田上大喜の受け答えは藤井聡太、羽生結弦に似ている
今日のテレ朝のモーニングショーを見ていて、
まずそれを感じた。
田上大喜(18)とは
当時高校2年生だった田上大喜さんの“蚊”に関する研究。「蚊に刺されやすい妹を助けたい」という思いからさまざまな実験を始めた田上さんは、蚊が靴下に反応して吸血行動を起こすことを発見。その結果、蚊に刺されやすい人は蚊に刺されにくい人より“足の常在菌”の種類が多いことが判明しました。
NewsWalker
けっこう有名です。
さらにプラスして今回わかったことは、
かなり小さいころは喋ることがうまくできず、
妹のマネをして喋ることができたとこのこと。
これは両親からの話しで、本人は子供の頃過ぎて忘れていました。
また、父親の会社の影響で、あちらこちら海外にいたことも判明。
そもそもの発端は、マレーシアでデング熱の対策として政府から蚊を排除していたことに対し、
「蚊も生きるために血を吸っているのに・・・」
ということから蚊の研究が始まったとのこと。
そして、今も知られているように自宅で4000匹もの蚊を飼いながら研究していました。
交尾、雄、雌を分けての研究で2~3時間かかり、しかもこれとは別に勉強をするので、
遊んでいる暇はなかったとのこと。
ちなみに今はコロンビア大学に入っていて、その中でも理系ベスト10に入るほど秀才。
コロンビア大学はオバマ元大統領やルーズベルト大統領も卒業している、
アメリカでも超有名で優秀校。
ノーベル賞受賞者を101名輩出し、日本だと湯川秀樹もここの卒業生です。
もひとつちなみに、いま自宅にいる蚊は妹が管理しているそうです(笑)
勉強が楽しいから遊ばない。
コメンテーターのひとりが、遊ぶことがあるのか問うと、
勉強、研究をしていることが楽しいので遊ぶことがないそうです。
やはり我々凡人とは発想が違う。
研究すること自体が脳内からドーパミンが発生し、楽しさに変わっているんでしょうね。
これが良い方向に進むと、このような研究につながっていくし、
別方向のベクトルにいくと悪巧みや殺人への偏った発想につながっていくのではと感じました。
理数系だけでなく文系も得意
田上公式「y=-127.6+4.20・x」yは「蚊に刺される回数」xは「肌の水分量(%)」
という公式を成り立たせたのも彼。
ここにいたるに様々な関数があり、高校レベルではなく、
高校の恩師の先生や独学での勉強から導きだしたとのこと。
これだけ理数系が凄いので文系は駄目だろうと思いきや、
読書家で、星新一賞ジュニア部門「子供が欲しいプレゼントが映る鏡」で優秀賞も授賞。
第2回 日経「星新一賞」公式ウェブサイト
何をやらせても凄いとはまさにこのこと。
受け答えは藤井聡太、羽生結弦に似ている
もひとつ言わせてもらうと、羽生善治にも似ている。
のらりくらりとしていて、ほんわか。
人を傷つけない喋り方。
敵を作らない喋り方。
簡単そうで、なかなかマネができない。
私も本当に見習いたい。
今の人は何でもかんでも攻撃的すぎる。
ひとつのことだけに集中して憤慨、怒り、争うのではなく、
大きな視野をもって心穏やかにしたいものだ。
今後
間違いなく、今後何かしらの研究論文を新しく発表してくれるでしょう。
期待したいです。