上西小百合衆院議員の記者会見を見ての感想

      2017/03/24

橋下さんの立ち回りがうまかった。

おそらく、基本、本人からある程度の言い分は聞いていたと思う。
ただ、自分は中立な立場として、一度マスコミの意見を聞いて、
考えをまとめたいと判断。
だから、最初にマスコミが橋下氏に意見を聞いても、
まずは上西議員に対して質問をしてほしいと話したのだと思う。

元弁護士ということもあって、非常に論理仕立て。
良い部分、悪い部分、バッサリ切る。
明日重要な採決をひかえ、かつ病気であるにもかかわらず、
三軒ショーパブやら居酒屋をハシゴしたのは言語道断。
本人が言い訳がましく言っても、本人がマイクを取り上げて、それはアウト。

また、採決当日、東京ではなく、大阪に行ったこともアウト。
大阪の実家に戻ったと思いきや、自宅でひとり。
東京の宿舎には食べ物がなく、大阪の自宅にならあるという、
よくわからない理由。
コンビニでもなんでもあるだろうに。
しかも、次の日はひとり家にいたという。
誰か呼ばなかったのか?

さらに次の日は、秘書やら応援している方と会った後、
秘書の実家に泊まる。
これが公務なのか、旅行なのかと問われると、
本人は公務と言いきるが、橋下氏は旅行と言いきる。
しかも秘書の男女の仲のことも言ってしまう。

上西小百合衆院議員は、とにかく気が強いのはこの会見でも明白。
謝りながらすぐに反論。何度も反論。
これに嫌気がさしたか、橋下が遮ることもある。
頭の良い橋下氏のことだから、彼女の性格をすぐに理解できたと思う。
こういう場合は、謝る一手なのに、彼女はそれができないタイプなのであろう。
必ず反論していた。

そして、マスコミの対応がどうであれ、
その時にとった行動、口調も橋下氏に言わせればアウト。
もちろん、秘書の対応も。

ただ、橋下氏もそれで終わるわけもない。
追及したのが関西テレビだけで、あえて2カメ対応、街中で追ったことに非難する。
さらには、このカメラクルーの中に、
上西小百合衆院議員と対抗する議員の応援をしていたことにも言及。
(関西テレビに言わせると、10年前の話しとのこと)

このあおりをくったのが、じつは秘書。
数年前から独身になっているため、不倫ではない。
しかも、一緒にいたのが、当初上西議員では?と思われていたが、
別の女性と泊まっていたことがわかってしまう。
今後は議員との関係もどうなるものか。

私的にもっとツッコミを入れてほしかったのは、
スマホでも、携帯でも、時間の履歴が残っている可能性があるのだから、
それをチェックしてほしかった。
また、新幹線ではトイレに何度も行っていたというが、
グリーン車とはいえ、他の人も使っているであろうに、
そんなに何度も行き来できたのか?
そして薬であれば、とんな薬で、いつ飲むのか?何錠飲むのか?
食事すらできないと言っているが、食後に飲む薬は無かったのか?

いずれにしても給料は国民の税金ですから、国民が見届けないといけない。
4日の昼に結論がでるようですが、「大阪維新」と「維新の党」とでの話し合いもあるので、
辞職は無いかな?
党員資格の停止、離党の勧告、この二つのうちのどちらかと予想。

朝日新聞
スポーツ報知
デイリースポーツ online

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