小池都知事、際限ない責任のなすりつけにあきれて苦笑

   

「民進党はこうやっていたんだと客観的に拝見した。自民党の知恵は、もめにもめ、議論し、決めたら従うんですよ。これまでの議論をみると、そうではないですね」

 小池氏の独裁的な党運営に憤る民進党出身者と、際限ない責任のなすりつけにあきれる小池氏。希望の党に合流しなかった安住淳元財務相は25日夜、両院懇の様子を側聞して周囲にこうつぶやいた。
 「これが民進党だよ。小池氏はもっと苦労するぞ」

思ったのだけれど、「希望の党」に当選した、

玉木雄一郎
柚木道義
小川淳也
松原仁

この人たちの言葉を聞くと、まずよく喋る。
論戦がうまい。
頭の回転も早いし、理路整然とまくしたてる。
自分の我が強く、自分の意見を曲げない。
それが凄くわかる。
頭が良いゆえの、エリート意識だと思う。
優秀すぎるというのは、こういうことだというのがわかる。

馬鹿になるってことはできないのかもしれない。
田中角栄がその急先鋒だと思う。
時代もありますが、小卒で総理大臣ですからね。
エリートとは真逆。
ここが彼らのような論客とは違う。

時に元民主党、元民進党の人は、
自民党のしがらみ政治、回りを見渡せば二世議員ばかり。
だからそれを一市民が打破する。

という意味合いだと思います。
一理はある。
親の地盤を引き継いで、後継者で名前だけの人形タイプの政治家がいることは事実。
それがしゃくにさわるから、自民党ではなく、他の野党から立候補する。

であるからこそ、地盤が無いこともあり能力に長けた優秀な人でないと選挙に当選できない。

だからこそ自分の理想、自分の信じる道が正しいと思いにかられ、
回りを見ることができない。一方向だけの論戦。

「自民党の知恵は、もめにもめ、議論し、決めたら従うんですよ。これまでの議論をみると、そうではないですね」

この言葉を読むかぎり、野党の議論はおそらく全員ひとりひとりが大きな個を持っていて、
議論がひとりひとり各人の方向にしかならないのではないか?と思います。
人の意見を聞こうとしない。
ある程度の方向性が決まっても、己が意志をつらぬき反対をする。
そういう人が多いのではないでしょうか?

ある意味、社民党、共産党は同じ方向性なのでそれがない。
野党は右から左、さらには細かい部分も違うので、まとまらない。
だからこその足の引っ張りあい。
蓮舫が代表を辞めたのも、他の人事に手を貸してくれないから。

小池都知事がいなければ、第二民進党。
何も代わり映えはしない。
立憲民主党と同じく、党の中に右も左もいる。
なんとなく「希望の党」も、この先の行方が見えた気がします。

小池代表が突き放したら、もう終わりでしょうね。
また名前を変えることでしょう。

だったら風呂敷を広げないで、
最初の離党したメンバーだけで戦い、ゆっくりと数を増やしていけば良かったとつくづく思う。
まっ、ある意味、国民にわかりやすく、民進党を分裂させたのだけが救いか。
産経ニュース

 - ニュース