小池知事のサプライズ。衆議院選挙出馬は?

   

東京都の小池知事は、若狭勝衆議院議員らが結成する新党について、党名を「希望の党」に決定したことを明らかにしました。

東京都の小池知事は記者会見で、「『希望の党』を立ち上げたい。これまで若狭さん、細野さんをはじめとする方々が議論してきたが、リセットして私自身が立ち上げるということだ。直接、絡んでいきたいと思っている」と述べました。

若狭勝氏が小池知事が「希望の党」という党名になり、代表になることを知ったのは数時間前。
何時間前?と記者に問われると「携帯が壊れた」という始末。
細野豪志も全く聞かされていたなかった。
おそらくは、小池知事の独断。
そしてリセット。
若狭氏が一院制と言っていた公約も御破算。
全てが小池知事のやりかた。
自分がやる公約を守れない者は出て行けというもの。
かなり厳しい。
個々の主義主張をもっていても、それは言えない。
でもまぁ、「選挙で勝つ」には仕方のないこと

「強力な政府を!強力な指導者を!社会に秩序と活力を!」
と言って、民主主義で当選したルドルフ・フォン・ゴールデンバウムは、
後に独裁政治へ意向。
「銀河英雄伝説」のヒトラーのオマージュでもあるのがこれ。
小池都知事は、見た目女性で温和だけれど、
芯はかなり強い。
メラメラとしたものを感じる。
自分の意見に賛成のものは引き入れるが、
切るときは一方的に切る。
言葉はたつが、詭弁にも思えてきた。
ひとりでやるぶんにはいいけれど、
他の人を率いて国政をとなると、国民の考え方は変わる。

いまだに「希望」ばかりで、詳細な政策は全く決まっていない。
「原発ゼロ」ではなく「原発ゼロへの工程をすすめる」
「消費税凍結」はいいが、そうなった場合の社会保障の財源は?
北挑戦問題で緊迫の今、日米安保のことも全く述べられていない。

公明党との問題もある。
衆議院議員選挙だと、公明党は比例が重要。
ここが「希望の党」とかぶる。
大打撃だろう。
都政は都民ファーストと公明で過半数をとれるので、
公明党が連携を解消すれば、都政が危うくなるのは確実。
だからこそ、またリップサービスで、
「首相指名選挙では、公明党の山口那津男さんで」なんて揺さぶりをかけている。

そもそも都知事と「希望の党」の代表が本当にやっていけるか誰もわからない。
否定的な意見もあるだろう。
そうなってくると、衆院選出馬もある。

また小池氏は都知事就任からまだ1年で、五輪や市場移転など問題は山積。「都政はしっかりやる」と知事辞職は否定したが、来月5日の都議会終了後、電撃辞職→衆院選出馬に踏み切るのではとの臆測まで流れる。日刊スポーツ

十分にありうる話。
何が起こっても不思議ではない。
そうなった場合の、国民の判断が問われる。

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