それゆえのツッコミどころ満載のコメディ映画。
そう思うとめちゃくちゃ面白い。
1回で十分ですが。